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コラム 2020.12.16

オフィス・事務所に必要な防犯対策とは?


「事務所荒らし」という言葉があるように、オフィスや事務所を狙った犯罪は後を絶ちません。オフィスには、金庫が保管されているところも多く、犯人の標的になってしまうケースもあります。犯罪の被害に遭わないようにするため、事前に対策をとることが重要です。具体的に、どのような対策をとるのが有効的なのでしょうか。

【目次】
1.オフィス目当ての窃盗はおよそ13%
2.2階以上であっても油断は禁物
3.すぐにできる防犯対策をご紹介
4.今回のまとめ

オフィス目当ての窃盗はおよそ13%

警視庁が発表している「住まいる防犯110番」によると、令和元年における侵入窃盗の発生場所のうち、一般事務所は13.1%であり、戸建住宅の43.9%に次いで多くなっています。オフィスは、夜間や休日は無人になることがほとんどで、窃盗犯にとって格好のターゲットとなります。テナントビルに入っているオフィスであれば、正面から入っても怪しまれることが少なく、ビルに入れば複数のオフィスを狙えるため、好都合となってしまうのです。
窃盗の被害に遭う物品として、多く見られるのは現金・金庫・OA機器などですが、パソコンやノートパソコンなども狙われる確率が高い物品です。機器自体も売れるほか、中に個人情報が入っていた場合に名簿業者などに売られてしまう可能性もあります。さらに悪質な例では、何も盗まなくとも放火して逃げ出すケースもあり、オフィスそのものがなくなってしまってしまう危険性もあるのです。

2階以上であっても油断は禁物

テナントではない、一般的なオフィスビルでは、2階以上ならば施錠していれば大丈夫と思われるかも知れません。しかし、2階以上であっても油断は禁物です。バルコニーもしくは足をかけられる場所がある、ハシゴが置いてある、登りやすい木の近くにあるなどのビルでは、狙われる可能性が十分にあるのです。

すぐにできる防犯対策をご紹介

オフィスの窃盗を防ぎ、防犯対策を徹底するために、企業が行うことができる手法はたくさんあります。

戸締りを確実に行う

防犯対策の基本ですが、誰かが戸締りしてくれただろうと思ってしまうケースもあるのか、件数は少なくないのが現状です。担当者を決めるなどして、社員全員で徹底しましょう。

ドアやガラスを、防犯性の高いものに変更する

ガラスを防犯ガラスに変えたり、防犯フィルムを貼ったりすることで、窃盗犯がガラスを割るリスクを減らすことができます。網入りガラスや強化ガラスは、災害時のためのガラスですので、用途の違いに注意しましょう。

防犯カメラ・監視カメラを活用する

防犯カメラは、窃盗を未然に防ぐためのカメラであり、監視カメラは犯人を特定するためのカメラです。

防犯性の高い金庫を使う

金庫を簡単に持ち出すことができないように、ボルトなどで床に固定しているものや、車止めをつけているものを使いましょう。鍵が複数ついている、丁番が丈夫であることなども重要です。金庫の中にセンサーを設置し、異常時に管理者へ自動通報されるようにしておくと、即座に対応できて安心です。

侵入検知センサーなどを導入する

レーザーを当てて対象物を識別する、遠赤外線を感知するなど、センサーの種類は増えています。予算やオフィスの規模などに合わせて、最適なものを選びましょう。

入退室システムを設置する

入退室専用のカードリーダーを設置し、施錠後に関係者以外がオフィスエリアへ入室できないようにするのも、有効な手段です。

今回のまとめ

オフィスの防犯対策を講じることは、企業価値を上げることに繋がります。ここでご紹介した防犯対策はほんの一例ですので、できることから実践していくようにしましょう。

参考記事1

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