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コラム 2020.10.10

業種別で紹介!オフィスの空間デザインで大切な3つのポイント「士業」編

士業(弁護士、税理士、行政書士、社会保険労務士、建築士、弁理士など)を営む時は、オフィスの空間デザインや立地により大きく印象が変わってきます。これらの工夫次第で、依頼をするお客様の不安感も取り除けるのです。初期費用なども考慮しつつ、より優れたオフィスを作り上げなければなりません。
今回は、士業のオフィス作りで大切な3つのポイントについて解説します。

【目次】
1.物件の外観で第一印象が決まります
2.顧客獲得のためには住所も重要
3.応接室や会議スペース、セキュリティ機能は必須
4.今回のまとめ

物件の外観で第一印象が決まります

信頼性が強く求められる士業では、オフィスの外観で印象が9割型決まるといっても過言ではありません。お客様は、「本当にこの事務所に依頼をして大丈夫か?」という不安感を常に抱いているからです。最近は、グーグルマップで簡単に建物の外観を調べられるため、その情報だけで依頼するかどうかを決めるお客様もいるかもしれません。
物件にはオフィスビル、マンション、アパートなどがありますが、この中ではビルが1番安心感や信頼感があります。高層ビルの場合は、上層に行くほど高級感も演出できるでしょう。一方、アパートの場合だと、お客様に「こんなところに入居している事務所が信用できるのか?」と不信感を抱かれる可能性が高くなります。マンションの1階のテナントという方法もありますが、ある程度大きく清潔感のある物件でなければなりません。
さらに、士業に合わせたカラーリングも考慮するとベストです。たとえば弁護士では、無彩色・黄色・赤色・橙色といった明るいカラーが向いています。逆に、暗いカラーだと息苦しさを与え、相談しにくくなるのです。外観はもちろん、内装デザインも明るいカラーに統一しましょう。

顧客獲得のためには立地も重要

士業で顧客を獲得するためには、立地にも気を配る必要があります。交通の便が悪い場所だと、お客様が気軽に相談できなくなるからです。なるべく駅が近い場所や、大きな道路に近い場所だと、お客様も訪問しやすくなるでしょう。
また、いわゆる一等地に近いほど、お客様の抱く印象もよくなります。たとえば愛知県の場合、多くのお客様は名古屋駅や栄駅といった主要駅をまず探すでしょう。岐阜県なら岐阜駅、三重県なら津駅や四日市駅など、なるべく県や市の中心地に近い場所を選ぶのがおすすめです。そして、周辺に大手企業の入ったオフィスビルなどがあると、さらに安心感が高まります。逆に、いわゆる夜のお店などが多い場所や治安の悪い場所に事務所を設けると、お客様が不安を覚えるかもしれません。そのような場所で生活する方をメインターゲットにするのでもない限り、なるべく避けるのがおすすめです。

応接室や会議スペース、セキュリティ機能は必須

士業のオフィス作りでは、内装ももちろん重要です。事務所の応接室が狭かったり、物がごちゃごちゃあったりすると、お客様が不安になります。白など明るい色で統一されたデザインで、ソファを設けた基本的な応接室がいいでしょう。
一方、士業というと堅苦しいイメージを抱かれがちなので、天井やスペースが広いゆとりある空間を作るのがおすすめです。お客様との話の内容が外に漏れないよう、防音室にするなどの配慮も必要になります。お客様が複数で来る場合もあるので、4~6名ほど座れるスペースも確保しましょう。
そして、セキュリティも考慮する必要があります。士業ではお客様の個人情報を預かることになるため、万が一紛失などした場合は信頼関係を失ってしまうでしょう。書類を厳重に保管できるスペースを用意した上で、入口に防犯カメラ、24時間セキュリティサービス、入退室記録システムなどを設置してください。

今回のまとめ

オフィスの空間作り次第で、お客様が受ける印象は大きく違ってきます。ホームページがあるなら、オフィスの外観や内観の写真を掲載することで、お客様により安心感を与えられるでしょう。最近ではレンタルオフィスやシェアオフィスもあり、選択肢も増えています。コストを考慮しつつも、お客様に安心していただけるオフィスを作り上げましょう。

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