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コラム 2021.01.26

駐車場を利用する場合のオフィス・事務所の選び方


公共交通機関の利便性が悪い地域や、車社会が定着している地域では、車通勤が欠かせない光景が見られます。また、社員は電車通勤をしている企業でも、来客用として駐車場を確保しているところが増えているのです。
このように、駐車場が必要な企業にとって、オフィスや事務所を探すときのチェックポイントとして、どのような点に気をつけると良いのでしょうか。

【目次】
1.本当に駐車場が必要か考える
2.駐車場の種類を考える
3.情報収集を心がける
4.今回のまとめ

本当に駐車場が必要か考える

オフィスの立地によっては、車がないと営業に行きにくかったり、出勤しづらかったりする地域があります。ただ、車以外の手段(シャトルバスなど)が確保できるのであれば、駐車場が確保できなくとも代替手段で対応できるかも知れません。また、近隣にコインパーキングが多い立地では、来客用の駐車場であれば、敷地内に駐車スペースを設けたり月極駐車場を確保したりするよりも、コインパーキング駐車場に駐車してもらい駐車場代をこちらで負担した方が、駐車場を確保するコストを削減できるでしょう。
駐車場が近隣に確保できるオフィスは、地域によってはかなり条件にばらつきがあります。郊外であれば、敷地内に確保できる可能性もありますが、ビル街の中ではコインパーキングが常に満車という場所も多いのです。地域性や来客の有無を考えて、駐車場が必要かどうかを精査すると良いでしょう。

駐車場の種類を考える

オフィス物件を探すときに、駐車場を一緒に借りる場合、ビルに併設されている駐車場は平置きと機械式の2種類が主流となっています。平置き駐車場は、車高を気にしなくとも止めやすい点や、荷物の出し入れがしやすい点などがメリットにあげられます。一方で、雨の時に乗り降りが大変なことや、土地を多く確保するため駐車場の利用料が割高になるデメリットもあります。
機械式駐車場は、屋内での保管となるため車が汚れにくいことや、セキュリティ対策がしっかりとられていることなどの利点があります。その反面、サイズ制限があることや、入出庫に時間がかかるなどの欠点もあるのです。また、機械のメンテナンスや急な故障などが起こったときに、車の出し入れができなくなる恐れがあることも覚えておくと安心です。
近年では、駐車場の場所を分散させて借りるオフィスも増えてきました。これは、リスクを分散させたり、利便性を高めたりする目的があります。機械式の駐車場のみ借りると、複数台数の入出庫にかなりの時間を費やしてしまいます。また、先ほどご紹介したように、入出庫できなくなる事態が起こることを想定したのも理由のひとつであり、この傾向は東日本大震災以降多く見られるようになってきました。

情報収集を心がける

駐車場を確保してからも、周辺で条件の良い駐車場が新設されていないか、既存の駐車場で使い勝手が良い場所の空きが発生していないかなど、常に情報を集めることも大切です。条件が合い、コスト削減ができそうであれば、1台からでも契約してみることをおすすめします。駐車場を探している時点では建物が建っていても、その後取り壊されて跡地が駐車場になったり、反対に駐車場だったところにビルが建てられたりと、土地利用の状況は刻々と変化していきます。これらの情報は、Webなどでは見つけられないこともあるので、ビルオーナーなど地域事情に詳しい人に尋ねるのも良いでしょう。

今回のまとめ

企業ごとの事情や立地によって、適した駐車場の形式は異なります。企業の現状と照らし合わせながら、オフィスと駐車場を組み合わせて考えてみてはいかがでしょうか。

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