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オフィス環境の作り方

2021.05.29

机の向きで仕事運アップ!?風水を取り入れたおすすめの方角とは

風水では、立地、方角、色など多くの要素が運気に影響すると考えられています。
古代中国の思想ですが、整理整頓が基本であるなど、長年蓄積されてきた生活の知恵のような要素もあります。

家具の配置も、風水の重要な要素。例えば仕事机のベストな位置があるなら、実践してみるのもいいですよね。
今回は、運気アップに影響するといわれるデスクの位置を紹介しましょう。

【目次】
1.風水の基本は、整理整頓
2.風水的にNG!できれば避けたいデスク配置
3.目的別のおすすめ方角
4.今回のまとめ

風水の基本は、整理整頓

風水では何よりも、風や気の流れを重要視します。気の流れを良くするために必要なのは、整っていること。つまり、整理整頓が風水の基本だということです。
静かであれという意味ではなく、ある程度の賑やかさは吉とされていますが、仕事部屋やデスク周りに落ち着きがないのは良くないとされます。
騒がしく散らかっている場所では落ち着いて仕事ができないのは、一般論としても納得できることですね。

風水的にNG!できれば避けたいデスク配置

避けたいデスクの配置としては、次のような例があります。

1. ドアが背後あるいは正面に来るような配置

風水では、人が頻繁に出入りすることになるドアが真後ろや真正面に来るようなデスクの配置は避けたほうがよいと考えられています。
風水の解釈では「流れ込む気をまともに感じ続けることになるため良くない」ということになりますが、そのような考え方を別にしても、真後ろや真正面にドアがあってはたしかに落ち着かないでしょう。

2. 窓が背後あるいは正面に来るような配置

窓との位置関係についても、ドアの場合と同じ理由です。一般的に考えても、特に背後に窓が来る配置は、手元が陰になってしまうので避けたいところです。

3. 背後が通路になるような配置

風水では、背後を人が頻繁に通るような配置は悪い気が生まれやすくなるとされています。
たしかに、執務中に死角となる背後は、壁のほうが安心感を覚えるというものです。
一般的な島型レイアウトの場合、背後が通路になるのは避けるのは難しいですが、パーティションを活用するという方法もあります。できるだけ人の気配を感じない、安心感を与えるレイアウトにしてみましょう。

観葉植物が、運気低下を防ぐ!

避けたい配置をご紹介してきましたが、オフィスの広さやレイアウトによっては、「そんなこと言われても無理!」ということもあるでしょう。
そんなときは、デスクに観葉植物を置くのもおすすめ。暗くて悪い気が溜まりやすい場所に観葉植物を置くと、気の流れを良くしてくれるとされているのです。緑があると心が安らぎますので、これも一般的に納得できる考え方ですね。
生花でもいいのですが、土に根を張る植物のほうがよりパワフルなエネルギーを生み出すそう。風水的には、「木の気」を持つという東側がベストです。

全般的なおすすめは、「東向き」と「南向き」

風水では、不適切なデスクの向きというのはありません。広く推奨されている方角は、東向きと南向きです。一般的に考えても、手元が明るくなる東向きや南向きがデスクの向きとしておすすめなのは納得できるといえるでしょう。

目的別のおすすめ方角

風水では、各方角は五行思想(万物が「木・火・土・金・水」の五行(5つの元素)から成り立っているとする思想)と結び付けられています。各方角は特定の運気を象徴し、その運気が集まりやすいとされているので、この考え方に基づいて自分と相性の良いデスクの向きを検討するもの良いでしょう。

新しいアイデアや新規ビジネスを伸ばしたいなら「東」

東は「木」の気が強い方角であるとされ、同じ「木」の気を持つ仕事運や発展運を高めると考えられています。したがって、あらゆる職種におすすめの方角ですが、東が朝日を受けて木が芽吹き成長する方角であることから、新しく斬新なアイデアや新規事業に関わる業種には特にふさわしいとされています。

社交性を高めたいなら「西」

西は「金」の気が強い方角とされています。金は文字通りお金や富の象徴ですが、対人運が良くなる方角でもあります。社交性が高まれば、経済的にも成功しやすいということでしょう。
コミュニケーション能力が必要となる営業職や、対人スキルが重視される講師業界・カウンセラー業界で働く方におすすめの方角です。

世間の人気や注目を集めたいなら「南」

南は「火」の気が強い方角とされ、同じ「火」の気を持つ人気運や名誉運を集めると考えられています。日当たりが良いだけでなく、良い風の吹いてくる方角とされていますので、どういった業種にもおすすめですが、世の中の人気や注目を集めたい業種には特に向いています。

集中力を高めたいなら「北」

北は「水」の気が強い方角とされ、湖面のような静けさの象徴。周囲を気にせず集中できることを表す要素であり、創意工夫や知恵を育むといった側面もあります。
長時間集中して仕事に取り組みたい技術職や、多くの資料やデータを分析する研究職の方に向いている配置です。

良好なビジネス関係に恵まれたいなら「南東」

南と東の間に当たる南東は、風に運ばれた良縁が舞い込んでくる方角であるとされています。職場の良好な人間関係やビジネス上のご縁に恵まれたいなら、デスクを南東に向けるのがおすすめです。

リーダーに適した「北西」

採光面ではベストとはいえない北西ですが、風水においては「主人の方位」とされており、家族の長や組織のトップを象徴します。出世運を上げるのにも効果的だとされているので、部下を率いるポジションにある人のデスクには適した向きです。

今回のまとめ

  • 風水は古代中国の思想だが、一般に通じる生活の知恵の要素もある
  • デスクの向きは、全般的に東向きと南向きがおすすめ
  • 風水で重んじられる五行思想に基づくと、目的別の吉方位もある

仕事用のデスクは、整理整頓された落ち着ける場所にするのが大前提。人の出入りや通行に煩わされず、手元が明るく照らされる配置なら、さらに仕事に集中できますよね。
それを踏まえて考えると、風水は思想でありながら先人の知恵、ありがたいお役立ち情報のようでもありますね。
最適なデスク位置は、職場環境により異なりますが、風水を参考にするとベストな答えに早くたどり着けるかもしれません。各オフィス・事務所に適したレイアウトをぜひ検討してみてください。

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