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矢場町駅周辺で店舗向けテナントを探すポイント
名古屋市内で新規出店のエリアを検討する際、候補として上がりやすいエリアの1つが矢場町駅です。栄駅から徒歩でショッピングや飲食を楽しむことのできるエリアで、名古屋市界隈に住んでいる人なら老若男女、誰でも行ったことがあるでしょう。
今回は、エリアの特徴を踏まえながら矢場町周辺でテナントを探すポイントについて解説していきます。
テナントを探す前に周辺環境ついて確認しましょう
矢場町駅は、名古屋の中心を南北に通る「大津通」・「久屋大通」の間に位置し、駅の南側には「100m道路」と呼ばれていることでも有名な「若宮大通」も東西に通っています。これらの大通りは中央分離帯が緑地公園として整備おり、休日には様々なイベントが開催されて多くの人が集まります。また、デパートも多く矢場町の南に位置する大須エリアからも多くの人が徒歩で流れてくるため、人通りが非常に多いエリアです。周辺を走る大通りの車幅も広いですが歩道の幅も広く、多くの人が歩きやすいよう整備されているの点が特徴的で、大津通は歩行者天国になるときもあります。
矢場町駅周辺のエリアの特徴を知ろう
大津通沿いは栄から続く繁華街で、松坂屋名古屋店や名古屋パルコなどの商業施設が建ち並び、1996年のナディアパーク開設以降はブランド力のある商業施設の出店が相次ぎました。そのナディアパークに入居していた「ロフト」が、2023年に27年の歴史に幕を下ろし、「ロフト名古屋」が撤退した跡には、スポーツ用品販売の「アルペン」が出店するようです。
また、「Apple Store」の初出店も矢場町界隈でした。これらの商業施設に加え、当エリアを代表する「CLUB QUATTRO」などのライブハウス、クラブも数多く存在し、中部地方の若者文化の先端を行く地域と言えます。さらに味噌カツで有名な「矢場とん本店」は矢場町交差点の南側角に位置し、「矢場のとんかつ」として地名を店名に採用しており、矢場町駅エリアの代表的な飲食店と言えます。
このように名古屋を代表するエリアの一つである矢場町駅周辺ですが、テナントを出店するうえでは注意すべきポイントが二つあります。
一点目は、騒音です。久屋大通公園のエンゼル広場、エディオン久屋広場では毎月のようにイベントが行われており、音楽やマイクを使ったパフォーマンスも行われるため、特に音を気にされるテナントは注意すべきところです。また車での移動についても要注意です。イベント時には車で移動する方も多くいるため、周辺道路の混み具合も確認をしましょう。内覧時はイベント開催時と平日の両方を見ておくことをおすすめします。
矢場町駅周辺の店舗向けテナントの賃料相場を知ろう
テナントビルでは、路面、空中階を含めて来店型の店舗がほとんどを占めています。
賃料相場は、大通りから中に入った立地の1Fの路面で25,000円~30,000円、大津通沿いはほとんど空きが出てきません。空中階で15,000円~20,000円が相場です。
栄駅エリアとは距離が近いため、栄駅エリアとの賃料坪単価にさほど変わりはなく、名古屋駅エリアと比べると賃料相場が下がります。
今回のまとめ
今回は矢場町駅周辺をご紹介しました。矢場町駅は商業施設が多く、周辺の公園ではイベントも頻繁に開催されるほか、名古屋の中心である栄駅が隣駅のため、栄駅から徒歩で移動してショッピングや飲食を楽しむことができるエリアのため人通りが非常に多いエリアです。特に大津通沿いの物件の場合、1階の路面店の賃料は比較的高い傾向にありますが、多くの集客を見込むことができるため、非常に競争率が高いことが特徴です。出店を考えられているテナント様は常に情報をリサーチしておくことはもちろん、空中階は名古屋駅と比べると少しお値打ちのため、候補の一つとして検討いただくことをおすすめします。
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