COLUMN
お役立ち情報
社員のモチベーションが変わる!採光がとれる賃貸オフィスのいくつかのメリット
普段あまり耳にすることがない方も多いかもしれませんが、採光とは、建物の外から光をとり入れて、室内を明るくしたりはっきり見えるようにしたりすることです。
多くの場合、窓から採光をとり入れることになるのですが、その大切さについてあまり知らない方も少なくありません。採光がとれることには、室内を良い雰囲気にしたり、物を見やすくしたりする以外にも様々なメリットがあります。長い時間働く職場だからこそ、採光がとれることにより多くのメリットが得られるため、軽視できないポイントだと言えるでしょう。
今回は、採光がとれる賃貸オフィスのメリットについて解説します。社員が快適かつ健康的に仕事ができるよう、良い環境づくりに努めていきましょう。
1.採光がとれる賃貸オフィスにはストレス軽減効果がある
2.採光システムを完備した賃貸オフィスでは解放感が得られる
3.採光がとれる賃貸オフィスで解放感とストレス軽減を実現すれば生産性が高まる
4.今回のまとめ
採光がとれる賃貸オフィスにはストレス軽減効果がある
決して明るいとは言えない空間に長時間いると、精神的に落ち込んでくるような気がすることもあるのではないでしょうか。動くのが億劫に感じられたり、やる気が出なかったりと、気になるいろいろな問題が生じることもあります。また、オフィスに限らず、太陽の光をあまり浴びない生活を続けていると、うつ病を発症しやすいなどのデメリットがあるとも言われているのです。
太陽の光を適度に浴びることで、脳内にセロトニンが分泌されるのですが、これによって精神や情緒が安定します。セロトニンは、「しあわせホルモン」とも呼ばれている物質です。しかし、あまり太陽の光を浴びる機会がないと、精神の安定が期待できなくなるため、精神的な問題に繋がりかねません。そのため、日頃から適度な自然光をとり入れる工夫が必要になるのですが、それはオフィス環境にも言えることです。
賃貸オフィスで採光がとれる場所としては、まず窓が思い浮かぶかもしれません。大きな窓があるオフィスは、それだけで開放的に感じられるほか、おしゃれな雰囲気も与えてくれます。また、窓の数が多いと、同じようにオフィス内が明るく気持ちも前向きになるでしょう。もちろん、日よけ対策なども必要になりますが、採光がとれるかどうかも非常に大切なことなのです。
ストレスの軽減
オフィス内が明るくなるため、室内そのものがさわやかで生き生きとした雰囲気になるのはもちろん、ストレスを軽減するなどの効果も期待できます。蛍光灯などを用いることでもオフィス内を明るくできますが、人工的な明かりでは得られないメリットを得られるのです。
やる気や仕事のモチベーションがアップする
先にご紹介したように、太陽の光を適度に浴びることで精神が安定します。前向きな気持ちに繋がりやすいため、その気持ちが仕事にも反映するでしょう。これは、太陽の光によって、交感神経と副交感神経のバランスが整うことが理由です。交感神経が刺激されるため、体内時計が整い、日中はエネルギッシュに作業に取り組めるようになります。やる気や仕事のモチベーションも上がりやすいため、理想的な活動が可能。交感神経と副交感神経のバランスが整えば、夜はスムーズに眠りにつけるでしょう。
また、体内でカリウム40が活性化するのもメリットです。これによって、さらに元気にパワフルに動けるようになります。
眠くなりにくい
食事をした後、睡魔と戦う方も多いのではないでしょうか。オフィスに自然光が十分入って明るい状態になっていれば、眠気が起きにくくなると言われています。また、目の疲れが感じにくくなることも注目したいポイントです。眠気や眼精疲労が起きにくくなれば、仕事もより進めやすくなります。
睡眠の質が上がる
健康を維持したり良い仕事をしたりするには、体調を整えることも必要です。そのために良い睡眠を取ることも大切ですが、自然光を程良く浴びることでそれが期待できるようになります。副交感神経も上手に働くため、ゆっくりしている時や眠るべき時間に深く眠れるようになると言われています。
ご存じのように、睡眠はとても大切ですが、ストレスなどいろいろな理由で、なかなか眠れないといった悩みを抱えている方も少なくありません。こういった問題を改善するためにも、日中に適度な自然光が必要です。
免疫力の向上が期待できる
すぐに風邪をひいてしまう、といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。免疫力が下がることで、体調を崩しやすくなります。太陽の光を適度に浴びれば、皮膚で「ビタミンD」が生成され、これによって免疫力が上がり風邪予防が期待できるのです。
採光システムを完備した賃貸オフィスでは解放感が得られる
仕事のモチベーションや、やる気がアップするなど、仕事をする上で嬉しい効果が期待できる自然光ですが、体への影響だけでなく気分的にも大きなメリットがあることをご存じでしょうか。例えば、窓が多かったり大きな窓が設置されていたりすれば、室内が広く感じられるため、ゆったりとした雰囲気になり、解放感も得られるので気持ち良くリラックスしながら仕事ができるでしょう。大きな窓が設置されていれば、リフレッシュしながら働けるためストレス対策にも繋がります。
オフィス内に自然光をとり入れる方法は、窓からだけではなく、日当たりが良くない窓に採光フィルムをとり入れる方法もあります。これによって、オフィス内が明るく感じられることがあるほか、照明にかける費用を抑えられる場合もあるのです。
また、採光システムによっても可能です。賃貸オフィスの中には、採光システムが完備されているところもあります。社員が、快適かつ健康的に仕事ができるオフィスを探している方は、ぜひ採光システムが導入されている物件も視野に入れて検討してみてください。
採光システムの特徴について
建築外部にある採光部から光を集めて、光を必要としている場所に届けられるのが採光システムの特徴です。オフィス、病院、交通機関や、一般住宅などでも取り入れられています。種類も様々であり、日中太陽を追尾しながら採光できる「ミラー方式」や、ダクトに高反射ミラーがあり、採光後鏡面反射によって光が届けられる「光ダクト方式」、ミラーによって採光を行い、光ファイバーによって光を届ける「ミラー光ファイバー方式」などもあります。採光システムは、このようにいろいろなものがありますが、建物を建てる際に設置する必要があるものと、後から取り付けられるものがあるため、興味がある方はこれから設置を検討してみてはいかがでしょうか。
また、太陽の光を集めると聞くと、紫外線を心配される方もいるかもしれません。そんな方は、紫外線をカットしたうえで光を届けてくれるような採光システムを選んでみても良いでしょう。
採光システムがおすすめの場所とは
現在、いろいろな場所で採光システムが導入されており、自然光が入りにくい場所であっても、このシステムがあれば光が欲しい場所に光を届けることが可能です。壁部分や天井部分など、欲しい場所に光が運ばれ、あたりを明るく照らします。北向きの部屋は、どうしても光が入りにくい傾向があります。また、地下でも同じことが言えるでしょう。こういった場所で自然光をとり入れる方法を探している方にも、採光システムはおすすめです。
採光がとれる賃貸オフィスで解放感とストレス軽減を実現すれば生産性が高まる
様々な賃貸オフィスがありますが、採光がしっかりとれるところを選べば、社員が快適に働くことが可能です。大きな窓が設置されていたり窓が多数あったりする空間であれば、働く際にストレスを感じにくいほか、健康面やメンタル面にもさまざまなメリットが期待できます。もちろん、大きめの窓があるだけで解放感の感じ方も異なるため、よりゆったりとした気持ちで作業に取り組めるでしょう。採光について考える際には、いくつかポイントがあるのでご紹介します。
室内が暑くなりやすい場合もある
大きめの窓があったり、窓の数が多かったりすると、夏はより暑く感じられることも少なくありません。そのため、暑さ対策を考えておくことも必要。明るくて快適な空間であっても、暑すぎればストレスになるからです。遮熱効果があるシートや、断熱効果があるシートを窓に貼ることで対策することもできるので、検討してみてはいかがでしょうか。遮熱シートを取り入れると、オフィス内が暗くなる心配もなく、ガラスの温度上昇を抑えることが可能です、冬の寒さ対策もできます。
また、ブラインドを設置するのもおすすめです。光の調整が簡単で、お手入れも簡単なので使いやすく、エアコンを効率良く使用できるのも魅力。オフィスで使用する場合、遮熱効果が期待できるものなど機能性に注目して選んでみるのもおすすめです。デザインと併せて検討してみてください。
家具のレイアウトを工夫する
同じスペースでも、窓が多い場合と少ない場合とでは感じ方が異なりますし、家具類の配置によっても雰囲気が変わってくるため、工夫しながらレイアウトしてみてください。例えば、窓の周辺には高さがあるロッカーや棚などを置くのを控えるのも良い方法です。あるいは、家具類の数を極力減らしてみても良いでしょう。
また、窓が少ないオフィスの場合は、デスク類を窓の近くに配置するようにするのも良いかもしれません。こうすることで、より明るさを実感しながら仕事ができます。ただし、場合によっては暑さ対策や紫外線対策が必要になるため、臨機応変に検討することが大切です。
今回のまとめ
オフィスの状態が良ければ、社員も気持ち良く働けます。オフィス環境を考える際、注目したいことに自然光の入り具合があります。適度に採光がとれていれば、精神が安定し、ストレスを軽減することが可能です。また、眠気を感じることが減ったり、目の疲れが感じにくかったりするなどのメリットもあります。仕事に対するモチベーションも上がるため、それが結果的に生産性アップに繋がる可能性もあるでしょう。ただし、十分な窓が設置されていても、家具のレイアウトによって日の光の感じ方も異なってくるため、家具の配置についても慎重に行うことをおすすめします。
オフィスに十分な窓があれば良いのですが、ない場合は採光システムが導入されている賃貸オフィスを積極的に探してみるのも一つの方法です。採光システムはオフィスだけでなく、病院や一般住宅などさまざまな場所に用いられています。また、様々な種類があり、後から設置できるものもありますので、ニーズに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業でございます。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めております。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ございますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者さまは、まずは一度お気軽にお問い合わせください。