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2020.09.14

高層ビルにオフィス・事務所を設けるメリット・デメリット

タワーマンションが人気を集めていることからもわかるように、高層階での生活に憧れている人は大勢います。これはオフィスでも同じで、「高層ビルのてっぺんにオフィスを構えたい!」と考えている方は少なくありません。実際のところ、高層ビルの使い勝手はどのようなものなのでしょうか。
ここでは、高層ビルにオフィスを構えるメリット・デメリットを解説します。

【目次】
1.高層ビルに入居していることは、大きなステータスになる
2.高層階は騒音が少なく、眺望も抜群
3.災害時のリスクや賃料の高さに注意
4.今回のまとめ

高層ビルに入居していることは、大きなステータスになる

高層ビルにオフィスを構える第一のメリットは、企業のステータスになることです。一般的には、高層ビル=大企業、優良企業というイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。顧客や取引先にこのようなイメージを持ってもらえれば、会社への信頼感の向上、ひいては業績アップにもつながるのです。
もちろん、漠然としたイメージだけが信頼につながるわけではありません。一般的に、大きなビルは設備が充実していて立地もよく、その分賃料や共益費も高くなります。高層階であればさらに顕著です。つまり、高層ビルに入居しているということは、それだけ利益が出せていることの証明でもあります。「◯◯ビルに入居している企業なら信用できる」と、顧客や銀行が感じるのは自然ではないでしょうか。
ちなみに、同じビルに有名な会社のテナントが入っていると、さらなるイメージアップにつながります。自社の知名度が低くても、「あの◯◯と同じビルか!」と顧客に思ってもらえれば、評価を上げることができるのです。高層ビルに入居するなら、他にどのようなテナントが入っているのかもチェックしてみるといいでしょう。

高層階は騒音が少なく、眺望も抜群

次は、実際の使い勝手から高層ビルを評価してみましょう。高層ビルは、騒音が少ないことが大きなメリットとなります。地上から離れた場所にあるので、車の走行音も雑踏の喧騒も届きません。工場の機械の音や工事現場の騒音、飲食店の匂いなども防ぐことができます。周辺環境という点では基本的に低層階よりも快適で、従業員が仕事に集中しやすいのです。
また、高い場所特有の眺望のよさも無視できないメリットといえます。とはいえ、5階~6階程度のビルだと、周囲に同じくらいの高さの建物があるかもしれません。これが10階以上の高層物件になると、周囲から頭1つ抜けていることが多くなります。高さに加えて遮蔽物がないので、見晴らしが抜群なのです。休憩中に外を眺めてリラックスすれば、従業員のモチベーションアップになるでしょう。「こんなにすごい場所で働いている」という自信にもつながります。宣伝や求人広告に眺望の写真を掲載し、「弊社のオフィスからの眺め」とアピールするのもおすすめです。
そして、高層ビルは多くのテナントが入っていて利用者も多い分、防犯体制が充実しています。防犯カメラやオートロックなどのセキュリティシステムに加え、警備員や管理員が常駐している物件も多いでしょう。従業員も安心して働け、会社の財産を守ることにもつながります。

災害時のリスクや賃料の高さに注意

高層ビルは、その高さゆえのデメリットもあります。最もよく指摘されるデメリットは、昇り降りに時間がかかることです。上下の移動は基本的にエレベーターを使いますが、来るまで時間がかかることも珍しくありません。エレベーターの数や位置が不適切だと混雑するので、利用者数に見合った台数か、使いやすい位置にあるかといったことを確認しましょう。
また、災害発生時のリスクが大きいことも無視できません。高層階は、どうしても脱出に時間がかかり、エレベーターが動かなくなれば階段を使わざるをえなくなります。階段さえも塞がれると、いわゆる「高層難民」になってしまうおそれもあるのです。万が一の時に備えて防災計画をしっかりと立て、非常食や防災グッズなどの準備もしておくといいでしょう。
そして、メリットの項目で触れたとおり、家賃は低層階に比べて高い傾向にあります。ステータスになるからといって高層ビルを選んだ結果、賃料が経営を圧迫しては意味がありません。毎月しっかり払っていけるのか、払うだけの価値があるのかを十分に検討してください。

今回のまとめ

高層ビルにオフィスを構えることが、企業にとって一種のステータスになるのは間違いありません。有名なビルに入居できればそれ自体が広告となり、取引先からの好印象にもつながるでしょう。とはいえ、賃料の高さや移動の大変さなど、ネックとなる要素もあります。
憧れやイメージだけではなく、実際の使い勝手も考慮した上で入居を決定してください。

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