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コラム 2021.12.04

愛知県の貸店舗・テナントに関する助成金・補助金【東郷町】

貸店舗やテナントを借りて事業を行う際には、何かと初期費用がかさみがちです。経済的な負担を軽減させるため、利用を検討したいのが助成金や補助金制度でしょう。助成金は厚生労働省の管轄で、補助金は経済産業省の管轄です。また、条件さえ満たせば支給を受けることができる助成金に対して、審査が必要な補助金という違いはありますが、いずれも返済が不要なのが大きなメリットです。この記事では、愛知県東郷町の貸店舗・テナントに関する助成金・補助金について解説します。

【目次】
1.助成金・補助金にはどのような種類があるのか
2.東郷町の特徴
3.東郷町で申請可能な貸店舗・テナントに関する助成金・補助金
4.今回のまとめ

助成金・補助金にはどのような種類があるのか

助成金や補助金は、国や地方公共団体、そして民間団体が請け負っており、原則として返済は不要です。助成金は、雇用の維持や促進を目的とした「雇用調整助成金」や「中途採用等支援助成金(中途採用拡大コース)」などが一般的です。助成金は、受給申請期間が比較的長期間にわたっていることが特徴です。
一方、補助金には、商品の宣伝やホームページ開設時などの経費の一部を負担してもらえる「持続化補助金」や、IT導入により業務の効率化を促進する「IT導入補助金」などがあります。助成金とは異なり、事業期間が終了した後に、報告書や補助金の使途を証明する種類などの提出が求められます。また、申請期間が約1ヶ月程度と短いことも特徴でしょう。

東郷町の特徴

東郷町は、愛知県の中部にあり愛知郡に属している町です。名古屋市と豊田市の中間にあるため、両市への通学や通勤圏であり、住宅地開発が盛んです。緑あふれる自然と水に恵まれた東郷町には、ボート大会が盛んに開催される愛知池があり、町民スポーツとしてボートで競うレガッタが有名です。昔ながらの地元の商店などが色濃く残っている一方で、飲食店を中心にチェーン店も多数あります。
また、2020年9月に「ららぽーと愛知東郷」がオープンしました。オープン当初、201店舗のうち36店舗が愛知県初出店で、家族連れや若い世代にも人気を博しています。町内の店舗内訳をみると、大型店舗はららぽーと愛知東郷1店舗のみで、小売店数187店舗、飲食店数84店。空き店舗には、役場前という好立地な物件や視認性がよいロードサイド沿いの店舗もあるようです。

東郷町で申請可能な貸店舗・テナントに関する助成金・補助金

東郷町では、令和3年10月現在、貸店舗やテナントに関する助成金や補助金制度はありません。補助金として利用可能なものとしては、事業に際して一定の融資を受け、かつ信用保証料を一括で払った事業者に対して、信用保証料あるいは利子の一部を補助する制度があります。該当する融資は「サポート資金(セーフティネット)」、「小規模企業等振興資金【マル振/マル小】」、小規模事業者経営改善資金【マル経】の3つです。
それぞれ信用保証料の6割まで、同一年度で20万円までの補助金が受けられます。サポート資金(セーフティネット)は、運転資金や店舗賃貸の不動産初期費用などの設備資金も融資対象となるため、利用を検討してもいいでしょう。

今回のまとめ

貸店舗やテナントを借りる際は、敷金、礼金、保証金など家賃とは別にまとまった初期費用が発生するものです。そのため、運転資金に余裕を持たせるためにも、貸店舗やテナントに関して利用できる助成金や補助金があれば、一度確認しておくといいでしょう。また、事業用物件を探す場合、立地はもちろんのこと、地域情報なども考えたうえで決めることが大切です。東郷町でテナント探しをしている方は、名古屋周辺の賃貸物件に強いオフィッコスにお気軽にご相談ください。

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