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コラム 2021.03.29

オフィス・事務所の賃借人が度々賃料の支払いを遅れる場合の対処法

オフィスや事務所を貸しているオーナーに起こる可能性があるトラブルといえば、賃借人による滞納問題です。賃料の支払いが遅れることが初めてという場合は、支払いし忘れていた場合もありますが、度々遅れるのであれば悪質な場合もあります。どちらにせよ、早めに対応することが重要です。今回は、度々賃料の支払いが遅れる賃借人への対処法について、ご紹介していきましょう。

【目次】
1.度々賃料の支払いが遅れる場合は、早めに対応する
2.家賃保証会社の利用も考える
3.今回のまとめ

度々賃料の支払いが遅れる場合は、早めに対応する

賃借人が度々賃料の支払いを滞らせているという場合は、早めに賃借人に連絡をすることが重要です。支払いが遅れたのは、今回が初めてという場合は気づいたら支払期日を過ぎてしまっていたという可能性もありますが、何度も支払いが遅れている場合は今後も支払いが遅れる可能性はおおいにあります。
また、連続して家賃が支払えていない場合、会社に賃料を払える余裕がないという可能性もあるでしょう。ずっと賃料の支払いがないままで、放置していますと、回収が難しくなってきてしまいますので、早めに賃借人に連絡することです。いきなり賃借人に出て行ってもらうということは出来ませんので、ご注意くださいませ。

賃借人に電話や書面で連絡する

期日までに賃料が支払われなかった場合、すぐに電話や手紙などで賃料が未払いであることを、連絡しましょう。度々支払いが遅れているのであれば、支払い忘れではない可能性もありますが、放置しておくのは良くありません。滞納している期間が長期間になれば、回収するのも困難になってきてしまいます。

賃借人に何度か賃料の未払い連絡をしても、支払ってくれない場合は?

未払いの賃料があることを、賃借人に何度も連絡したにもかかわらずまだ支払われない状態が続いている場合は、賃借人が支払うつもりがないということも考えられます。支払うつもりはあるけれど今すぐ全額を支払うのが難しいという場合は、分割で支払ってもらうという相談ができる可能性もあります。
一方、賃料を支払うつもりがなく何度も連絡をしても対応してくれない場合は、督促状を「内容証明郵便」で送ることも検討しなければいけないでしょう。「内容証明郵便」とは、その名の通り、どういった内容で送付したかを証明する郵便です。この郵便を送付することで、賃借人に督促状を送っていたことが証明されますし、賃借人も危機を感じ支払いをしようと思ってくれる可能性もあります。

家賃保証会社の利用も考える

一般的な家だけではなく、オフィスや事務所を貸す場合でも、家賃保証会社の利用を検討してみると良いでしょう。賃借人に貸し出す際に、家賃保証会社の加入を条件に入れておきます。そうすることで、賃借人がもし賃料を滞納してしまったとしても、家賃保証会社が代わりにオーナーに賃料を支払ってくれるのです。賃借人が毎回きちんと支払ってくれるか心配という場合は、家賃保証会社の加入を条件にすることをおすすめします。

今回のまとめ

家賃の滞納は、オーナーにとって悩ましい問題ではありますが、「家賃保証会社の加入を条件にする」などして対策することも可能です。一般的な家だけでなく、オフィスや事務所の場合も、家賃保証会社を利用することで、オーナーの負担を軽減できる可能性もあるのでおすすめになります。
また、度々賃料の支払いを遅らせてくる賃借人がいる場合、期日までに支払われていなかったら、すぐに賃借人に連絡することが重要です。賃借人が支払いを忘れてしまっていた可能性もありますし、全額は難しくても分割での支払いは可能な場合もあります。急に追い出すことはできませんので、まずは、賃料が未払いであることを電話や書面などで連絡しましょう。

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