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2022.09.01

賃貸オフィスの雰囲気にあうサインプレートを置く大切さとは


賃貸オフィスを一から立ち上げる際には、社員の働きやすさを重視してレイアウトなどを考える必要があります。一方、外部の人が訪れることの多いオフィスでは、良い印象を与えられるような雰囲気作りをすることも大変重要です。
賃貸オフィスにおいて良い雰囲気を演出する方法として、サインプレートを飾ることが挙げられます。ここでは、サインプレートのデザインや設置場所を決める際に抑えておきたいポイントなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

賃貸オフィスではサインプレートをどこにおくべきか

オフィスはさまざまなエリアや部屋で構成されており、それらの違いを一目で分かるようにしておくことは大変重要です。サインプレートはその際に活用すべきもののひとつであり、具体的な設置場所としては以下のようなものが挙げられます。

エントランス

サインプレートが設置されることの多い場所として挙げられるのがエントランスです。エントランスには外部の人も含めて多くの人が集まることから、社名を一目で確認できるようサインプレートが設置されています。
また、特に賃貸オフィスの場合はビルの一部のフロアのみを使用するといったケースも少なくありません。この場合、自社がどのフロアにあるのかを一目で確認してもらえるようにするためにも、エントランスには社名や会社のロゴなどを記載したサインプレートを設置する必要があります。

受付

オフィスでは出入口に受付が設けられ、外部から来社した人などの対応をするケースも少なくありません。このようなオフィスでは受付が会社の顔のような役割を担うこととなるため、ここにも社名などを記したサインプレートを設置するのが一般的です。
また、受付では十分なスペースを確保しやすいことから、大きめのサインプレートやデザイン性にこだわったサインプレートなどを設置し、会社のカラーが一目で分かるようにするのも良いでしょう。

各部屋の入り口

オフィスで設置されるサインプレートは社名や会社のロゴを記したものだけに留まりません。例えばオフィス内に複数の部屋がある場合、各部屋の入り口に「社長室」「応接室」などの部屋の名称を記したサインプレートを設置するケースもあります。
通常、これらのサインプレートが外部から来た人の目に触れることはほとんどありません。ですが、こちらに関してもデザイン性などにこだわったものを設置すれば、良い雰囲気作りに活かせます。

外から確認できる場所に設置するのも重要

賃貸オフィスの場合、同じビルを複数の会社が利用しているケースも少なくありません。このようなケースでは、ビルの外から確認できる場所にサインプレートを設置するのも重要です。
ただし、ビルの外壁などにサインプレートを設置する場合、サイズや色などに関する法律や条例を順守しなければなりません。また、設置に際しては許可が必要となることもあるため、屋内にサインプレートを設置する場合とは勝手が異なるということを覚えておく必要があります。

サインプレートのカラーや位置でオフィスの雰囲気も変わる

オフィスの内部や入居するビルのさまざまな場所に設置することで、雰囲気作りにも活用することができるサインプレート。その設置時にはカラーをはじめとしたデザインや設置場所にもこだわることが大切です。続いては、サインプレートのデザインや設置場所を検討する際のポイントについて見ていきましょう。

サインプレートは視認性を重視した配色が重要

上述したようにサインプレートは、社名やロゴ、各部屋の名称などのように記載する内容が多彩になることで活用の幅も広がっていきます。そして、このようなサインプレートそのもののメリットを最大限に発揮するためには視認性を重視して配色を決めることが重要となります。
例えば、使用されているカラーがワンパターンなサインプレートだと印象に残りづらく、社名などを覚えてもらえないかもしれません。また、逆に使用されているカラーの種類が多すぎるサインプレートは視認性が悪く、見る人に伝えたい情報が正確に伝わりづらくなってしまうこともあるでしょう。
これらのことから、サインプレートの製作時には見る人の立場に立って配色を決めていくことが重要なのです。

高さやプレートのタイプにも要注意

サインプレートの見やすさは設置する場所や設置の仕方によっても変化します。例えば壁面の高すぎる場所や低すぎる場所にサインプレートを設置してしまうと、それだけで視認性は大きく下がってしまうこともあり、設置時には高さについてもよく考えておかなければなりません。
また、サインプレートには様々なタイプがあり、その違いによって設置の仕方も異なります。例えば、壁面に平付けするタイプのサインプレートは正面からだと見やすい半面、横からだと見にくくなってしまいます。それに対して天井から吊り下げるタイプのサインプレートはプレートの両面に文字を記載することなどによって、より広い角度から視認することも可能です。
サインプレートの設置時にはこのようなプレートのタイプの違いによる視認性の変化にも、気を付けることが大切になります。

重要なのは誰もが一目で確認できること

サインプレートはそれを見た人が一目でその記載内容を確認できることを重視して、デザインや設置場所を決めることが大切です。しかし、これらの点を考慮した「見やすさ」は設置場所や見る人との位置関係、さらには見る人自身の身長などの要素によっても変化します。
サインプレートの設置時にはこれらのことをよく理解した上で、総合的な観点から最適な設置場所やデザインがどのようなものなのかをよく考えることが必要です。

デザイナーに外注するのもおすすめ

サインプレートのデザインに関しては、多くの人が悩むポイントとなります。見やすいことや見た人に良い印象を与えられることを重視したデザインを専門知識のない人が一から考えるのは容易なことではありません。
サインプレートを設置する目的に対して、最適なデザインがどのようなものか分からないのであれば、デザイナーに外注してしまうのもおすすめです。とりわけ良い雰囲気を作り出すことを重視したデザインを希望する場合、実績などを参考にしながらデザイナーの選定を行うのが良いでしょう。

バリアフリー社会に合ったサインプレートの設置も大切

多くの人の目に触れるサインプレートは、誰が見ても一目で記載された内容が理解できるものでなければなりません。この点から、サインプレートのデザインなどを決定する際には「バリアフリー」についてもよく考える必要があるでしょう。続いては、バリアフリー社会におけるサインプレートの設置について解説します。

バリアフリー社会においてサインプレートを設置する際に注意すべきポイント

バリアフリーとは、障がいを持つ人や高齢者などが日常生活で直面する障壁を排除し、誰もが住みやすい環境を整備すること、もしくはその概念そのもののことです。すなわち、バリアフリー社会では、これらの障壁を排除することを念頭において社会が形作られていくことが求められます。
このようなバリアフリーの概念はサインプレートの設置時やデザインの決定時においてもよく考えることが大切です。例えば、より人目に付きやすいよう高所に設置したサインプレートは、車椅子を利用している人にとっては逆に見にくくなってしまうこともあるかもしれません。
バリアフリー社会では、このような少数派に区分される障がいを持つ人や高齢者の立場からさまざまな物事について検討することも重要となります。

点字プレートの重要性

バリアフリー社会においては、サインプレートと共に点字プレートを設置することも大変重要です。
サインプレートはその意味が理解できないことによって、様々な問題を引き起こしてしまう危険性をはらんでいます。例えば、トイレの前に設置されたサインプレートの記載内容が理解できないと男性用トイレと女性用トイレの区別がつかなくなってしまうこともあるでしょう。
このような問題は視覚障がいを持つ人に生じやすく、その配慮として点字プレートの設置が不可欠となるのです。

特に注意が必要な点字プレートの設置場所

近年、企業のオフィスにおいても設置されることが多くなったのが点字式の案内板です。点字式の案内板には視覚障がいを持つ人が触れるだけで、フロア内の各部屋の位置関係などを把握できるというメリットがあり、サインプレートと共に設置することが求められています。
この点字式の案内板をはじめとした点字プレートを設置する場合、設置場所にも注意が必要です。点字プレートの設置場所に関してはJIS規格として「触る範囲の中心が床から1m40cm程度」という基準が定められており、この高さを順守して設置場所を検討すると良いでしょう。

多言語表示もバリアフリーのひとつ

サインプレートのバリアフリーについて考える際に考慮すべき点としては、使用する言語の問題もあります。今日ではさまざまな国籍を持つ人が国内でも働いており、オフィスによっては日本語以外の言語が使用されるケースも少なくありません。
サインプレートの記載内容を誰でも理解できるものにするためには、このような言語の問題を考慮して多言語表示にするのも効果的です。また、表示する言語を決める際には英語や中国語などの話者の多い言語のほか、取引先企業が拠点を置く国の言語なども優先的に選ぶようにすると良いでしょう。

今回のまとめ

オフィスの受付やエントランスなどに設置するサインプレートは会社の顔のような存在であり、社内の雰囲気を反映したものである必要があります。そのため、その製作時には視認性だけでなくデザイン性にもこだわることが重要です。
一方、サインプレートの設置場所は多岐にわたり、設置場所に応じてデザインなどを変更することも大切です。また、視認性という点では人によって見やすさの基準が異なるという前提のもと、バリアフリーの概念も取り入れることが重要と言えるでしょう。

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