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オフィス・事務所にフレグランスを取り入れるメリット
オフィスにフレグランスを使うと、気分のリフレッシュや集中力が上がるなどのさまざまな働きが期待できます。この記事では、オフィスにフレグランスを取り入れることで得られる効果とメリット、おすすめの香りについて解説します。また、業務用ディフューザーのレンタルについてもご紹介するので、導入を検討している方は参考にしてください。
1.オフィス・事務所にフレグランスを取り入れることで得られる効果とメリット
2.オフィス・事務所にフレグランスを取り入れるときにおすすめの香りとは
3.オフィス環境への導入なら業務用ディフューザーのレンタルもおすすめ
4.今回のまとめ
オフィス・事務所にフレグランスを取り入れることで得られる効果とメリット
職種にもよりますが、オフィスは年齢や性別の異なる方たちが一緒に働き、1日中使用する場所です。対人関係によるストレスやデスクで食べた昼食やお菓子、飲み物などのニオイが気になるなどの問題が起きます。オフィスにより積み重なったストレスを解消できるのがフレグランスです。
嗅覚は脳の中でも情動感情を司る部分に直接伝わるため、香りは人間に影響を与えると言われています。良い香りのするオフィスは従業員全員のモチベーションに繋がるでしょう。働き方改革の影響で、リフレッシュスペースを設ける企業が増えてきました。そこにリラックス効果の高い香りを置くと、さらに快適な空間になります。また、会議室や作業スペースには集中力が高まるような香りの導入がおすすめです。
嗅覚と脳に良い影響を与える
香りを感じるための感覚器官「嗅覚」は、五感の中で最も原始的・本能的な感覚と言われています。原始時代にはニオイで危険を察知し、身を守っていました。人間は息を吸うと同時に、ニオイの分子も吸い込み、その分子が直接感じる部分である大脳辺縁系に伝わります。その中で、海馬と呼ばれる記憶を司る部位に信号が送られるため、ニオイが直接本能を刺激し感情を左右するのです。特定のニオイが、結びつく感情・記憶を呼び起こすプルースト現象は、この仕組みによって起こります。
抗菌・抗ウイルス対策、空気の清浄化
ティーツリーやユーカリの香りには抗菌・抗ウイルス作用があると言われており、空間の清浄化にも役立ちます。また、消臭効果のある種類もあるので、オフィスでのニオイ問題を解決してくれるでしょう。
心地良いオフィス環境
先ほども説明した通り、嗅覚は脳の中でも情動環境を司る部分にダイレクトに伝わるため、香りは人間の行動に影響を与えます。良い香りのするオフィスは従業員のやる気やモチベーション、仕事の切り替え、ストレス軽減などさまざまな効果が期待できます。
企業のイメージUP
エントランスや打ち合わせスペースへの香りの導入は、良い香り・ウイルス対策としてお客様に対して、良い企業イメージを与えるでしょう。お客様との会話で「良い香りですね」と話題作りにもなります。香りは記憶に残りやすいので、オリジナルの香りは企業ブランディングに最適です。
オフィスでフレグランスを取り入れる際には、注意が必要
フレグランスを取り入れると、上記で紹介した効果やメリットが得られます。一方、フレグランスを取り入れる際は注意が必要なので、今から紹介する2つの注意点を押さえておきましょう。
1つ目は強すぎるフレグランスは使わないようにすることです。強すぎるフレグランスの香りは、周りに不快感を与える危険があるので注意が必要です。香りに関する感じ方は人それぞれのため、同年代や同性でも好みが分かれます。自分にとっては心地の良い香りでも、周りの人にはストレスになっている場合があるでしょう。オフィスで使うなら、万人受けしやすいベルガモットやレモン、オレンジなどの柑橘系のニオイがおすすめです。
2つ目は妊娠中や病気を治療中の方には注意して利用することです。妊婦さんや病気持ちの方は、身体に悪い影響を与える危険性があるので、事前に確認してから利用しましょう。もし該当する人がいる場合は、デスクでの使用は控え、1人になれる場所で利用するようにしてください。
オフィス・事務所にフレグランスを取り入れるときにおすすめの香りとは
気分がスッキリするものや、集中力を高めるものなどフレグランスによって効果は様々です。ここでは、オフィスシーンでおすすめの香りをご紹介します。どのような場所に置くかによって求める効果も変わってくると思うので、自分のオフィスに置くならどの香りかを検討してみてください。
ハーブ系
代表的な香りとして、ローズマリーやユーカリ、スペアミント、タイム、セージなどが挙げられます。爽快感のあるスッと鼻を通る香りで、リフレッシュや集中力を高めたい時に最適です。
ローズマリーは、沈みがちな気持ちを鼓舞するような、刺激のある香りです。眠気を覚ましたい時や、仕事に集中できない時におすすめです。ストレスを和らげて、やる気を出す他に、集中力を上げる効果が期待できます。デスク付近などの集中力が必要となる仕事をする場所で使用してみてはいかがでしょうか。
ユーカリは、爽やかでスッキリとした香りが眠気を防ぎ、集中力を向上させる効果があると言われています。男性に好まれやすい香りであるため、男性が多い企業や事業部での使用がおすすめです。しかし、刺激を強く感じる方もいるので、使う際は周囲の影響に気をつけてください。
スペアミントは、タブレットやガム、キャンディに用いられる機会が多い香りです。爽快感があり、頭がスッキリするでしょう。仕事の合間でリフレッシュしたい時にピッタリで、モヤモヤした気持ちが癒やされます。
柑橘系
代表的な香りとして、レモンやグレープフルーツ、スイートオレンジ、ベルガモットが挙げられます。爽やかでナチュラルな香りのため、万人受けしやすく、気分転換に最適です。リラックスした気持ちになり、仕事への集中力を高める働きも期待できるでしょう。アロマオイルは果実そのものではなく、果皮に含まれる成分から抽出されています。
フローラル系
代表的な香りとして、ラベンダーやローズ、カーネーション、ジャスミン、ゼラニウムなどが挙げられます。フローラル系は花々をイメージする、甘く優雅な香りです。気持ちを穏やかに落ち着かせてくれます。アロマオイルでいえば、花から抽出されるものが多いです。
ラベンダーは安らかな気持ちを呼び込んでくれる香りとして有名です。仕事でストレスがたまっている時に取り入れると、心が落ち着くと言われています。しかし、集中したい時にリラックスしすぎてしまう逆効果もあるので、状況に応じて使い分けることが必要です。
スパイス系
代表的な香りとして、ブラックペッパーやシナモン、ジンジャー、クローブなどが挙げられます。料理のアクセントとして利用されるスパイシーな香りで、香辛料からアロマオイルが抽出されています。刺激的な香りから、気分転換や体を温める効果も期待できるでしょう。
樹木系
代表的な香りとして、ヒノキやティーツリー、シダーウッド、サイプレスなどが挙げられます。木林浴をしている中で、深呼吸をしたくなる爽やかな香りです。自然を感じ、リラックス効果が期待できるでしょう。アロマオイルは樹皮や樹林の葉から抽出されます。休憩スペースやリラックスルームなどでの使用がおすすめです。
オリエンタル系
代表的な香りとして、マヌカやイランイラン、サンダルウッド、パチュリなどが挙げられます。東洋的なエキゾチックで個性的な重みのある甘い香りです。精神を安定させ、リラックスしたい時にいいでしょう。しかし、香りの好みが分かれるため、使用には注意が必要です。
樹脂系
代表的な香りとして、ベンゾインやミルラ、ガルバナム、フランキンセンスが挙げられます。樹脂特有の重みのある甘い香りです。少量でも長時間香りを楽しめ、心を穏やかにする効果が望めるでしょう。ホッと一息つきたい時にピッタリな香りです。アロマオイルは樹の樹脂や木部から抽出されます。
オフィス環境への導入なら業務用ディフューザーのレンタルもおすすめ
近年では、家電量販店などで家庭用ディフューザーを取り扱っている店舗も増えてきています。そのため、「家庭用でいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、業務用ディフューザーと業務用ディフューザーには大きな違いがあります。最近では、業務用ディフューザーがレンタルできるようになったので、とりあえず導入してみたい方には業務用がおすすめです。ここからは業務用ディフューザーの魅力を3つ紹介します。
メンテナンス
家庭用ディフューザーは水を使用するものが多く、毎日のお手入れが必要であったり、水の取り替えが必要であったりと、メンテナンスを自分達で行わなければなりません。
業務用ディフューザーの場合、水を使わないので、お手入れの手間が省け、衛生面的にも安心して使えます。オイル交換も簡単に行えます。さらに、業者が訪問してくれるサービスもあるので、自分たちでメンテナンスする手間がほとんどないのはメリットと言えるでしょう。
曜日・タイマー設定
家庭用ディフューザーは、電源をオンにしてから何時間後に自動的にオフになる設定がほとんどです。一方で、業務用ディフューザーは曜日と時間を業務時間に合わせて細かく設定ができます。例えば、月曜日から金曜日の10:00〜19:00とあらかじめ設定しておくと、手動での電源オンオフが不要になるため、消し忘れを防止できるでしょう。
拡散範囲
業務用ディフューザー最大の特徴は拡散範囲の広さです。家庭用ディフューザーだと一部屋分の広さを想定しており、オフィス全体を香らせるのは困難になります。せっかく香りを香らせるなら、しっかりとオフィス全体を香らせるのが大切です。
今回のまとめ
今回は、フレグランスの効果とメリット、おすすめの香り、業務用ディフューザーについて紹介しました。フレグランスは仕事に大きなメリットをもたらし、社員のパフォーマンスを上げてくれるでしょう。また、来客者に対しても会社に対しても良い印象を与えられます。
香りごとに効果が異なるので、どの用途で使用するかも検討したうえで導入する必要があります。集中したい環境でリラックス効果がある香りを選んでしまうと、集中力低下につながってしまう危険性もあるので、香り選びは慎重に行ってください。
業務用ディフューザーはメンテナンスがほとんど不要なうえに、タイマー設定も簡単です。そのため、今回ディフューザーを導入するのが初めての方でも問題なく使用できます。業務用ディフューザーは拡散範囲が家庭用のものに比べ、非常に広いです。広いオフィスでも問題なく香りを楽しめるので、業務用ディフューザーを導入することをおすすめします。
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