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就業時間後のコミュニケーションに最適!オフィス・事務所にバースペースを設けるメリット
オフィスや事務所にバースペースを設置する「社内バー」が密かなブームとなっていることをご存じでしょうか。会社は働く場所というイメージの強い勤勉な日本人にとって、オフィスの概念を大きく覆される方も多いかもしれません。
しかし、社員同士のコミュニケーションを活発にしたり、社内イベントや会議の場所に活用したりなど、バースペースにはさまざまなメリットや活用方法があります。
今回は、オフィスや事務所にバースペースを設置するメリットについてご紹介します。実際の活用事例やパースペースを設置する際に注意すべきポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
オフィス・事務所にバースペースを設けることで社内コミュニケーションが活性化する
まずは、オフィスや事務所にパースペースが設けられた背景、そしてバースペースを設置する5つのメリットについてご紹介します。これからバースペースの導入を検討している事業者の方はぜひ参考にしてください。
オフィスにバースペースが導入された背景
IT企業やインターネット関連の事業を手がける企業、広告業やコンサル業などのクリエイティブな業界などですでにバースペースを導入した企業が数多く存在します。オフィスや事務所にバースペースが導入された背景について考えていきましょう。
従業員の愛着心や仕事に対する思い入れの強さを高める必要がある
従業員エンゲージメントという言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。従業員エンゲージメントとは、従業員たちの企業への愛着心や思い入れを表現する言葉です。
この従業員エンゲージメントを高めることによって、目標達成に向けて仲間と協力するなど、企業にとって大きな利益を生み出します。
オフィスにバースペースを設けることで、社員のモチベーションや生産性を高めることができるのです。
労働人口の減少や中途採用市場の活性化
従業員エンゲージメントを高める必要がある理由として「労働人口の減少」と「中途採用市場の活性化」が挙げられます。
日本国内の労働人口は年々減少傾向にあり、今後も減少の一途を辿ると予想されているのです。さらに近年は若い世代を中心に転職を希望する方が増えてきていることから、中途採用市場が年々活性化していることも大きく関係していると考えられています。
企業にとって採用活動は非常に厳しい状況で、離職率を少しでも改善するために、そして採用した人材が定着するためには、従業員の満足度を向上させる必要があります。
従業員のエンゲージメントを高めるために、バースペースの設置は非常に有効な手段なのです。
バースペースを導入する5つのメリット
ここからは、オフィスや事務所にバースペースを導入する5つのメリットについてご紹介します。
メリットその1|社内のコミュニケーションが活発になる
オフィスバーを設置する事業者のうち、社内コミュニケーションの活性化のために導入しているケースが大半を占めています。
大人数の従業員を抱えるオフィスの場合、普段交流をしない従業員もたくさん存在します。業務後にお酒を片手に何気ない話をすることで、自然と緊張もほぐれて従業員同士の距離が近くなるでしょう。
さらに、オフィスバーから生まれる新しいアイディアや気づきは、新たなビジネスチャンスを作り出すこともでき、何より会社の雰囲気をよくするために効果を発揮します。
メリットその2|飲み会を開かなくても飲みニケーションができる
コロナウイルスの影響により気軽に飲みに誘えない、一緒に食事を取ることができないという風潮があります。しかし、わざわざ飲み会を開かずとも、オフィスバーであればより気軽に飲みニケーションを図れるというメリットが得られるでしょう。
飲み会に行くことに前向きになれない若手社員や飲み会にお金をかけたくないと感じる社員もオフィスバーであれば、より気軽に立ち寄ることが可能です。
メリットその3|企業ブランディングが向上する
オフィスバーを設置することで、企業ブランディングの向上にも貢献します。お酒を飲みながら打ち合わせができたり、人間関係が良好そうであるというイメージを持たせたりできるため、好意的な印象を与えられるでしょう。
企業イメージをアップすることで良い企業広告となり、採用活動にも効果を発揮してくれる可能性があります。
メリットその4|業務の効率化に役立つ
オフィスバーを設置することで、従業員の業務効率をアップさせる効果も期待できます。コミュニケーションの場として活用できることはもちろん、従業員の作業スペースとしても活用することが可能です。
ちょっと一息つきたいときなども、オフィスから少し離れた場所に身を置くことで頭の中を整理できます。
メリットその5|情報漏洩を防止できる
オフィスバーは、基本的に従業員のみが利用できる共有スペースです。そのため、シェアオフィスや外部のカフェのような場所で仕事や打ち合わせをするよりも、情報漏洩するリスクを最小限に抑えられるでしょう。
お得意先へのおもてなしにも有効的
ここからは、オフィスのバースペースの活用事例をご紹介します。導入した企業がどのようにオフィスバーを活用しているかを知ることで、バースペースを設置する魅力についてより理解が深まるでしょう。
事例その1|接客スペース
大切な商談など、応接室などの特別な空間で行う必要がありますが、取引先の方との軽い打ち合わせや顔合わせであれば、オフィスバーを接客スペースとして活用できます。
バーカウンターに従業員が入り、取引先の方をおもてなしする接客スタイルが面白いと感じてもらえるはずです。よりカジュアルな雰囲気で会話を楽しむことで、より親密な関係を築くことが可能となります。
事例その2|ミーティングスペース
オフィスバーの規模にもよりますが、少人数グループのミーティングスペースとして活用できます。お酒を飲みながら、リラックスして打ち合わせを行うことで、新しい考えやアイディアが生まれるかもしれません。
事例その3|ランチスペース
社員食堂がないオフィスの場合は、オフィスバーをランチスペースとして開放するのもおすすめです。お酒を出さない時間帯もより多くの社員に使ってもらえるでしょう。おしゃれなバー空間を作れば、わざわざ外のカフェに出かけなくても気分転換ができます。
事例その4|社内イベントや勉強会
おしゃれなバースペースを社内イベントや勉強会で活用する事例も少なくありません。会議室などのかしこまった空間で行うよりも、社員のモチベーションが高くなるのでおすすめです。
事例その5|集中するためのスペース
近年は、多くの企業が「フリーアドレス制度」を導入しています。決まったデスクで作業するのではなく、好きな場所で仕事をするスタイルであるフリーアドレス制度は、これからの時代より多くの企業で採用されていく可能性があるでしょう。
おしゃれなオフィスバーを設置すれば、社員が集中できる空間として活用されるはずです。
事例その6|コミュニケーションスペース
従業員同士のコミュニケーションを図る場所としてオフィスバーが活用される事例も多数報告されています。何気ない会話や他愛もないやりとりから斬新なアイディアが生まれることは少なくありません。
オフィスバーがあることで、従業員同士の交流が増え、業務効率がアップしたり、従業員同士の仲も深まったりなどさまざまなメリットが生まれる可能性があります。
バースペースを導入するときのポイント
ここからは、バースペースを導入する際に注意すべき3つのポイントについて見ていきましょう。
ポイントその1|目的を絞ってからレイアウトを決める
オフィスバーは、目的によって設置すべき家具や設備が大きく異なります。リラックススペースとしてバーを設置するのか、それとも仕事をする場所としてバーを設置するのか、目的を明確にすることが大切です。
リラックスを目的にバーを設置する場合は、ソファータイプのイスがおすすめ。コミュニケーションを目的にしている場合は、ハイチェアとハイテーブルを設置しましょう。さらに、ワークスペースとしても活用したい場合はシングルソファやハイバックのチェアを設置すると効率よく作業できます。
ポイントその2|家具やインテリアにこだわる
従業員たちの疲れを癒す場所として活用するためには、設置する家具やインテリアにこだわることも大切。バーの魅力を最大限に引き出すためにも、機能性やデザイン性を重視したアイテム選びをしてください。
バーの雰囲気だけ考えるのではなく、オフィスとの相性も考慮しましょう。インテリアや提供されるドリンク、フードメニューにもこだわって、最高の空間を演出してください。
ポイントその3|バースペースを導入するデメリットを理解する
オフィスバーを設置するためには、メリットだけでなくデメリットもきちんと理解する必要があります。
▽バースペースを導入するデメリット
- お酒が苦手な人たちに疎外感を与えてしまう
- 社内でお酒を飲むことに抵抗がある人も一定数存在する
すべての従業員がお酒好きとは限りません。また、社内でお酒を飲むことに罪悪感や抵抗感のある人も存在します。お酒が苦手な人に疎外感や不公平感を与えないように、誰もが利用しやすい空間を作ることを意識してください。
今回のまとめ
今回は、オフィスや事務所にバースペースを設けるメリットについてご紹介しました。従業員のモチベーションがアップするだけでなく、企業ブランディング向上にも大きく貢献することがお分かりいただけたのではないでしょうか。
名古屋エリアでオフィスバーの導入を検討している方を始め、賃貸オフィスを検討されている方は、ぜひオフィッコスまでご相談ください。経験豊富なスタッフがお客様にとって最適なオフィスを提案させていただきます。
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