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オフィス探しのコツ

2022.12.05

失敗しないオフィスビルの探し方!重視したい5つのポイントを紹介

失敗しないオフィスビルの探し方!重視したい5つのポイントを紹介

オフィスビル探しは、ポイントや注意点を押さえながら進めることが重要です。インターネットで物件情報を必死に探し、ようやく見つかったとしても、実際に見てみるとイメージと違ったということも少なくありません。理想の物件に出会えず「よい条件が見つからない」「何を基準に選べばよいかわからない」という方も多いでしょう。
今回は、オフィスビル探しで押さえたいポイントと注意点について解説します。オフィスの移転を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

オフィスビル探しで押さえたい5つのポイント

オフィスビルを選ぶ際に押さえたいポイントは以下の5つです。

  1. オフィス専門の不動産仲介業者へ依頼する
  2. オフィスに必要な面積を算出しておく
  3.  建物の立地や周辺環境を確認する
  4.  建物の設備を調べておく
  5.  費用を明確にする

それぞれのポイントについて解説します。

1.オフィス専門の不動産仲介業者へ依頼する

オフィスビルを探す際は、事前に物件情報を調べ、希望条件を明確にしておくとよいでしょう。移転プロジェクトを効率良く進めるには、オフィス専門の不動産仲介業者にビル探しを依頼するのがおすすめです。オフィス専門業者はオフィス移転に関するノウハウを熟知しており、取り扱っている物件数も豊富なため、スムーズに手続きを進められます。

特に地元の不動産業者は、大手不動産業者では押さえていないような物件情報まで認知しており、個々の物件に関する情報量も豊富なため、積極的に活用するとよいでしょう。オフィスの理想形態や自社で推進している働き方などを合わせて伝えると、条件に見合った物件を提案してもらいやすくなります。

2.オフィスに必要な面積を算出しておく

新しいオフィスに必要なトータルの面積を、事前に計算しておきましょう。また、内覧の際は以下の観点でチェックします。

  • 社員一人当たりの必要面積を満たしているか
  • 什器を置いても十分な広さを確保できるか
  • 採用・離職・事業規模などによる中長期的な人数の増減に対応できるか
  • 想定する用途に応じた部屋は確保できるか

部屋面積は什器や備品を置いても問題なく使える広さか、人の動線は確保できるかなど、実際の利用に即しているか確認します。頻繁に来客がある場合は、1日あたりの平均人数などから行き来する動線に問題がないか、想定しておくことが重要です。

また、採用計画や事業計画などと照らし合わせ、中長期的に人数が大きく変動する可能性があるか否かも確認しておきましょう。数年先も快適に運用できる広さの物件を選ぶと安心です。

コミュニケーションスペースやイベントスペースなど、執務室以外のスペースで新たな試みを展開したり、働き方に合わせて部屋の機能を拡充したりする場合は、用途に則って面積を決めていくとよいでしょう。

従業員がストレスなく快適に仕事ができる環境を担保するため、執務スペースの面積は、一人当たりに必要な面積を基準に割り出します。一人あたりの必要面積については、以下の記事で詳しく紹介しています。
<関連記事>
一人当たりのオフィス面積の適正値は?リモートワーク下の算出方法も紹介

3.建物の立地や周辺環境を確認する

オフィスビルの立地や周辺の環境について確認しましょう。確認する点は次の4つです。

  • 通勤や出張時の利便性
  • 駐車場・コインパーキングの有無
  • 周辺の店舗有無
  • 周辺企業の業種

従業員の通勤や顧客来訪時の経路を考慮し、利便性を評価します。また、サテライトオフィスの場合は、従業員の住むエリアに近い場所を選ぶとよいでしょう。
立地以外にも、駐車場や近隣にコインパーキングがあるかどうかも見ておくと、車通勤の従業員や車で来訪する顧客がいる場合に駐車で困ることがなくなります。

周辺に銀行や郵便局があるか、またコンビニや飲食店があるかもチェックします。徒歩数分のところで用が済めば、移動時間を短縮でき効率的です。治安が悪そうな店舗がある場所は避けた方が良いでしょう。

同じエリアにオフィスを構える企業の業種も見ておきましょう。近隣企業との結びつきにより、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性もあります。

4.調べておくべき建物の設備一覧

建物の設備が揃っているか、整備されているかも確認しておきましょう。確認したい箇所は次のとおりです。

  • 部屋の広さや形状
  • エアコン・ヒーターの有無
  • ブレーカーの容量
  • エレベーターの台数や広さ
  • エントランスの広さ
  • トイレの個数や広さ
  • ゴミ捨て場の管理方法
  • 防災設備の有無

オフィス内部では、部屋の広さ・形状に加え、エアコンやヒーターの有無を確認しましょう。エアコンやヒーターがついていない場合は工事の検討が必要です。また、ブレーカーの容量が業務で使う電子機器の電気容量を満たしているかも重要です。仕事中にブレーカーが落ちれば、業務に支障をきたすだけでなく、重要なデータが消えてしまう可能性もあります。
SDGsの視点から、環境に配慮したエコオフィスを推進する動きも高まっています。LED照明や太陽光パネルの設置など、移転の機会に検討するのもよいでしょう。

オフィス共用部は、社内だけでなく社外からの訪問客にとっても居心地の良い空間かどうかをチェックします。たとえば、エレベーターはスムーズに移動できる台数や広さかどうかを確認し、エントランスやトイレは、清潔感があるかどうかを客観的に見ておきましょう。ゴミ捨て場は見落としがちですが、管理ルールが徹底されているかを必ず確認します。

非常時に備え、建物の防災設備も確認します。企業のリスクマネジメントとして、BCP対策は重要です。避難経路に問題はないか、ライフラインは確保されているか、有事のための備蓄を置く場所があるかなどがポイントになります。

5.費用を明確にする

不動産の契約費用に加え、引越し費用や工事費などもある程度明確にしておくと、移転予算に見合った現実的な物件を選びやすくなります。不動産にかかる費用は契約後、毎月かかる固定費のため、中長期的に考えて負担が大きくならないか確認しましょう。想定以上に費用がかかる見込みであれば、必要に応じて予算の組み直しを行います。

契約するオフィスビルが居抜き物件やレンタルオフィスの場合、費用が安く済む傾向にあります。自社の働き方に合わせ、オフィスビルの形態を選ぶとよいでしょう。

オフィスビルを探す際の注意点

オフィスビルを探す際の注意点として、次の2つが考えられます。

  • 移転する時期は慎重に決める
  • 経営者層の独断で決めず、従業員目線で良い物件か判断する

それぞれについて紹介します。

余裕のある移転スケジュールを立てる

オフィスビル探しが会社の繁忙期や決算期とかぶってしまうと、多忙であるがゆえに物件を選ぶ条件決めや物件の選定が中途半端になる可能性があります。閑散期や重要プロジェクト終了後など、業務が落ち着く時期を見計らって進めるとスムーズでしょう。

移転の時期を決めるにはスケジュール作成が欠かせません。オフィス移転のスケジュール作成については、こちらの記事もご覧ください。
<関連記事>
オフィス移転のスケジュールがまるわかり!ロードマップで流れと注意点を解説

経営者層のが独断で決めず、従業員目線で良い物件か判断する

経営者層の思いを優先しすぎると、従業員にとって理想のオフィスにならない場合があります。従業員が働きにくさを感じたり、ストレスを抱えてしまえば、移転自体がよいものでなくなってしまうでしょう。経営者層と社員の思いを上手に融合させながら、誰もが働きやすいオフィスを作ることが大切です。
また、移転後に社員満足度を検証し、より生産性向上に効果的なオフィスへ改善することも可能です。

事務所・オフィスビル探しはオフィッコスヘ

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ここまで、オフィスビルの探し方で押さえたい5つのポイントと2つの注意点について解説してきました。名古屋に特化した不動産仲介業者であるオフィッコスでは約5万件の物件情報を所有し、名古屋市のオフィス市場について知り尽くしているため、大手不動産会社では取り扱っていない物件情報も提供できます。物件選びから移転後のアフターフォローまでお客様に寄り添い、小さなお悩みにも丁寧に対応いたします。オフィス探しにお困りの方はもちろんのこと、ワークスタイルに合わせたオフィス作りに関するご相談も受け付けています。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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