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賃貸オフィス内にホワイトボードを設置するメリット
器材の配置などが決まってしまっているレンタルオフィスとは違い、賃貸オフィスはオフィス内のレイアウトを自由自在に決められるのが大きなメリットです。そんなオフィス内のレイアウトで活躍するのが、実はホワイトボードであることをご存じでしょうか。ホワイトボードは空間の仕切りとしても使うことで様々なメリットが生まれます。
ここでは、仕切りタイプのホワイトボードがある場合のメリットや、ホワイトボードを仕切りとして活用するときのポイント、おすすめの設置場所についてご紹介します。
賃貸オフィス内に仕切りタイプのホワイトボードがあるメリット
オフィス内に仕切りを一切置かず、見通しの良い開放的なレイアウトにする企業がある一方、応接スペース、作業場所、個人デスク、会議室、ロッカーなどの収納スペースなど、用途に併せて空間をしっかり仕切ることで、オフィス内の業務効率化やメリハリを付けるレイアウトも多く採用されています。
このような空間を仕切る際に、賃貸オフィスで多く使用されているものがパーテーションです。曇りガラスのタイプや一切向こう側が見えないタイプなど、様々な種類が販売されています。さらに最近では、会議などでよく使われるホワイトボードを応用した、仕切りタイプのホワイトボードが登場するようになりました。
ここでは、賃貸オフィス内に仕切りタイプのホワイトボードがあると、具体的にどのようなメリットがあるのか詳しく解説します。大きなメリットは、以下の4つです。
オフィス内の空間を分けられる
これは、パーテーションとしての役割です。一口にオフィスと言っても、従業員が作業する場所、お客様をお迎えする場所、物を置いておく場所など、様々な用途ごとの空間が必要です。仕切りタイプのホワイトボードを設置することで各空間がしっかりと区切られ、それぞれの機能を十分に発揮できます。
また、ちょっとした目隠しにもなるため、従業員のデスクや物置スペースなどをお客さんの目から隠せ、スッキリとしたオフィスに見せられるというメリットもあります。仕切りタイプのホワイトボードを使って、空間を上手に活用してください。
移動が簡単
賃貸オフィスを利用する際、多くの人はデスクをどこに置くのか、会議室の広さをどの程度にするのか、印刷機はどこに置くのかなど、まずレイアウトから決定していきます。その際、実際にどの程度の広さになるのかが分かりづらいことがあるかもしれません。仕切りタイプのホワイトボードであれば、実際にパーテーションとして置いてみて、できあがりの雰囲気や広さのチェックが可能です。
また、実際に業務を開始した際に「このスペースはもっと広くした方が良かった」「ここの仕切りはない方が使いやすい」「ここは見えないように目隠しがほしい」など、考えが変わることも少なくありません。仕切りタイプのホワイトボードは移動がとても簡単なため、このような模様替えなどにもすぐに対応可能です。気になるところを修正してより使いやすいレイアウトへと簡単に変更できます。
書ける、残せる、貼れる
もちろんパーテーションとしてだけではなく、ホワイトボードとしての活用もできます。例えば、従業員のデスク回りにある仕切りがホワイトボードの場合、従業員が各自で重要なことをメモしたり、必要な書類をマグネットで貼り付けたりしておくことが可能です。会議室であれば、話し合ったことを書き留めて置き、議事録としてそのまま残しておいても構いません。そこに追記したり、終了した項目は消したりするなど、後から編集もできます。
場所の節約
ホワイトボードが最も必要とされる場所と言えば、会議室です。出し合ったアイディアを書き留めたり、説明をする際に使用したりと活躍する機会が少なくありません。しかし、賃貸オフィスの場合はコストなどの面から常に広々とした空間を確保できるとは限らず、会議室の空間にホワイトボードを置くスペースがない場合もあります。
ホワイトボードを仕切りとして使用すればパーテーションを置く必要がないため、スペースを節約できます。パーテーションとホワイトボードの両方を置くことが難しい場合に、おすすめの方法です。
ホワイトボードを仕切りとして活用するときのポイント
ホワイトボードを仕切りとして使用するのは難しいことではありません。では、どのようなことを意識すれば上手にホワイトボードを仕切りとして活用できるのでしょうか。ここでは、ホワイトボードを仕切りとして活用するときのポイントを解説します。
パーテーションとうまく組み合わせる
既にご紹介したように、ホワイトボードはパーテーションとしても活用することが可能です。しかし、一般的なホワイトボードは下の部分には何もなく、反対側が見える形状となっています。そのため、しっかりと空間を仕切りたい場合や完全に目隠しをしたい場合はホワイトボードでは不十分であり、パーテーションを使用する必要が出てくるでしょう。
ホワイトボードとパーテーションのそれぞれのメリットを活かせるように、バランスよく上手に組み合わせて活用してみてください。
脚部分の出っ張りを考慮に入れる
ホワイトボードは移動できるように、そして安定するよう脚にあるキャスター部分が少し大きくなっているため、仕切りとして置いた時に脚部分が少し手前に出っ張ってしまう場合があります。何も考えずに置いてしまうと、後から「荷物を運ぶ時に引っかかるな」「ここに物を置きたいのに邪魔だな」などということにもなりかねません。最悪の場合、出っ張り部分につまずいて転んでしまう危険性もあるでしょう。
そのため、出っ張り部分を考慮に入れて設置することが非常に重要です。
必要な場所に置く
ホワイトボードが仕切りとして使えると言っても、どこにでも置けば良い訳ではありません。全ての仕切りをホワイトボードで代用すると、逆に散らかったように見え、印象も悪くなってしまうでしょう。
そのような事態に陥らないためにも、ホワイトボードとしての機能があった方が便利な場所をしっかりと見極めて、必要な場所にのみ設置することが大切です。
仕切りにできるホワイトボードのおすすめ設置場所
必要な場所にのみ設置することで見た目も機能も十分に発揮できるのがホワイトボードだとお伝えしましたが、では、どこに設置するのが良いのでしょうか。ここでは、しきりにできるホワイトボードを設置するおすすめの場所をご紹介しますので、レイアウトの参考にしてください。
会議スペース
ホワイトボードが最も活躍する機会が多いのは会議の時です。会議では多くの意見を出し合ったり、物事を比較検討したりするため頻繁にメモが必要になります。ホワイトボードがあることで、メモを書いたり消したりが、即座に自由に行えるため、非常に便利です。
また、そのメモをそのまま議事録として残しておくことも可能です。さらに、ホワイトボードはプロジェクターのスクリーンとしても活用できるためプレゼンテーションをする際にも活躍します。会議スペースの一か所をホワイトボードの仕切りにすることで、スペースを節約しながら使用できるためおすすめの設置場所です。
作業スペース
続いておすすめなのが、作業スペースです。事務作業中に分かったことや、やるべきこと、他の人への伝言や注意などをホワイトボードにメモしておくと良いでしょう。特に、やるべきことのメモは、終わったら消していくことで全員が進捗状況を把握しながら作業に取り組めるため、非常におすすめの使い方です。
デスク周り
業務をこなしている時にメモを取ったり、何かアイディアを書き留めておけるためデスク周りに設置するのも効果的です。また必要な書類などもマグネットで簡単に貼り付けられます。従業員それぞれが自分に合った使い方ができるため便利です。
掲示物や連絡事項を貼りたい場所
イベントのお知らせや社内連絡、その他様々な案内など、オフィスでは掲示するものも意外と多くあります。簡単に貼り替えたり、位置を移動したりできるためホワイトボードは掲示物の管理にとても便利です。その中でも休憩スペースはおすすめの場所です。
通路などの場合は掲示物があっても通り過ぎてしまいます。また、ホワイトボードの脚部分が出っ張ってしまい、歩いている時に引っかかってしまうかもしれません。
この点、休憩中は掲示物が目に留まりやすく、情報がより伝わりやすいという特徴があります。ホワイトボードであればデコレーションなどもしやすいため、休憩室の雰囲気を季節ごとに変えて楽しむのも良いでしょう。
今回のまとめ
今回は、ホワイトボードを仕切りとして活用するポイントについて解説しました。ホワイトボードは業務の様々な場面で活躍してくれるため、オフィス内に設置することで多くのメリットが得られます。コスト節約のためとはいえ、初めから広々としたオフィスを借りるのはなかなか難しいのではないでしょうか。そのため、賃貸オフィスの限られた空間をいかに有効に使うかという点が重要です。ホワイトボードを仕切りとして活用することで、パーテーションの役割も果たせるためスペースの節約にも繋がります。また簡単に移動できるため、レイアウトの変更も簡単です。
ポイントは、必要な場所に必要な分を設置すること。それにより、オフィスの雰囲気にもメリハリが出て、クリエイティブな職場を演出できます。賃貸オフィス内のレイアウトがまだという方、ホワイトボードをこれから導入してみようと考えている方は、今回ご紹介したポイントを押さえて快適なオフィスを実現してみてはいかがでしょうか。
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