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コラム 2021.04.08

海外進出!オフィス・事務所を海外で借りるときの注意点【オーストラリア編】

オーストラリアは南太平洋にある国で、日本との距離は6851kmです。直行便を利用すれば、最も近いケアンズまで約7時間で到着します。オーストラリアの基本情報や、オフィスを借りる際に知っておきたい注意点などを見ていきましょう。

【目次】
1.オーストラリアの基本情報
2.オーストラリアのオフィス事情
3.オーストラリアでオフィスを借りる際の注意点
4.今回のまとめ

オーストラリアの基本情報

オーストラリアはオセアニアにあり、オーストラリア大陸本土と周辺の島々から構成されています。人口は約2500万人となっていて、首都キャンベラ・シドニー・メルボルンなどの都市部に集中しています。
GDPはプラス成長を続けており、新型コロナウイルスが発生するまで、29年間連続で成長してきました。景気は回復に向かっており、今後も安定した成長率が期待できるでしょう。オーストラリアと日本は古くからビジネス上の協力関係が深く、日本は米や石炭を輸出し、オーストラリアから羊毛を輸入するなど、双方向で貿易してきた歴史を持っています。オーストラリアに進出している日本の企業は多く、現在も貿易や観光などで友好な関係を続けていることが特徴です。日本語を学んでいる人も多く、日本の多くの都市と姉妹都市や姉妹校などで結ばれ、親密な交流が続けられています。

オーストラリアのオフィス事情

シドニーは約530万人もの人々が暮らす、オーストラリア最大の都市です。外国からビジネスや留学などで移住してくる人々の約70%は、シドニーかメルボルンで住居を探すことが分かっています。主要都市の家賃は東京とそれほど変わりないくらいに高額です。
シドニーのシンボルは305mの高さを誇る「シドニータワー」です。中心部にあるビジネス街は「シティ」と呼ばれ、「マーティン・プレイス」と呼ばれる通りには連邦準備銀行・官庁・日本領事館などが立地しています。ビジネスエリアはマーティン・プレイスより北に多く立地していることが特徴です。
市内は電車やバスの交通網が発達していて、シティからであれば約10~15分間隔で電車が発着しています。日本と同じで早朝や夕方はラッシュが起こり、たくさんの乗車客で混雑するでしょう。

オーストラリアでオフィスを借りる際の注意点

オーストラリアでは、ビジネスでオフィスや店舗を借りるとき、家主と賃借人それぞれが弁護士を雇い、契約交渉と締結をすることが一般的です。契約内容やリスクに対するアドバイスを受け、賃借人に不利な条項やビジネスをする上で厳しい条項がないかをチェックしてもらいます。期限を定めた賃貸借契約が一般的となっていて、期限が来れば賃貸借は終了です。
オーストラリアの賃貸契約に関する法律は州ごとに異なります。最低賃貸契約期間が6カ月となっており、1年契約となっている場合が多いですが、物件によって異なるので確認しましょう。契約期間の途中で退去する場合「違約金」が必要となります。賃貸契約期間満期日の2週間前までには、契約更新をしなければなりません。入居の際は、家賃3~6カ月分の敷金が必要になることが多いでしょう。

今回のまとめ

オーストラリアは経済が安定していることが特徴で、人口も伸びていることから今後も市場は拡大していくと予想されています。人口はシドニーやメルボルンなどに集中し、外国からビジネスや留学に訪れる人々の数も少なくありません。主要都市の一等地の家賃は東京とそれほど変わりなく、家賃に関するお得感はないでしょう。オーストラリアではオフィスや店舗を借りるとき、家主と賃借人それぞれが弁護士を雇い、契約交渉と締結をすることが一般的です。賃貸契約に関する法律は、州ごとに異なることも押さえておきましょう。

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