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コラム 2021.05.17

全国の賃貸オフィス・賃貸事務所の家賃(坪単価)相場【長崎県】


ハウステンボス・オランダ村・グラバー園など、観光資源豊かな長崎県は、IR誘致にも注力し、今後さらなる経済的飛躍が期待できるエリアです。今回は、長崎でオフィスを構えてみたい方に向け、長崎県の賃貸オフィス・事務所の家賃相場を紹介します。長崎県内で事務所を借りて事業を行う人が受けられる公的サービスもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

【目次】
1.長崎県の産業・経済における特徴は?
2.長崎県の賃貸オフィスは坪単価いくらが相場?
3.長崎県で事務所を借りて事業を行う人が知っておきたい制度
4.今回のまとめ

長崎県の産業・経済における特徴は?

長崎県は産業構造の層が厚く、幅広い業種が活躍しているのが特徴です。この県では、長崎・佐世保・五島・島原という4つの経済圏があり、それぞれに経済・産業の特徴に違いが見られます。
長崎経済圏は、第1次~第3次産業いずれも幅広く有力です。中でも、農業・漁業、電子部品・デバイス・電子回路製造業をはじめとした製造業、宿泊業・飲食業などのサービス業などが高い生産性を示しているのが特徴的です。なお、最近では医療・福祉サービスも大きく伸びています。一方、佐世保経済圏では、第1次産業と第3次産業が主要な産業です。サービス業は幅広い業種で生産性が高く、農業・漁業の生産性も秀でています。製造業では食料品製造が群を抜いて有力です。また、五島経済圏は漁業・水産業がさかんなほか、陶磁器・ガラス製品製造も主力産業として経済を支えています。経済圏の中でもっとも南に位置する島原は、農林水産業・複合サービス業とともに、食料品製造業が主要な産業となっています。
長崎は全域で水産物をはじめとしたグルメが豊富。アジ・ブリ・タイ類、フグ・イワシなどは例年全国トップクラスの水揚げ量を誇ります。そのため、食材に関連した製品開発など、ビジネスチャンスに出会える機会も多い土地柄といえるでしょう。

長崎県の賃貸オフィスは坪単価いくらが相場?

長崎県では、県庁所在地である長崎市を中心に賃貸オフィス・事務所が多く立地しています。油屋町・銅座町などは物件数が多く、幅広い規模のテナントを見つけることができるでしょう。
長崎市内の賃貸オフィス・事務所の家賃相場は、坪単価5,000円~10,000円程度が目立ちます。長崎全体で見てみると、坪単価4,000円~4,500円ほどが平均的な家賃といえます。

長崎県で事務所を借りて事業を行う人が知っておきたい制度

長崎県では、県内で創業・起業する人を段階に応じてきめ細やかにサポートする体制が整っています。商工会議所や中小企業診断士協会とともにさまざまな金融機関がチームを組み、「創業サポート長崎」と称して中小企業を中心に支援しているのです。たとえば、商工会議所では、経営指導員による事業計画の立案方法から販路開拓・商談など実務談まで、それぞれの企業ごとの課題を相談することができます。
また、産業振興財団では、起業に関心のある若い世代などに起業経験者や仲間との交流の場を提供。ほかにも人材育成や実務上のノウハウ伝承を目的として「NAGASAKI起業家大学」を主催しています。創業サポート長崎のメンバーそれぞれが工夫を凝らし、創業したい人や経営上の課題を抱える人を多角的に支援しているのが長崎県の特徴です。

今回のまとめ

長崎県は、豊かな観光資源やバランスの取れた産業構造を持ち、ビジネス拠点とするにはたいへん魅力のある地域です。事業者に対しての公的サポートも手厚く、初めて起業する人でも安心して専門家に相談できる環境が整っています。賃貸オフィス・事務所も豊富で価格帯も幅広いのが特徴です。長崎エリアで事業を立ち上げたいとお考えの方は、ぜひ理想のオフィスを探してみてください。

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