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オフィス環境の作り方

2023.01.11

賃貸オフィスにファミレス席を設けるメリットや使い方とは?


賃貸オフィスにちょっとしたミーティングスペースを設けたいと思った時は、ファミレス席の設置を検討してみてはいかがでしょうか。ファミリーレストランに配置されているボックス席のことで、休憩や社内ミーティングなど様々な用途で活用できます。
ここでは、賃貸オフィスにファミレス席を設けることで得られるメリットを解説します。どのように活用すればいいのかについてもご紹介しますので、社内にちょっとしたスペースがあるので活用したいという方はぜひ参考にしてください。

ファミレス席とは話し合いに活用できるボックス席のこと

ファミレス席とは、その名の通りファミリーレストランに設置されているボックス席のことです。レストランには対面に置かれた2つのソファーとテーブルがいくつも設置されています。それぞれに区切りが設けられているため、1つのグループにつき1つのボックス席の利用が可能です。
近年、オフィスにボックス席を設置する企業が増加しています。休憩スペースにテーブルセットを配置するところが多いものの、ソファーとテーブルで構成されるボックス席はテーブルセットとは異なる魅力があります。ボックス席は1つのスペースとして活用できるため、同じスペースに座った人だけで雑談を楽しむことが可能です。隣に同じような席が設置されていても、会話が聞こえにくいため気にせず話せるでしょう。
ボックス席を用意するだけで、オフィスの印象をおしゃれに変えられる点も魅力のひとつです。オフィスの雰囲気に合わせて設置する家具を決められますので、社内に馴染むカラー・素材のソファーやテーブルを選ぶことをおすすめします。

ファミレス席を賃貸オフィスに設けるメリットとは?

社内にファミレス席を設けると、どんなメリットがあるの?と気になった方も多いでしょう。設備を導入する際は、会社や社員にメリットがなければ意味がありません。ここでは、社内にファミレス席を設置することで得られる4つのメリットをご紹介します。

オフィスのデッドスペースを活用できる

オフィスの隅にできがちなデッドスペースも、ファミレス席を導入すれば上手に活用できます。社内にたくさんのものがあふれていても、隅には何も置かずスペースが空いているという企業も多いかもしれません。社員が使う備品を収納する棚などを置けるものの、隅に置くと備品の取りづらさを感じてしまいます。作業効率にも影響するため、収納棚や印刷機といったものは社員デスクから近い場所に設置されることが多いのです。オフィス全体にちょうどよく設備が置かれていればまとまりを感じられるものの、隅にだけ空きがあるとバランスが悪くなります。そうした問題を解決できるのがファミレス席です。
ファミレス席はオフィスの隅に設置することが推奨されています。ボックス席を隅に置くことで、作業空間から離れた休憩スペースとして活用できるからです。また、ボックス席を活用して簡易的なミーティングもできます。使い道のなかったデッドスペースを有効活用できるため、レイアウト変更を考えている方はファミレス席の導入を検討してみてください。

デザイン次第でオフィスをおしゃれな雰囲気に

ファミレス席に設置するソファーやテーブルには様々なカラー・素材があるため、デザイン次第でおしゃれなオフィスに生まれ変わります。ブラックやアイボリー、グリーンなど数多くのバリエーションが展開されていますので、オフィスの雰囲気に合わせて選んでください。また、カラー同様に雰囲気に大きく影響するのが素材です。レザーを選べばシックな雰囲気に、ファブリックであれば柔らかな雰囲気になります。オフィスには社員用デスクや収納棚などが置かれているので、他の什器が持つ雰囲気に合わせてカラーと素材を検討してください。
社内全体をオープンな雰囲気にしたいのであれば、ソファーの背もたれがさほど高くないものを選んでください。ソファーを置いても開放的な空間になりますので、オフィス家具が増えても圧迫感を感じません。作業スペースとしっかり分けたい場合は、背もたれの高いソファーや高さのあるパーテーションを設置することがおすすめです。作業スペースとボックス席に境目ができるため、仕事のオン・オフを切り替えやすくなります。

社員がゆったりくつろげる

オフィス内にボックス席を用意しておけば、社員がゆっくりくつろげるスペースを提供できます。社内に休憩スペースを設けている会社も多く、企業別に社員がくつろげる空間づくりを行っています。
座り心地の良いソファーを置く、仮眠ができる環境を整えるといった工夫が施されているものの、オープンな環境ではくつろげないと悩む方も多いのではないでしょうか。
ボックス席は対面に置かれたソファーとテーブルで1つの空間ができあがるため、セミオープンな環境で休憩できます。高さのあるソファーやパーテーションを設置すればボックス内が見えにくくなるため、仮眠をとっていても他の社員に気付かれることもありません。仕切りがあれば社員間の雑談もしやすくなりますので、コミュニケーションの活性化も期待できます。コミュニケーションをとることで社員のストレス解消、これまでにないアイデアの発案、スムーズな連携といったメリットが得られるため、企業にとって大きな利益をもたらすかもしれません。

予約なしで会議室として使える

会議室がない、または会議室の数が限られている企業でも、ボックス席を用意すればすぐにミーティングスペースを確保できます。会議室は社員の多くが使用するため、数が限られている場合は予約制を導入しているケースも少なくありません。予約時間が重なってしまうと会議を中止せざるをえませんが、ボックス席を用意しておけばそちらでミーティングを行えます。就業時間中の会議であればボックス席に社員はいませんので、スムーズに場所を確保できるでしょう。
ただし、ファミレス席で会議をする場合は機密事項を漏らさないよう注意しなければなりません。距離があっても同じ室内に社員がいる場合は、機密が聞こえてしまう恐れがあります。内容を聞かれても問題のない会議の際に利用してください。

話し合い以外にも使える!ファミレス席の活用方法について

ファミレス席は話し合い以外にも使える用途がいくつもあります。設備を導入するのであれば様々な用途で使った方がメリットを得られるため、活用方法を事前に調べておきましょう。ここでは、ボックス席を存分に活用できる3つの方法について解説します。

会議室代わりにできる

機密事項を取り扱うような重要な会議は難しいものの、簡易的なミーティング程度であればファミレス席で行えます。ファミレス席は1つの空間として使えるため、他の人の目を気にせず話し合いを進められるでしょう。
企業には会議室が設けられているものの、賃貸オフィスだと借りられる部分に限りがあるため、会議室を用意できないところもあります。企業において会議はとても重要なものです。1つの場所に集まってアイデアを出し合うことで今後の仕事にも良い影響を及ぼすため、しっかり話し合えるスペースを確保しておかなければなりません。ボックス席があればミーティングスペースとして活用できますので、会議室がないオフィスはファミレス席を早めに導入しましょう。会議室代わりに使う場合は仕切りを設けておくことがおすすめです。背もたれの高いソファーを導入する、または高さのあるパーテーションを設置すれば1つの個室のようになるため、周りを気にせず話し合いができます。
また、会議の場として使う場合はモニターやホワイトボードを用意するのもおすすめです。モニターがあればWEBミーティングを行えるため、他社との話し合いの場としても活用できます。ホワイトボードは会議進行の際に必要な情報をメモしておけるので、内容を忘れて後々困ることもありません。

来客応対の場として活用

ファミレス席は設備次第で応接室代わりにも使えます。会社に来客があれば応接スペースへと案内するものの、中には応接スペースを設けていない企業もあります。対応は休憩スペースでもできますが、来客に良い印象を持ってもらう、または気軽に話してもらうにはセミオープンな場を提供することが大切です。前述したように、ファミレス席は設備次第でセミオープンな空間に仕上げられます。周囲の目が気にならない空間に来客を案内すれば、オープンな場よりも話を進めやすくなるでしょう。
会社に応接室はあるけれど数に限りがあるという場合にも、ボックス席の導入がおすすめです。来客が多く、応接室が使えない場合にボックス席に案内できますので、来客を待たせることがありません。おしゃれな印象のボックス席に案内すれば企業のイメージアップにも繋がりますので、会社にとってもメリットがあります。

社員の休憩スペース

ファミレス席は休憩スペースにもなりますので、休憩スペースを確保しづらい賃貸オフィスに最適です。休憩スペースとして使える部屋があれば良いですが、賃貸オフィスによっては広めの作業空間ひとつしか借りられない場合もあります。その場合はデッドスペースを活かしてボックス席を導入し、休憩スペースとして活用してください。
ボックス席を導入する場合は、社員数に合わせていくつか用意してください。ボックス席は2~6人が利用できる少人数向けの場所です。大人数での利用が難しいため、社員数によっては利用できない人もいます。複数の席を用意しておけば社員全員が快適に利用できますので、デッドスペースを活かしたレイアウトを考えてファミレス席を導入しましょう。

今回のまとめ

ファミレス席はファミリーレストランに設置されているような、対面で置かれたソファーとテーブルのある空間です。オフィスには社員用デスクや備品の収納棚などたくさんのオフィス什器を置いていますが、隅は置けるものが少なく、デッドスペースになりがちです。そんなスペースにファミレス席を設置すれば、デッドスペースを活かした空間づくりができます。
ファミレス席は様々な用途で使えます。社員の休憩スペース、簡易的なミーティングスペース、来客対応の場などいくつもの活用方法があるため、状況に応じて使い方を変えると良いでしょう。
設置できるソファーやテーブルには豊富なバリエーションがありますので、オフィスの雰囲気に合わせて選ぶことがおすすめです。デッドスペースのないおしゃれなオフィスを作り上げ、ぜひファミレス席を有効活用してください。

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