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賃貸オフィスにぴったりのお洒落なブラインドとは?快適に過ごすためのコツ
ブラインドは、室内をお洒落にスタイリッシュに見せられるアイテムです。オフィスに取り入れたいけれど、賃貸でも可能なのか疑問に思う人も多いのではないでしょうか。ブラインドは、賃貸でも穴を開けずに簡単に取り付けられます。
また、機能や加工方法、素材や取り付け方法によってさまざまな種類があるので、それぞれの特徴を理解して自社に合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは、ブラインドの機能や開閉パターンによる種類や特徴について詳しくご紹介します。
賃貸オフィスにもブラインドは取り付けられるのか
賃貸オフィスにも、ブラインドを取り付けることはできるのでしょうか。ここでは、賃貸オフィスにブラインドを取り付けることができるのか、取り付け可能なブラインドの選び方のポイントなどについてもご紹介します。
賃貸オフィスにもブラインドの取り付けは可能
結論から述べると、賃貸オフィスにもブラインドを取り付けることは可能です。賃貸オフィスでは「壁や天井に穴を開けることはできない」「既にカーテンレールが設置してあるので不可能」と思っている人も多いかもしれません。しかし賃貸オフィスでもカーテンレールを上手に活用すれば、ブラインドの設置も可能です。
ブラインドをオーダーすると、商品と合わせて専用の部品が届きます。その部品を使用することでカーテンレールへ取り付けられるのです。購入の際には専用の部品が付属で付くのか、念のため確認しておくと安心です。
取り付け可能なブラインドの選び方
賃貸オフィスにブラインドを取り付けることはできますが、どのようなブラインドでも取り付けることができるわけではありません。実際に賃貸オフィスに取り付ける場合には、アルミ製の横型タイプがおすすめです。横型のタイプは上下に開閉しやすく、お手入れも比較的簡単なのが魅力となります。
また、アルミ製であれば水に強く、窓の水滴ができても安心ですし、水回りにも取り付けやすいのがメリットです。縦型のバーチカルブラインドも取り付け可能ですが、開閉の際に室内が見えやすいのがデメリットになります。
様々な種類のブラインドがありますが、賃貸オフィスで取り付けを考えている場合には、「アルミ製の横型タイプ」を選ぶと良いでしょう。
取り付け前のチェック項目
ここでは、カーテンレールの有無や窓枠の形、サイズなど購入前の確認事項について解説します。
窓枠の形やサイズを確認
購入前に窓枠の形やサイズを確認し、計測します。窓枠の形によってはブラインドを取り付けることができない場合があるため注意が必要です。
カーテンレールがない場合
カーテンレールがない場合には、つっぱり棒を用いたタイプのブラインドの使用が可能です。重みがあるとつっぱり棒が外れてしまう原因になるので、木製や竹製よりも軽い素材のアルミ製のタイプを取り入れるのがポイントになります。
カーテンレールがある場合
カーテンレールがある場合には、レールを上手に活用してブラインドを取り付けることができます。カーテンレールを活用した方法はブラインド専用の部品を取り付けて固定するため、外れにくいのが特徴です。ネジ穴を開ける必要がなく、賃貸オフィスでも取り入れやすいのが魅力と言えます。
取り付け方のポイント
ブラケット(ブラインド取り付け金具)とカーテンレール取り付け金具、小ネジがあれば、賃貸オフィスに簡単にブラインドを取り付けることができます。賃貸オフィスにカーテンレールが設置してある場合には、カーテンのキャップとランナーをすべて取り外し、カーテンレールの溝にブラケットを入れ込み、固定してブラインド本体を取り付ければ完成です。
賃貸オフィスをお洒落に見せるブラインドの種類とは
賃貸オフィスに取り付けるブラインドにはデザインや素材、加工方法などによって様々な種類があります。それぞれ機能も異なり、特徴を理解することで目的や用途に応じたブラインドを選びやすくなります。ここでは、賃貸オフィスをお洒落にスタイリッシュに見せるブラインドの種類について詳しくご紹介します。
デザイン
ブラインドのデザインには主に縦型と横型の2種類です。
縦型
縦型タイプは「バーチカルブラインド」とも呼ばれます。「バーチカル」とは英語で「垂直」を意味し、縦にすらりと伸びるルーバーがスタイリッシュで大きな窓に映えるデザインが魅力です。
横型
横型のブラインドは、スラットが左右横に並んだタイプで、上下の開閉がしやすいのが魅力です。また光の量を調整しやすく、バーチカルブラインドのように開けたときに中が丸見えになる心配がないので、プライバシー面でも安心できます。そのため、低層階にも取り入れやすいタイプです。
機能
ここでは、ブラインドの加工方法別の特徴をご紹介します。
フッ素コート
フライパンや半導体など、身近なところに使われているフッ素ですが、ブラインドにもフッ素加工が施されているタイプがあります。水に強く水滴がついてもさびにくいほか、カビの発生を防ぐのが特徴です。また、耐久性や耐熱性に優れており、日焼けによる変色を防ぎ、メンテナンス次第で長く使い続けることができます。
酸化チタンコート
酸化チタンとは白色の着色料で、化粧品や医薬品など様々な商品に使用されています。ブラインドの表面を酸化チタンでコーティングすることで光や紫外線が当たると反応して、光触媒作用によって抗菌や消臭効果を発揮するのです。
遮熱コート
遮熱コートを施したブラインドは、暑さを感じやすい赤外線の反射率を高めることで室内温度を下げ、冷房費のコストダウンが叶います。
素材
ここでは、ブラインドの素材別の特徴をご紹介します。
布製
布製のブラインドは、布独特の風合いで温かみや柔らかさを演出できます。ミーティングスペースなどよりは、リラックスできる休憩室やフリースペースでの使用がおすすめです。洗濯することができ、手入れは比較的楽な方だと言えるでしょう。
竹製
竹製のブラインドは木製のような重厚感や高級感があり、「賃貸オフィスの部屋をお洒落にしたい」「インテリア性を重視したい」という場合におすすめです。木製よりも薄い素材なので、その分操作しやすいのが特徴となります。
アルミ製
アルミ製のブラインドは軽い素材で操作しやすいのが特徴で、光の量の調整もスムーズに楽に行うことができます。
また、静電気の発生は起こりやすいものの、水拭きが可能で手入れもしやすいのが魅力です。デザイン的にもオフィスに合わせやすい素材となっています。
木製
木製のブラインドは、木材ならではの温かみと高級感があり、賃貸オフィス内をナチュラルベースの空間にしたいときにおすすめです。木製なので重みがあり、操作は慎重に行う必要があります。
賃貸オフィスのブラインドはお洒落なだけでなく開閉も簡単に
賃貸オフィスのブラインドはデザインがお洒落なだけでなく、開閉操作がシンプルで簡単かどうかもチェックしておきたいポイントです。スムーズに開閉できないと、操作自体がストレスとなり、場合によっては操作部分を劣化させ、破損させてしまう場合があります。
ブラインドの開閉パターン
ここでは、賃貸オフィスのブラインドの開閉パターンについて詳しくご紹介します。
リモコン回転式
電動でリモコン操作をすることで、離れた場所からでも簡単にブラインドの開閉を行うことができます。
また、コードやポールを手動で操作する必要がないため、手の届きにくい高い場所にもブラインドの設置が可能です。思い立ったときに、デスク席から簡単に開閉操作できるのがメリットです。
製品によってはブラインドの開閉の時間指定が可能であり、操作のシンプル化やスマート化が可能となります。
コード&ロッド式
上下の開閉とスラットの角度調整の役割がコードとロッドで分かれているタイプのブラインドです。役割が分かれているので操作がしやすく、手順さえ覚えていれば迷うことなく感覚的に作業を行うことができます。コードを引く力や角度が足りない場合や引く方向が異なっている場合には、ブラインドがうまく固定されないことがあるため、正しい手順をマスターすることが大切です。
また、正しい手順で行っていても操作がしにくい場合には、破損や劣化の可能性があります。無理に操作せず、部品の交換などを試すのもひとつの方法です。
ループコード式
コードのみのタイプで、1本のコードで上下の開閉とスラットの角度調整の2つの役割を行うタイプになります。メーカーによってチェーン式やワンコントロール式と呼ばれることもあります。
手前と奥というように、コードを引く向きを変えると、上下の開閉やスラットの角度調整をそれぞれ行うことができる仕組みです。ポールよりも軽く操作がしやすいのが魅力となっています。
製品によっては長く伸びるコードをスッキリまとめるフックなどが付いているものもあり、絡まりなどを防ぐことができます。
ワンポール式
ポールが一つ付いたタイプのブラインドです。メーカーによってマルチポール式と呼ばれることもあります。ひとつのポールでスラットの上下の開閉と角度調整の2役をこなすタイプで、ポール先端のつまみ下を引き、緩めるという動作で開閉作業を行うことができます。
スラットの角度調整はグリップ部分を回転させることで可能です。コードと比べてポールは握ることができるため、スムーズに操作ができるのがメリットといえます。操作がしやすい分、破損の心配が少なく済むので長く使えるでしょう。他にコード類もなく、見た目がすっきりお洒落にみえるのもポイントです。
また、コードが伸びた部分は、ポールに引っ掛けることができるため、コードが絡まる心配がなく、見た目もスッキリするのが魅力となっています。
今回のまとめ
ブラインドは賃貸オフィスでも、必要な部品などが揃っていれば簡単に取り付けることができます。メーカーによってさまざまな種類のアイテムがあり、目的や用途に応じて自社に合ったものを選ぶことが大切です。
デザインだけでなく、開閉のしやすさやメンテナンスが楽かどうかなど、長く使い続けるための要素も確認できると選択肢を絞りやすいでしょう。冷暖房費の節約やプライバシーへの配慮など、様々なメリットのあるブラインドをぜひオフィスに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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