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コラム 2021.03.16

賃貸オフィス・賃貸事務所の内見で必ず確認すべき事項


条件に見合うと考えられる賃貸オフィス・賃貸事務所であっても、本当に納得できる物件であるかどうかは実際に現地で確認してみなくてはわかりません。今回は、物件選びの重要なプロセスである内見で必ず確認すべき事項をご紹介します。

【目次】
1.内見で必ず確認すべきポイントは?
2.今回のまとめ

内見で必ず確認すべきポイントは?

物件の内見時に必ず確認しておきたいポイントには、次のようなものがあります。

共用部の状況

ビル入居者が共同で利用する共用部は管理会社の担当範囲です。清掃は行き届いているか、適切にメンテナンスされているかといった点をしっかりと確認しましょう。共用部の管理状態が良くないビルは、管理体制自体に問題がある場合も多いため、ビル全体を総合的に評価する意味でも共用部の確認は重要といえます。会社イメージにも関わってくるエントランスの清潔感、社員の満足度に直結しがちなお手洗いや給湯室といった水周りの充実度などのほか、ゴミ置き場がグチャグチャに汚れていないかといった点にも目を配りましょう。
なお、男性トイレと女性トイレの両方を確認できるよう、男女での内見がおすすめです。

エレベーターの稼働状況

オフィス・事務所へのアクセスに毎日利用することになるエレベーターの稼働状況が思わしくないと、大きなストレスとなってしまいます。ビル内の勤務者数に対してエレベーターの稼働台数が十分かどうかだけでなく、朝の出勤時やランチタイムなど人の集中する時間帯の混雑具合も確認しておきましょう。

天井の圧迫感、眺望など

天井高や窓の有無などは図面上でも確認できますが、体感的な部分や窓の外の眺めは、実際にフロアに立ち入ってみないとわかりません。天井に圧迫感がないか、窓はあってもすぐ隣のビルの壁が見えるだけで息の詰まる感じがしないか、あるいは眺めは悪くなくても近隣ビルから丸見えとなっていないかといった点をチェックしましょう。

柱、梁、消防設備、空調などの位置

天井までの間仕切りを立てたり、高さのあるキャビネットを並べたりする場合などに問題となってくるのが柱や梁の有無、火災報知器や空調の位置などです。たった1cmはみ出しているだけでも希望レイアウト通りにできない可能性がありますので、メジャーを持参して図面と照合しながらしっかりと確認しましょう。

駐車場の様子

駐車場の車の出し入れのしやすさや管理状況は、特に営業担当者が頻繁に車で外出するような職場の場合、日々の業務効率に影響します。車同士の距離が近すぎて乗り降りしづらくないか、機械式駐車場であれば出入庫に時間がかかりすぎないか、空き缶や吸い殻などのゴミが散乱していないかといった点を確認しましょう。

周辺環境

オフィス・事務所そのものだけでなく、周辺環境や周辺施設も勤務環境の一部といえます。最寄り駅からのルートや、周辺道路の混雑具合に問題はないでしょうか。また、業務で利用することもある銀行や郵便局、何かと便利なコンビニ、昼食に困らずに済む飲食店やお弁当屋さん、来客が利用できるようなコインパーキングなどが近隣にあるかも確認しましょう。日が暮れると様相が一変するような地域もありますので、そういった目線でのチェックも必要です。

外観

ビル外観は、ビルの機能自体には影響しませんが、会社イメージには大きく影響します。来客の目にまず入るのが外観です。たかが見た目の問題と考えず、ある程度の見栄えの良さがあるかどうか、外壁や窓がきちんと清掃されているかを確認しましょう。また、毎日出勤する社員のモチベーションにも関わってくるため、来客がほとんどない業種だからといってなおざりにしても構わないというわけではありません。

今回のまとめ

内見は、単なる比較検討の材料とするためだけでなく、「こんなはずではなかった」という事態を避けるためにも欠かせません。確認すべき箇所を漏れなく確認し、新たなオフィスでの快適な勤務環境を実現したいですね。

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