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2020.11.20

分割フロアにオフィス・事務所を構える場合のメリット・デメリット

大型ビルのワンフロアの区切られた一角を部分的に借り、そこにオフィス・事務所を構える例が見られます。
今回は、そうした分割フロアにオフィス・事務所を構える場合のメリットとデメリットをご紹介します。

【目次】
1.分割フロアにオフィス・事務所を構える場合のメリット
2.分割フロアにオフィス・事務所を構える場合のデメリット
3.今回のまとめ

分割フロアにオフィス・事務所を構える場合のメリット

大型ビルの分割フロアにオフィス・事務所を構える場合のメリットには次のようなものがあります。

会社の印象や信用をアップできる

会社所在地は、その会社の印象に大きく影響し、社会的信用にも関わってきます。とはいえ、グレードの高い大きなビルに入居するとなると、賃貸料もそれ相応に高額です。そうしたビルのテナントとなれるのは、名の通ったひと握りの企業と相場が決まっています。
しかし、フロアの一区画を借りるという方法が取れるのであれば話は別です。小規模な会社、創業間もない会社などにとっては、本来ならとても手が届かない物件に入居できるチャンスとなります。

一等地でビジネスができる

ほとんどの場合、大型ビルが建っている場所は、地価の高いビジネス街です。ビジネスを行うロケーションとしては一等地といってよいでしょう。
ビジネスにおいて環境は大切な要素ですし、求職者にとっても毎日通勤する場所がどこであるかは重要なポイントですので、人材を募る際にも有利といえるでしょう。

ハイグレードで快適な設備を利用できる

大型ビル内の設備の充実度は高く、広々として清潔感にあふれる水まわり空間、エントランスホール脇にはATMが設置され、地階にはコンビニが入っているといった様子もごく普通に見られます。
一般論として、古びたビル内のインフラはやはり古びていて、手狭なビルのパブリックスペースはやはり手狭です。恵まれた職場環境を実現する方法として、大型ビルへの入居は有力な選択肢といえます。

分割フロアにオフィス・事務所を構える場合のデメリット

大型ビルの分割フロアにオフィス・事務所を構える場合のデメリットには次のようなものがあります。

ビルの一室のような独立性は保たれない

ワンフロアを分割して区切るために間仕切り工事は行われますが、将来の撤去作業を前提としているので、比較的簡易なパーティションとなるのが一般的です。そのため、しっかりとした通常の壁に比べ、遮音性は劣ります。声が筒抜けとまでは行かないにしても、隣接する別会社との境界は緩やかなものとならざるを得ず、ビルの一室に構えるオフィス並みの独立性は保たれません。

常になんとなくザワザワとした空気感

フロア内の誰もが静かにPCに向かっているような環境であっても、人の多さに由来するざわめきのようなものはどうしても感じられるものです。時折かかってくる電話の呼出音、お手洗いへと向かう人が横切っていく足音、キャビネットを開け閉めする音……。たとえパーティションの向こう側であっても、フロア内では何十人、何百人の人が働いているだけに、そういった人の気配は常に漂っています。
分割フロアにオフィス・事務所を構えるということは、小さな街の住人になるようなものといえるでしょう。

他企業の雰囲気がそのまま環境となる側面がある

分割フロアでは、同一フロア内に集まる企業がそのフロアの雰囲気を作り出し、フロア全体の環境を決定づけます。入居前にフロア内の他企業をチェックしたとしても、別の企業と入れ替わる可能性があります。そうした場合にフロア内の雰囲気が変わってしまうのは、ある程度仕方のない部分です。

今回のまとめ

大型ビルの分割フロアにオフィス・事務所を構えるメリットには、会社の信用度アップ、一等地での運営、充実した設備が挙げられます。一方、デメリットには、独立性の低さ、人の気配の濃厚さ、同一フロア内の他企業の雰囲気に少なからず影響される点が挙げられます。
分割フロアにオフィス・事務所を構えることを検討しているなら、これらのメリットとデメリットをよく確認した上で検討を進めましょう。

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