名古屋の賃貸オフィス・事務所・テナント探しなら(株)オフィッコスの「お役立ち情報」ページ

  • TEL
  • TEL

MENU

COLUMN

その他

2022.03.25

賃貸オフィス・事務所でペットは飼えるの?注意すべきポイントを紹介

オフィスや事務所でペットを飼育している企業があると聞くと、驚く方もいるかもしれません。実はオフィスや事務所でペットを飼育することには、多くのメリットがありますが、同時にデメリットも伴います。
この記事では、オフィスでペットを飼育するメリット・デメリットと飼育する際の注意点の他に、実際にペットを飼育している企業の声を紹介します。

【目次】
1.オフィスでペットを飼育するメリット
2.日本ではオフィスでペットを飼育できる?
3.オフィスに合ったペットの選び方
4.オフィスでペットを飼育する時の注意点
5.オフィスでペットを飼育するデメリット
6.ペットを飼育している企業の実際の声
7.今回のまとめ

オフィスでペットを飼育するメリット

オフィスでペットを飼育するなんて、何のメリットがあるのか?と思う方もいるかもしれません。しかし、実はオフィスでペットを飼育することにはいくつかの効果があります。

ストレスレベルが低下

オランダのある大学では人間と動物の関係を研究しています。研究によると、ペットがいるオフィスでは、人間のコルチゾールのレベルが下がるという結果が出ています。コルチゾールはいわゆるストレスホルモンのことです。つまり、ペットがいるオフィスではストレスを低減できるということです。これは、米国のバージニアにある大学の研究でも証明されています。コルチゾールのレベルが低いと血圧が下がり、精神が安定するそうです。
もちろん動物が嫌いな人もいますが、一般的には動物を見ると心が癒され気分転換ができたり、優しい気持ちになったりします。オフィスでは緊張を伴うシーンがよくありますが、そんな時にペットを見るだけで気持ちが安らぐのではないでしょうか。ペットが可愛いしぐさをした時はなおさらです。

社内の人間関係の改善

ペットがオフィスにいると、社内の人間関係にもいい影響をもたらします。ペットがいることで従業員同士の会話が増えることは確かです。ペットという共通の話題があるので、それまであまりいい人間関係を築いていなかった従業員同士も、ペット好きが高じて関係が改善することも考えられるでしょう。ペットがきっかけで従業員も優しい気持ちになり、普段は見せない笑顔を見せるようになるかもしれません。
職場では普段見せない顔を見せあい、普段話をしない従業員と会話をするようになれば、従業員同士のコミュニケーションが円滑化し生産性の向上にもつながります。

日本ではオフィスでペットを飼育できる?

日本では、オフィスや事務所にペットがいるという話はあまり聞きませんが、近年の働き方改善で、昔と比べてオフィス環境のさまざまな点が改善されました。現在日本でも、オフィスでペットを飼育している企業は存在します。実際に最近はそのような企業が増えつつあるとも言われており、特に猫を飼育している企業が多いようです。猫・犬や鳥の他にもヤギを飼育している企業もあるというから驚きです。
もちろん、自社ビルであればペットの飼育も可能です。しかし、賃貸オフィスや事務所になると、ペット飼育のハードルはかなり高くなります。賃貸アパートやマンションでもペット可の物件が少ないように、ペットは騒音や臭いなどの問題があるため、ビルオーナーや管理会社は、なかなかペットを認めないのが現状です。同じビル内で動物嫌いの従業員がいる場合や、ペットの騒音でテナント同士で問題が発生することも考えられます。ビルオーナーや管理会社にとって、さらに問題を起こす可能性のあるペットは、残念ながら受け入れることが難しいようです。
一方で米国では、GoogleやAmazonといった大手企業が従業員のオフィスへのペット同伴することを許可しています。これは、企業が従業員に提供する福利厚生の一つです。このような点からも、米国は考え方が斬新でオフィス環境に関しては、常に日本の先を行っていると感じられます。

オフィスに合ったペットの選び方

どのようなペットを飼育するかも、オフィスや事務所でペットを飼育する時に決断する大切なポイントです。犬や猫は人間に対して良い心理的効果をもたらすと言われており、ストレスを減らし生産性を高めてくれるため、犬や猫を飼うメリットは大きいです。
一方で、ペットがハムスターや鳥・魚といった場合はそのような効果は低くなります。魚や鳥を見ることでもリラックス効果があると言われていますが、猫や犬と同じ様な効果は得られないでしょう。しかし、ハムスターや魚といったペットは猫や犬よりも飼育が楽で、エサや飼育に必要なコストが抑えられるのがメリットです。
ペットを選ぶ時はさまざまな観点からメリットやデメリットを考えて、企業に合うペットを選んでください。賃貸オフィスや事務所の場合は飼育できるペットが限られているので、それらのペットをしっかり飼育できるか、メリットはあるかなどを考慮してからペットの飼育を始めてください。

オフィスでペットを飼育する時の注意点

数は少ないですが賃貸オフィスや事務所にはペット可の物件もあります。そのような物件は契約書に、ペット飼育に関する細かい規則が記載されていることが一般的です。飼育できるペットの種類や数などをよく確認して従わないと、後に大きなトラブルになることもあります。もし、ペット飼育に関して規則を守らなかった場合は、違約金が発生し退去を求められる可能性も十分にあります。そのため、賃貸オフィスや事務所でペットを飼育する時は、まずは規則を守ることが大切です。
また、他のテナントに迷惑をかけないことも必ず心がけてください。例えば、ペットは専有部分のみにとどまり、共有部分には決して出さないようにすることです。ペットを移動させる際は、ケージに入れてカバーをすることもできます。万が一、ペット不可の賃貸オフィスや事務所で無断でペットを飼育すると、ビルオーナーや管理会社から警告が来ます。万が一、オフィスがすでに汚物や臭いで酷い状態になっている場合には、契約解除を求められても仕方がありません。

オフィスでペットを飼育するデメリットも知っておく

オフィスや事務所で猫や犬の飼育する時にはメリットだけではありません。それでは、オフィスで猫や犬を飼育する時のデメリットや解決法を見ていきましょう。

猫・犬アレルギー

オフィスには猫や犬嫌いの従業員や、猫や犬アレルギーの従業員がいる可能性があります。それらの方にとっては、オフィスに犬や猫がいることでリラックスできるどころか、逆にオフィスが非常に居心地の悪い場所となってしまいます。企業はそのような問題を防ぐために、採用時に猫や犬のアレルギーがないかや、ペットがいるオフィス環境に問題がないかの意思を確認する必要があります。

ペットのトイレ掃除やエサやり

猫や犬は猫砂やペットシートで、室内でもトイレに行くことができます。では、オフィスにおいてペットのトイレは誰が掃除するのでしょうか?
トイレだけでなくエサを与えたり、水を補充したりとペットの飼育には意外に時間がかかります。ペットのトイレ掃除やエサやりは、ペットをオフィスに迎え入れる前に従業員で当番を決めておきましょう。従業員皆で掃除やエサやりを当番制にすれば、一人の負担を分散することができ、業務に支障をきたすことはないと思われます。
また、猫や犬は毛が落ちるので、清掃業者に掃除を任せていない企業は、床掃除も徹底すべきです。犬や猫がそれほど好きではない人にとっては、ペットのトイレ掃除をすることに抵抗があるかもしれません。オフィスでペットを飼育する際は、従業員にアンケートをとったり、会議で問題点の解決方法を話し合ったりして事前に問題を防ぐことが大切です。

長期休暇中のペットの飼育

年末年始や夏休みなど、会社が1週間といった長期休暇に入る時は、誰がペットの世話をするのでしょうか。長期休暇中は従業員が自宅へペットを連れて行き飼育するか、担当者がオフィスへ行き掃除やエサやりをするかの選択があります。猫は自分のテリトリーから離れることを嫌がり、環境が変わると極度にストレスがかかることがあるので注意が必要です。休暇中はペットホテルに預けるという方法もありますが、費用がかかるうえに知らない環境の中でペットがストレスを抱える可能性も高いです。
ペット好きの従業員なら休暇中にペットの世話に行くことも苦ではないかもしれません。しかし、帰省するなど何らかの事情でオフィスに行けないこともあるでしょう。長期休暇中のペットの飼育は手間がかかるため、早めに企業それぞれで解決策を出してください。

ペットを飼育している企業の実際の声

実際にオフィスでペットを飼育している企業では、野良猫を保護してオフィスで飼育しているというケースが多いです。中にはオフィスで野良猫だった猫を5匹飼育している企業もあります。調べてみると、犬をオフィスで飼育している企業は、猫と比較するととても少ないように思います。オフィスでペットを飼育している企業では、飼育してわかったメリットやデメリットがあるようです。
メリットは、従業員同士のコミュニケーションの円滑やストレスの低減の他に、人事採用にも役立っているという声もあります。猫を飼っている企業ということで、猫好きの応募者が増えます。
しかし、逆にただ単に猫が好きというだけの人材も応募してくる可能性もあるので、その点はデメリットになります。長期休暇は従業員が自宅にペットを連れていくか、休暇中に従業員がオフィスへペットの飼育に行くかの二択の企業が多いです。どちらにしても長期休暇中は大変だという声が多いです。
また、猫や犬アレルギーの従業員がいる場合は、別の部屋で作業をしてもらうなどで対応している企業もあります。実際にペットを飼育している企業は、問題が発生しても臨機応変に対処しているようです。

今回のまとめ

オフィスでペットを飼育することは、動物好きにとっては夢のような話かもしれません。しかし、オフィスでのペットの飼育はメリットだけでなくデメリットもあるため、事前に企業でさまざまな点を話し合いペットを迎え入れることが大切です。賃貸オフィスや事務所の場合は、契約書に記載してあるペット飼育に関する規則を守り、トラブルが発生しないように注意してください。
名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業でございます。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めております。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ございますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者さまは、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

TOP TOP

TOP