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名古屋駅周辺でオフィス・事務所を探す!スタッフ数別の選び方のポイント
名古屋駅周辺には高層ビルが立ち並び、都会的なイメージがあるかもしれません。そんな名古屋駅周辺でオフィスや事務所を借りたい場合、どんなことに注意して選ぶべきなのでしょうか。
ここでは、従業員の人数と広さに着目して、名古屋駅周辺でオフィスや事務所を探す際のポイントを解説します。
1.名古屋駅周辺のオフィス・事務所の広さの目安は10立法メートル×人数
2.人数に合わせた広さの共有スペースも必要
3.名古屋周辺で少人数のオフィスなら入居者と共同の共有スペースで良い
4.今回のまとめ
名古屋駅周辺のオフィス・事務所の広さの目安は10立法メートル×人数
大都市圏の一つである名古屋の中でも主要幹線が行き交う名古屋駅は、JRの東海道新幹線、東海道本線、中央本線、関西本線や地下鉄の桜通線、東山線などが乗り入れ、特に出張や外勤の多い企業にとっては非常に利便性の高いオフィスエリアです。そのため、賃料が他のエリアと比べて高く、コストを抑えるためについつい条件を下げて安いオフィスを探してしまうことは多いのではないでしょうか。
条件を下げてオフィスを探す場合であっても、必ず考慮しておきたいのは十分な広さがあるかどうかという点です。一人あたりの面積を十分に取っておかないと、従業員がストレスを抱え、業務効率が下がってしまいます。だからといってあまりにも広すぎる空間だと、無駄な移動が増え、社員同士のコミュニケーションが取りづらくなりかねません。また、オフィスが広いとその分家賃や光熱費が高くつき、余計なコストが発生してしまいます。
では、どれくらいの広さが最適なのでしょうか。労働安全衛生法に基づいて作成された事務所衛生基準規則では、オフィスの広さは「労働者一人について、10立方メートル以上としなければならない」と定めています。一般的なオフィスの天井高は2.5メートルほどですから、一人あたり4平方メートルの広さを確保することが必要です。
ただし、これはあくまでも広さの目安です。営業で外回りをする社員が多い会社では、そこまで広いオフィスが必要ない場合もあります。テレワークの普及により出勤しない日が増えたことで、一人あたりに必要な面積が減った会社も少なくありません。
出社が必須ではない会社の場合、オフィスの広さを「在籍従業員数」で計算するのではなく「席数」を基準に決めると分かりやすくなります。
席数は「在籍従業員数×出社率×席余裕率」で計算します。席余裕率とは、出勤した従業員一人あたりにどれだけの座席が確保されているかということです。この数字が1を超えていれば、座席に余裕があるということになります。
席数を求められたら、席数に一人あたりに必要な面積(約4平方メートル)をかけて、広さの目安を求めてください。
人数に合わせた広さの共有スペースも必要
名古屋駅周辺でオフィス・事務所を探す際には、一人あたりのスペースを確保するだけでは不十分です。個人が使用するスペースに加えて共有スペースも設けることで、さらに働きやすく満足度が高いオフィスになるでしょう。
共有スペースには様々な種類がありますが、一般的なスペースには下記のようなものがあります。
・ミーティングルーム(会議を行う)
・スタンディングスペース(短時間で会議よりもフランクに話し合う)
・カフェスペース(リフレッシュや来客との打ち合わせを行う)
・ランチルーム(昼食を取る)
・集中ブース(静かに集中して仕事を進める)
・セミナールーム(研修やセミナーに利用する)
共有スペースも個人が使うスペースと同じように、人数に合わせて広さを選ぶことが重要です。せっかく共有スペースを作ったものの広さが足りず、利用したいときに利用できないことが続く場合、従業員の満足度はかえって下がってしまうでしょう。逆に、人数に対して共有スペースが広すぎたり、働き方にそぐわないスペースを用意したりするのも、無駄な維持費をかけることになるためよくありません。
どんなスペースがあったら働きやすいのか、従業員の要望をよく聞き、使用する人数や業務内容、働き方に合った共有スペースを確保してください。
名古屋周辺で少人数のオフィスなら入居者と共同の共有スペースで良い
名古屋駅周辺は高層ビルが多く都会的なエリアです。JR、地下鉄、あおなみ線など様々な路線が通っており、新幹線の経由地でもあるなど交通アクセスも良好。全国から人が集まりやすく、ビジネスに適した土地といえるでしょう。そんな一等地にオフィスを構えることは、会社のステータスになります。買いものや食事にも便利で、従業員にとって働きやすいエリアとも言えるでしょう。
ただし、名古屋駅周辺のように便利なエリアは土地の値段が高く、オフィスの賃料が高くなってしまいがち。実際に、名古屋市の行政区ごとの地価は、名古屋駅周辺を含む中村区が最も高いです。
従業員が気持ち良く働くためには十分な広さが確保されたオフィスが必要ですが、名古屋駅周辺で広いオフィスを借りるとなると、賃料が高すぎて経営を圧迫してしまう可能性が否定できません。
そこで採りうる選択肢が、複数の会社や個人と共同で使用するシェアオフィスを契約することです。シェアオフィスであれば、賃料や光熱費を抑えながら一等地の広いオフィスで働くことができます。おすすめなのは、共有スペースと自社のみが利用する専有スペースを業務内容によって使い分けること。ただし、少人数の会社であれば、共有スペースで十分事足りる場合もあります。
今回のまとめ
名古屋駅周辺でオフィスを探す際に抑えるべきポイントを解説しました。従業員の多くが毎日出社しているのであれば、一人あたり4平方メートルの広さを目安に選ぶのがおすすめです。また、従業員が気持ちよく働くための共有スペースも、使用する人数や働く内容に合わせて用意すると良いでしょう。
ただし、名古屋駅周辺は賃料が高いため、快適な広さのオフィスを借りるとなるとコストがかさみます。従業員の人数が少ない場合は、他の入居者と共同で使うシェアオフィスの利用もおすすめです。
名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業でございます。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めております。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ございますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者さまは、まずは一度お気軽にお問い合わせください。
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