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コラム 2023.07.07

平針・赤池エリアでSDGsに配慮した賃貸オフィスを探す時のポイント


SDGsという言葉をよく耳にするようになって数年が経過しました。日本国内でも多くの企業がSDGsに積極的に取り組んでいます。「地球温暖化に対する脱炭素化」については、多くの企業が関心を持ち、積極的に取り組んでいるのではないでしょうか。
オフィスビルはCO2の排出量が高いため、CO2の削減や脱炭素化が求められており、2030年度までに51%削減するといった目標が設定されています。賃貸オフィスのオーナーはもちろん、入居者側にも脱炭素社会を見据えた選択が求められる時代になってきました。
ここでは、平針・赤池エリアでSDGsに配慮した賃貸オフィスを選ぶ際のポイントや、優れた断熱性能を持った建物の探し方などを解説します。

SDGsのために太陽光発電装置が設置されたオフィスを探す

SDGsの17の目標に対して、不動産関連企業の取り組み事例をご存じでしょうか。
大手不動産会社を中心に、新築ビルにおいては環境負担軽減・省エネ性能を重視したオフィスビルの開発や供給が平針・赤池エリアでも進んでいます。

環境配慮型オフィスビル

ZEB(ゼブ)とは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費するエネルギーをゼロにすることを目指した建物のことです。オフィスビルや商業施設において、エネルギー起源のCO2排出量を、2030年までに2013年度比51%削減するといった目標が設定されています。そのため、建物でのエネルギー消費量が大きく削減できるZEBの普及が求められているのです。

太陽光発電装置設置のオフィス

再生可能エネルギー由来の電力を導入する賃貸オフィスも増えてきました。東京都心エリアを中心とする各地で、大手不動産会社が自社ビルだけではなく、テナント企業でも急ピッチで導入を促進しています。
地方のオフィスビルでも、屋上に太陽光発電装置の設置を検討する動きも多く見られます。
脱炭素を推進する企業にとって、入居する賃貸オフィスの電力が再エネ由来かどうかは重要なポイントです。自社の経営理念にSDGsの取り組みを掲げている場合、再エネ電力を使用できるか否か、重視して検討すると良いでしょう。

平針・赤池エリアで環境への配慮を重視して設計された建物を見つける

環境に配慮した建物を『サステナブル建築』と呼びますが、具体的には環境や地域に配慮し、生態系を守りながら耐久性に優れた建築物を構築し、長期に利用できる建物のことです。ここでは、平針・赤池エリアで環境に配慮した建物を探す際のポイントをご紹介します。

快適な室内環境

室内環境を維持することで、エネルギー消費量を抑えCO2削減を目指す建築技術があります。
例えば、二重構造ガラスを採用することで、外部からの熱負担を軽減し、窓際用の空調機を不要にすることが可能です。屋上や屋根に断熱材を塗布することで、日射による室内温度の上昇を低減。窓の外にひさしをつけることで、直射日光が室内に入りにくいなど、様々な取り組みがされています。
平針・赤池エリアで賃貸オフィスを内覧する際には、空調環境だけではなく、構造上の面にも注目してみてください。

屋上緑化

平原・赤池エリアには、屋上に花壇や畑を作るなど、屋上緑化に取り組んでいるオフィスビルが点在しています。例えば、壁面を利用してグリーンカーテンをするなど、環境にも目にも優しい取り組みです。こうした屋上緑化への取り組みも、平原・赤池エリアで環境に配慮した建築物を選ぶ際のポイントの一つだと言えるでしょう。

平針・赤池エリアで環境配慮型オフィスを探すには?

都市部にはサステナブル建築が増えてきていますが、平針・赤池エリアのような郊外にはまだ少ない印象があります。そのため『サステナブル建築』や『環境配慮型オフィス』といったキーワードで賃貸オフィスを探すのは難しいかもしれません。
しかし、前述したような二重構造ガラスを採用しているオフィスは平針・赤池エリアにも多く点在しています。エアコン効率の向上に配慮したオフィスの構造や立地条件なども、内覧時に確認してください。

冷暖房を効率的に使用できる優れた断熱性能を持っている建物を探す

ビルの建物自体の構造によっても、室内空間の快適性は大きく左右します。賃貸オフィスを探す際には、断熱性能が高いところを探すことが大切です。ここでは、断熱性能が高い賃貸オフィスを探す際のポイントをご紹介します。

断熱材をしっかりしている建物を見極める

断熱材は外気に接する「床」「壁」「天井」に設けます。ビルやマンションの場合、隣戸に接している部分は外気と考えません。
外気に触れる部分に断熱材が隙間なく施しているかどうかを見極める必要があります。
建物を見るだけでは判断できないため、賃貸オフィスのオーナーや、管理する不動産会社の担当者に確認すると良いでしょう。
「設計住宅性能評価」を見せてもらうことも、有効な方法の一つです。ビルやマンションの品質や性能が一目で分かる証明書のようなものなので、平針・赤池エリアで賃貸オフィスを契約する前に確認すると良いでしょう。

ビル内の位置に注目

賃貸オフィスをビルのどの位置に入居するかも、大切なポイントです。
上下階・両隣に他のテナントや企業が入居している、すなわち、自社オフィスがビルの中心部分に入居する場合は、隣戸が断熱材の役割を果たしてくれます。ビルやマンションで省エネ性が最も高くなるのがこの位置にあるテナントの特徴です。
最上階は天井面が太陽の直射日光による熱気で、室内温度が上昇する可能性があります。また、最下階は冬場の床下からの冷気に注意しなくてはなりません。
平針・赤池エリアで賃貸オフィスを探す際には、該当の部屋がビル内のどこにあるのかに注目してみるのもポイントです。

今回のまとめ

平針・赤池エリアでSDGsに配慮した賃貸オフィスを探すポイントを解説しました。企業が行うSDGsの取り組みは、多岐にわたります。環境に優しいビルに入居することもその一つだと言えるでしょう。
ただし、建物自体に注目するだけではなく、身近なことから対処することも大切です。ペーパーレス化、地球に優しい製品の利用、働きやすいオフィスレイアウトの検討など、コストをかけずに取り組めることは豊富にあります。
平針・赤池エリアで環境に配慮した賃貸オフィスを探す際にも、まずは自社の事業内容や経営方針などを考慮した上で、対応できる取り組みから始めてみると良いでしょう。

名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業でございます。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めております。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ございますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者さまは、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

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