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コラム 2021.05.20

賃貸オフィス・賃貸事務所でペットを飼うことはできるのか


職場に犬や猫といったペットがいることで、社員のストレスが軽減できたり、社員同士の交流が深められたりすることもあり、賃貸オフィスでペットを飼いたいと考える経営者も増えています。しかし、賃貸オフィスでペットを飼うことは可能なのでしょうか。どのような物件を探すべきか、注意点も含めて解説します。

【目次】
1.賃貸オフィスでペットを飼うのは難しい?
2賃貸オフィスでペットを飼いたい方が狙うべき物件とは?
3.賃貸オフィスでペットを飼う際の注意点
4.今回のまとめ

賃貸オフィスでペットを飼うのは難しい?

自社保有のオフィスや事務所だけでなく、賃貸オフィスであってもペットを飼うことは可能です。ただし、すべての賃貸オフィスで可能かというとそうではありません。特に、複数のテナントが入る賃貸オフィス物件の場合は、すでに入居されている方の了承が必要であったり、後から入居する企業が限定されるリスクがあったりと、難しいケースもあるでしょう。そのため、自社のみでそのテナントを利用することを想定して物件探しをするといいでしょう。

賃貸オフィスでペットを飼いたい方が狙うべき物件とは?

賃貸オフィスでペットを飼いたいと考えている方は、以下のいずれかの物件を探すといいでしょう。

ペット可物件

1つ目は、ペット可物件です。あらかじめペットを飼うことを想定して作られた物件がこれにあたります。これまで入居した方がペットを飼ったことがある物件、空室対策としてペット可物件に転向したというテナントもあります。ペット可物件の場合、募集要項に「ペット可」と記載してあるのでわかりやすいでしょう。

ペット相談可物件

2つ目は、ペット相談可物件です。そもそもペットを飼うことを前提とはしていないが、条件次第では可能である物件です。ここでいう条件とは、飼うペットの種類や頭数といった飼うペットの条件と、家賃の増額など借主側が負担する条件の2種類があります。
特に、複数のテナントが入る物件の場合、共用部分をペットに使用させないといった制限があることが多いものです。また、糞尿の臭いやペットが吠えたり泣いたりによっておこる騒音トラブルが問題となるため、具体的にどのような対策を取るかで可能かどうかが判断されます。募集要項に「ペット相談可」と記載してあるものと、そうでないものがあります。

賃貸オフィスでペットを飼う際の注意点

では、賃貸オフィスでペットを飼う際に知っておくべき注意点についてご紹介します。

規約の順守

賃貸オフィスでペットを飼う場合、「ペット飼育申請書」を提出するのが一般的です。同時に、ペットを飼う上での規約が細やかに定められます。具体的には、飼育可能な動物の範囲や頭数、大きさの他、ワクチン接種の義務や、万が一の場合の賠償責任などについて規定されています。トラブルを避けるためにも、規約に定められていることは必ず守るようにしましょう。
また、規約に記載がない事項で確認すべきことは事前に確認しておくことをおすすめします。

原状回復費用が高額になりがち

ペットをオフィス内で飼う場合、どうしても原状回復費用が高額になりがちです。ペット特有の臭いを消すのに特殊なクリーニングが必要となったり、猫などを飼った場合に、壁紙に傷をつけたりしてしまう可能性もあるためです。また、フローリングを傷つけたり、カーペットを汚したりといったリスクも考えておくべきです。賃貸オフィスの場合、原状回復費用は全額借主負担となるため、高額になりがちです。できるだけ、費用を抑えるためには、臭い対策や取り外し可能な壁紙に変えるなどの対処を取りましょう。

今回のまとめ

賃貸オフィスや事務所であっても、物件によってはペットを飼うことは可能です。事前に飼う予定のペットの種類や対策などを提示した上で、管理会社と打ち合わせをし、書面を取り交わすようにしましょう。また、退去時の費用を抑えるためにも、臭いや汚れ対策を行うことをおすすめします。

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