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2022.10.26

企業価値を高めるためにはオフィス・事務所と経営資源を理解することが大切


会社としての価値を高めたいけれど、具体的に何から始めればいいか分からないとお悩みの方もいるのではないでしょうか。会社の企業価値には経営資源が大きく影響しているため、まずは資源について把握することが大切です。
ここでは、企業価値を高めるために必要な経営資源について解説します。資源を大切にすることでのメリットや管理方法もお伝えしますので、企業価値を向上させるための参考にしてください。

オフィス・事務所における経営資源とは

オフィスや事務所などの企業には経営資源があり、資源によって企業価値が高められています。しかし、経営資源とは何かを把握していなければ何を大切にすべきか分かりません。ここでは、経営資源について詳しく解説します。

経営資源とは

経営資源とは、企業価値を高めるために必要な資源のことです。会社は人や資金、企画、開発商品など様々なものから成り立っていますので、資源となるものが充実しており、さらにクオリティが高ければ高いほど企業価値も相応に向上するのです。
経営資源を上手に活用できるかどうかは経営者にかかっているため、会社を経営している方はどのような資源を持っているかを把握することが大切です。資源内容の把握、そして価値向上のための活用方法を理解しておけば、会社の規模はより大きくなっていくでしょう。

オフィスにおける6つの経営資源

経営資源には以下の種類があります。
・人材
・資金
・商品
・情報
・時間
・知的財産
人材は会社に属する社員のことで、役職は関係なく、会社に属する人であればすべて経営資源となります。資金は会社が持ちうる財産のことで、資金がなければ新たな商品企画も開発もできず、人材に支払う給与がなければ優秀な人はどんどん去ってしまいかねません。
商品は会社が独自開発したもの、情報は企業内における機密などです。時間はプロジェクトスタートから完了までの時間や、優秀な人材のスカウト完了までの時間など様々なものがあります。どのような工程においても時間が必要なため、こちらも経営資源の一つです。
知的財産は商品の著作権や商標権です。法律によって保護されている財産は会社にとって大きな資源となりますので、すぐには手に入れられないものでも、時間をかけて構築していくことで重要な経営資源となるでしょう。

経営資源として人材が重要な理由

経営資源には様々なものが該当するものの、特に重要視されているのが人材で、人がいなければ会社として成り立ちません。
ここでは、なぜ人材が特に重要視されるのか、理由を解説します。

経営資源の中でも人が重要視される理由

経営資源の中でも特に人が重要視されるのは、人が果たす企業内での役割が企業価値向上に大きく貢献してくれるからです。人は新たな商品の企画や開発を行えるため、企業商品や知的財産といった資源獲得に繋がります。
一点注意しておきたいのが、経営資源の人は会社に属する人材だけではないということです。協力関係における他社、活用しているアウトソーシング、取引先の人なども経営資源に該当します。会社に属していなくても、企業価値を高めるために必要な人材は資源です。
現在は高齢化が進んでおり若手の人材が少なくなっていますが、その中から優秀な人材をスカウトし、教育することで会社にとって大きな経営資源となる人材に育て上げられるでしょう。

人を大切にすることでのメリット

経営資源の人には、会社に属する人間だけでなく、取引先やアウトソーシングの人材も含まれています。企業価値を高めるために必要な人材を大切にすることで数多くのメリットを得られるため、関わる人すべてを大事にしてください。ここでは、具体的にどのようなメリットが得られるのかご紹介します。

商品の企画・開発ができる

人は商品の企画から開発ができるため、企業に大きく貢献してくれる可能性が非常に高いと言えるでしょう。単純作業などであれば機械に任せられるものの、これまでにない斬新なアイデアの発想は人にしかできません。
企画はターゲットを絞り、ターゲットの興味を引き付けるものを考える必要があります。ただし、アイデアの発案には商品のデザインから機能するための仕組みについても考慮しなければならないので、複数人がチームを組んで開発に取り組まなければなりません。
企画や開発には数多くの人が関わるので、それぞれの部門に特化した優秀な人材を育てることが大切で、しっかりと育て上げれば企業を大きくするための商品も生まれやすくなるでしょう。

商品をPRする営業先を開拓できる

商品を開発しても、PRする場所がなければせっかくのアイデアも埋もれてしまうため、営業に特化した人材が必要。商品についてしっかりと把握し、魅力を存分に伝えられる人材は様々な場所に出向いて商品をPRしてくれるため、売り上げに大きく貢献してくれるのです。
元々話すことが上手な人材であっても、自社と何の関連もない会社に行って商品PRをすることは非常に難しいと言えるでしょう。そのため、営業を成功させる話し方などをレクチャーし、成功率を上げる必要があります。

教育次第で大きく成長可能

人は教育次第で大きく成長できるため、入社当初に特化した部分がなくとも、入社後に優秀な人材になる可能性があります。新卒の人は働き始めたばかりで右も左もわからない状態なので、最初からしっかりと教育をすれば分野に特化した人材になるでしょう。
大切なのはどのように教育するかです。社内に人の得意分野を伸ばし、効率的に成長を促すことが得意な人材がいれば教育係に抜擢できるものの、そういった人材がいない会社もあるかもしれません。
その場合は人材育成コンサルタントを利用してみてはいかがでしょうか。コンサルタント会社の中には経営者向けのセミナーを開催しているところもあるため、一度参加して効率的な教育方法を学ぶのもおすすめです。

競合他社にとっての脅威になる

人を大事にする会社は人材の意欲が充実しているだけでなく、他社からの信頼も厚くなります。優秀な人材が揃っている、または優秀な人材と外部で繋がっていればそれだけで競合他社にとって脅威となるため、同じ分野の企業に差を付けられるでしょう。
同じジャンルの商品開発をしている他社はライバル企業です。協力関係にはなれないため、どうやって他社よりも良い商品を作るかを考えなければなりません。
人を大事にしておけば会社の利益に貢献するために、様々なアイデアが飛び出しますので、アイデアを活用して商品開発をすれば、分野の中でも知名度を高められる可能性があります。

組織体制を強化できる

人材を大事にする会社は組織体制を手早く強化できるため、他社にはない魅力的な組織になれます。組織体制を強化するのに優秀な人材の育成だけでなく、資金調達や様々なバリエーションの商品開発が重要です。
人を大事にしない会社は商品開発も資金調達もうまくいかず、離職率を高めてしまい、人の入れ替わりが激しい企業は組織体制の強化も難しいため、企業として成長できません。
この点からも、人材を大切にすることは企業にとって非常に有益なのです。

経営資源の管理方法

経営資源について把握したら、どのように管理していけばいいかも考えてください。適切に管理することで資源を保持できるだけでなく、企業価値も向上させることが可能です。ここでは、経営資源の管理方法について解説します。

経営資源の選定は慎重に

経営資源には6つの種類があると説明しましたが、それ以外にも細かな資源はいくつもあるため、必要・不要の選定を慎重に行ってください。会社の利益に大きく貢献する人材が適切に扱える場合は必要ですが、人材が扱えないツールやランニングコストが資金を圧迫しているものなどは場合によって不要です。
利益に大きく関わるか、または人材が必要としているかを把握した上で、不要な資源は削除することがおすすめです。

情報漏洩がないようセキュリティを強化

経営資源のひとつである情報は、他社に洩れることで甚大な損害をもたらすため、漏洩しないようセキュリティを強化することが必要です。会社が抱える情報には人材の個人情報だけでなく、商品情報の詳細や知的財産についてなど重要な機密が数多くあります。
漏洩すると他社に商品情報を知られてしまったり、個人情報も不特定多数にばれてしまったりするため、会社への信用が大きく下がってしまいかねません。これを防ぐためには、情報関連のセキュリティ対策を強化しておくことが重要です。

人材育成に力を入れる

経営資源の中でも特に重視されている人は、教育次第で様々な分野において活躍できる優秀な人材になるため、人材育成に力を入れてください。人を育て上げることで得られるメリットは会社にとっても大きな利益。最適な教育を行えば、業務の効率化も狙えるでしょう。

資金管理を徹底的に行う

会社を維持するには安定した経営状況も必須ですので、どのように資金を調達するか考えてください。他社にはない独自の商品開発によって利益を得る、金融機関からの借入など調達方法はいくつもあります。
資金に余裕があれば商品企画や開発に予算を振り分けられるため、これから多大な売り上げを期待できる商品開発も可能。経営が安定していれば社員も安心して働けるため、経営難に陥らないようにしっかりと管理することが大切です。

今回のまとめ

企業価値を高めるには、経営資源を把握し、資源をしっかりと管理することが大切です。経営資源には人材や資金、知的財産などがあり、その中でも人材は特に大切にしておきたい資源。人は会社の利益に貢献する様々な役割を果たしてくれるため、労働条件や人材育成などに配慮してください。
経営資源をしっかり管理しておけば必要なものだけを残し、企業価値を向上させることが可能です。資源の管理と人材育成に力を入れ、競合他社に負けない企業を作り上げていきましょう。

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