COLUMN
お役立ち情報
快適な空間を演出!メンテナンスが簡単なオフィス・事務所におすすめの観葉植物
働く社員のために、癒されるオフィスの空間作りをしたいなら観葉植物を置くのがおすすめです。緑を設置するとオフィスが心地良い空間に変わり、仕事に対するモチベーションが上がります。しかし一口に観葉植物といっても種類が多く、何を選んでいいか分からない方も多いのではないでしょうか。
今回は、オフィスにおすすめの観葉植物やメンテナンス方法について解説します。
1. 水やりが少なくメンテナンスが簡単な観葉植物がおすすめ
2. オフィス・事務所に適した観葉植物の特徴
3. メンテナンスが簡単な観葉植物は水やりのタイミングが分かりやすい
4. 今回のまとめ
水やりが少なくメンテナンスが簡単な観葉植物がおすすめ
オフィスに設置する観葉植物を選ぶ際には、注意点がいくつかあります。例えば、メンテナンスや清掃で手間がかからないか、そして邪魔にならない大きさかといった点です。
メンテナンスに手間がかからない種類を選ぶ
もっとも重視すべき点はメンテナンスの手軽さです。頻繁に手入れをしなければいけない植物だと、業務効率を上げるために設置したはずが、水やりなどの世話に時間をとられて仕事効率が下がってしまいます。
また、会社や部署全体が忙しいと誰も手入れができない日々が続き、枯れてしまうことにもなりかねません。枯れた観葉植物を片付けられないとオフィスの見栄えが悪くなってしまい、顧客が訪れたときにきちんと手入れができていない職場だと思われてしまいます。
散らかりにくい種類を選ぶ
きちんとメンテナンスしていたつもりでも、部屋の温度や陽の当たり具合によって葉が落ちてしまうケースも少なくありません。
オフィス内でほとんど手入れする時間がとれなさそうな場合は、環境変化に強い種類を選んでください。
成長しても場所をとらない種類を選ぶ
成長が早い観葉植物の場合、購入したときにはあまりスペースをとらなかったのに気がついたら大きくなってしまい邪魔になるケースもあります。特にツルのように葉がぐんぐん育つ種類は、オフィスの見通しが悪くなり作業効率を下げてしまいがちです。
ただし、最初から大きい観葉植物を十分なスペースがある場所へ設置するのは問題ありません。成長してもしっかりとしたスペースがあれば大丈夫です。大きい植物は壁や仕切りの代わりとして利用すると、パーテーション購入費用の節約にもなります。
また、新たに立ち上げた会社の場合、成長が早い植物は経過を感じられてモチベーションアップにつながる場合もあります。状況に合わせた種類を選ぶことが大切です。
オフィス・事務所に適した観葉植物の特徴
ここでは、オフィスや事務所にぴったりな観葉植物をご紹介します。同じ観葉植物であってもメンテナンスの必要性や葉っぱの落ち方などが異なりますので、オフィスの状況に合わせた種類を選んでください。
パキラ
観葉植物としてもメジャーで多くのオフィスに設置されているのがパキラです。土が乾いたときに少しあふれる程度の水さえやれば育ちます。数日に1回程度のメンテナンスで構いません。
大きさの種類も豊富で、机に置けるコンパクトなサイズからエントランスに設置する大型タイプまで幅広く揃っています。パキラは室温5度以上で育つため、寒くなりがちなオフィスでも育てることが可能です。葉っぱが大きいながらも枯れにくく散らかりません。
サボテン
観葉植物の中でも手間がかからず葉っぱも散らからないサボテンもオフィスに向いています。デスクの上に設置できるミニタイプも多く販売されているので、個人で机の上に設置する観葉植物を探している方にぴったりです。
乾燥に強く数日間放置されていても問題ないのですが、反対に水をあげすぎると根腐れしてしまいます。夏と冬は月に1回でも大丈夫です。マメな方は反対に毎日あげないように気をつけなければいけません
また、ミニサボテンなら成長はゆっくりで年間1cm程度、大きいサボテンなら年間10cmほどです。
オリヅルラン
寒さや乾燥への耐性があるオリズルランもオフィスへの設置にぴったりです。細長く曲線状の葉は、緑の中心に白い線が入っており、さわやかな印象となります。
強い直射日光に当たると葉焼けしてしまい、反対に日陰では弱々しくなってしまうため、直射日光が当たらない明るい場所での設置に向いているでしょう。水やりは乾いたときに受け皿にたまるくらいたっぷりあげればよいため、数日に1回で大丈夫です。
また、3度の室温まで耐えられるので、寒くなりやすい地域でも枯れる心配がありません。
ゴムの木
会社の歴史と一緒に成長が分かる観葉植物を希望している方には、ゴムの木がおすすめです。あまり手間がかからないながらも、1年間で10センチ以上成長します。開業や新築などのお祝い事でもプレゼントされることが少なくありません。葉は大きくツヤがあり、生き生きとした印象を受けます。
水やりは、土が乾いたら受け皿に残らない程度にすれば十分です。比較的乾燥に強いので、こまめなメンテナンスが難しいオフィスに向いています。
剪定すると幹が太く育つのが特徴で、成長に影響しない春か秋が剪定にぴったりです。5度以上の室温で育ち、夜間など一時的ならば5度以下になる環境でも問題ありません。
アレカヤシ
アレカヤシもオフィスに置かれる観葉植物として人気が高い種類です。細長い葉っぱがたくさんつくのが特徴で南国風の雰囲気にしてくれます。夏場は直射日光に当てると葉焼けしてしまうため、窓際から離した場所に設置しましょう。
一般的な観葉植物と同じタイミングで、土が乾燥してきたら水やりし、冬は少し回数を減らします。霧吹きで葉に水をかけてあげると湿度を保つ効果も得られるため、乾燥しやすいオフィスにもおすすめです。
観葉植物は邪魔にならない場所に置くべきですが、アレカヤシは葉が柔らかいため万が一ぶつかっても安全です。なお、葉っぱが枯れても落ちず散らかりません。ただし、枯れてしまった葉を見つけた際には抜いてあげるときれいな景観を保つことができます。
モンステラ
葉っぱが大きくて力強い観葉植物を設置したいならモンステラがおすすめです。緑を増やしたい場合にも向いています。葉っぱに切れ込みが入っている独特なデザインが特徴であり、オフィスに南国風な植物を設置したい場合にもぴったりです。
大きいタイプから小鉢型までサイズも豊富です。サトイモ科で日光がなくても育つ耐陰性をもつ植物のため、室内でも育てやすい種類だと言えるでしょう。ただし、明るい場所だとより引き締まった茎が育つので、可能ならカーテン越しなど直射日光が当たらない明るい場所に設置してください。
水やりは土が乾いた段階でたっぷりあげれば問題ないです。特に生育が進む夏場は、鉢の底からあふれるくらい十分にあげましょう。また太陽の光に向かって伸びていくため、適度に向きを変えてあげると葉っぱの方向が均一になります。
サンスベリア
サンスベリアは縦長で細長い葉が特徴の観葉植物です。一見すると虎の尻尾のようにも見えるためトラノオという別名もあります。日光が当たらない場所でも育つ耐陰性植物のため、エントランスなど窓付近に置けないケースにも向いている植物です。
20度から25度ほどが最適な気温で、耐えられる温度の目安は10度です。冬場や夜に寒くなってしまう場所に設置すると枯れる可能性があるため注意してください。水やりは一般的な観葉植物と同様で、土が乾いたら受け皿にたまる程度の水をあげます。
ユッカ
サンスベリアと同様に細長いシュッとした形が特徴です。特に幹が太く大きいタイプは、南国風のイメージがあります。金運や仕事運が上がる植物ともいわれており、開業祝いなどにも選ばれやすい種類です。
比較的早く伸びるため、年数の経過とともに成長を楽しみたい方に向いています。直射日光は避けてカーテン越しなど明るい場所に設置するのが最適です。
ポトス
多少の手入れが必要でも緑の量を重視したい場合にぴったりなのは、葉が多く枯れにくいポトスです。2-3日に1回程度、土が乾いた際に水やりをすれば大丈夫で、15度から40度の室温で育ちます。夏は直射日光を避ける必要があり、室内の窓やエアコンから離れた場所に設置すると良いでしょう。
葉が伸びてきたら挿し木で増やせるため、徐々に観葉植物の数を増やしたい場合にもぴったりです。ただし成長すると葉の数は多くなるため、せまい場所にひとつだけ設置するケースには向きません。
メンテナンスが簡単な観葉植物は水やりのタイミングが分かりやすい
観葉植物のメンテナンスが簡単とされる理由は、水をあげるタイミングが少ない点です。
花を咲かせる植物の多くは毎日水をあげなければいけません。温度の高い時間帯は避けて朝もしくは夕方のできれば1日2回がベストですが、毎日朝夕に水をあげるのは日々仕事に追われる社員ばかりのオフィスでは現実的ではないでしょう。観葉植物なら手間をかけずに緑を設置できます。
水やりは土が乾いたら
一方ほとんどの観葉植物は種類が違っていても「土が乾いたら水をたっぷりあげる」と、水やりがほとんど同じタイミング。難しく考える必要やメンテナンスの担当者を決める必要がありません。
なお、土が乾いたかどうかを確認する方法として、触ってみて土が手につけばまだ水分を多く含んでいることになります。また、外見で黒かった土が茶色や白っぽくなってきたら、乾燥のサインです。
ただし、夏期間と冬期間で最適なタイミングが異なる点は意識しておきましょう。夏場はだいたい3、4日に1回程度ですが、冬はさらに1~2日ほど頻度を落とします。多くの観葉植物は冬に休眠期に入るためです。休眠期に水をあげすぎると枯れる原因となるため、注意しなければなりません。
設置場所はカーテン越しが基本
多くの観葉植物は日光を必要としながらも、直射日光に当てすぎると葉焼けや枯れの原因になります。窓付近ならカーテン越しに設置するのが基本です。もちろん直射日光が当たらない明るい場所でも大丈夫なので窓から少し離れた位置などでも問題ありません。
日中は光が当たらないけれど、夕方には木漏れ日が差し込むという場所でも大丈夫です。エントランスのエレベーター横など、完全に日光が当たらない場所に設置する際は、耐陰性をもつ種類が向いています。
今回のまとめ
オフィスに緑を設置したいと考えて観葉植物を探している方は、手間をかけなくても育ちやすい種類を選びましょう。特に手入れが少なくてもよいのはサボテンです。オフィスに設置する観葉植物としてメジャーな種類はパキラやアレカヤシなどが挙げられます。
設置する場所やメンテナンスの必要性を踏まえてオフィスの観葉植物を検討してみてはいかがでしょうか。
名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業でございます。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めております。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ございますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者さまは、まずは一度お気軽にお問い合わせください。