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テナント・貸店舗を移転する際に依頼したい仲介会社の選び方
テナント・貸店舗の移転は思っている以上にやるべきこと、決めるべきことがたくさんあり、通常業務をこなしながら会社の中だけでスケジュールを立てて進めて行くのは、なかなかむずかしいでしょう。そんなとき頼りになるのが、オフィス・店舗仲介のノウハウを持っている不動産仲介会社です。テナント・貸店舗の移転に失敗しないためには、どの会社を選ぶかというのはとても重要なポイントと言えるでしょう。今回は不動産仲介会社の選び方をお伝えしていきます。
不動産仲介会社について
不動産仲介会社はどこも同じというイメージがあるかもしれませんが、大きく分けると二種類あります。住居賃貸をメインとしている会社と、オフィス・店舗仲介の経験がある会社です。住居賃貸をメインとしている会社は、基本的に希望条件に合う物件をデータベースで検索し、提案することしかできません。ということは、自分でインターネットなどで調べるとのあまり変わらないということです。
テナント・貸店舗を移転する際に依頼したいのは、やはりオフィス・店舗仲介の経験が豊富な会社でしょう。オーナーと信頼関係をきちんと構築し、移転に関するノウハウを持っているところがおすすめです。
不動産仲介会社の選び方
テナント・貸店舗の移転というのは、準備に時間がかかるものです。一般的な住居の引っ越しとは規模も違うため、半年から長くて1年ほどかかる場合もあるでしょう。その間にやるべきこと、決めるべきことがたくさんあります。
テナント・貸店舗の移転に詳しい仲介会社であれば、その大変な準備期間を総合的にサポートしてくれて、必要なスケジュールを出してくれるでしょう。ただ単に物件を紹介してくれるだけでなく、テナント・貸店舗の移転もお手伝いしてくれる仲介会社を選べば、移転もスムーズに進みそうです。では、不動産仲介会社を選ぶときのポイントをお伝えしていきます。
不動産仲介会社選びのポイント①実績の多さ
テナント・貸店舗の移転に実績のある不動産仲介会社は、ホームページなどでも取引先企業名や実績数などを出していることが多いです。実績があるということは、信頼ができるということになりますので、不動産仲介会社を選ぶときは、実績の多いところを選ぶのがいいでしょう。ホームページに載せていない実績もあるかもしれないので、直接担当者に聞いてみるのもおすすめです。
不動産仲介会社選びのポイント②物件の豊富さ
取り扱い物件が多いということは、その不動産仲介会社に実力があるという証明でもあります。実績や信頼により多くのオーナーがその会社に仲介を依頼しているということだからです。多くの物件を紹介できる会社なら、選択肢が広がるのでより希望条件に近い物件を見つけられるでしょう。
不動産仲介会社選びのポイント③担当者の人柄
会社と会社の取り引きとはいえ、結局は人と人とのやり取りになります。そのため、担当するスタッフの人柄や対応の丁寧さなどは、実は重要なポイントでしょう。移転には長い準備の期間が必要なので、その間ずっとやり取りをしていく相手になります。気持ちの良い取り引きをし、スムーズに移転するためには、感じの良い丁寧な対応をしてくれる担当者がいいでしょう。
不動産仲介会社選びのコツ
ビルの仲介をしている会社はそう多くありません。そのため、もし移転したいエリアが決まっていたとしても、行きあたりばったりで駅前の不動産会社に飛び込むのではなく、事前にインターネットで検索して検討をつけてから出向くのがいいでしょう。オーナーと関係構築ができている会社であれば、すでに入居していたテナントの転出情報などもいち早く入手できる可能性が高く、まだ一般に出回っていない物件情報を持っていることも多いです。
今回のまとめ
テナント・貸店舗の移転をスムーズに進めるためには、不動産仲介会社選びが重要になります。移転に関わるすべてを会社内で行うことはとても大変ですので、信頼できる不動産仲介会社を選んで進めていきましょう。