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オフィス環境の作り方

2022.06.10

賃貸オフィスでよくある柱のお悩み!デッドスペースを有効活用する方法


賃貸オフィスでよくある悩みが「柱」です。
柱があることでデスクやチェアが置けず、理想の配置にできない場合があります。オフィスを借りたものの、柱の位置によってデスクやチェアが理想の配置にできなかった、無駄なスペースが発生してしまったという方もいるのではないでしょうか。
悩みのタネとなっている柱を移動したり出来るわけではないものの、できれば柱によって発生する無駄なスペースを減らしたり、柱の存在感を薄くしたいと思っている方は少なくありません。
そこで本記事では、「柱」を有効活用する方法についてご紹介します。「すでにオフィスを借りていて、柱によって無駄なスペースが発生してしまっている」「これから新しくオフィスを借りたいものの、どこも柱が有り理想のオフィスができなさそう」とオフィスの柱で悩んでいる方は、ぜひ最後まで読み参考にしてみてください。

1.賃貸オフィスでよくある柱のお悩みとは

冒頭でも紹介したように、賃貸オフィスの悩みの一つが柱の位置です。もし、オフィスの中央に柱があるとなればデスクやチェアなどの置き場所に困ることもあるでしょう。
デスクやチェアなどを置けない場所は「デッドスペース」と呼ばれます。オフィス代を支払っているのに何の用途にも使用されない無駄なスペースが発生してしまうのはもったいないことです。そこで、できればデッドスペースを無くして、作業スペースにしたいと考えている方も多いでしょう。
一番の理想は、柱がないオフィスを借りること、または事前に柱の場所を把握してデスクなどの配置を考えることですが、なかなかそうもいかないのが現実です。
オフィスを借りてからデスクなどを置こうとしたときに「こんなはずではなかった」「置きたい場所に置けない」となってしまうのは残念なことですが、柱をなくすこともできません。
そこでおすすめの方法が、会議室の壁に柱を隠したり、柱をインテリアにしたりする方法です。
柱がないオフィスや理想のオフィスに出会うのは難しいため、オフィス探しを頑張るよりも、デッドスペースを有効活用できるよう工夫するほうが良いでしょう。少しのデッドスペースも有効活用することで、一人で作業できるスペース、あるいは人目を気にせずゆっくりできる休憩所へと変わります。

2.賃貸オフィスの柱を有効活用する方法

賃貸オフィスの柱を有効活用するおもな方法には、以下の5つが挙げられます。
・会議室などを利用して壁に柱を隠す
・柱をインテリアにする
・ソロワーク用スペースとして活用する
・マルチピットとして活用する
・柱をホワイトボードにする
それぞれの有効活用方法を詳しく見てみましょう。

会議室などを利用して壁に柱を隠す

オフィスによっては、中央から近い場所に柱があることも少なくありません。そのまま周辺にデスクを配置すると、柱をはさんだ席に座っている従業員同士のコミュニケーションがとりにくくなり、業務効率に影響が出てしまう場合があります。
目立つ場所にある柱は、パーテーションなどで会議室を作り、壁の中に隠す方法がおすすめです。そうすることでスッキリとした見た目になり、オフィスの効率性をアップできます。会議室に限る必要はありません。応接スペースや作業スペース、休憩室を作るのもよいでしょう。壁の一部としてそのまま柱を使い、テレビなどを設置することも可能です。

柱をインテリアにする

オフィスによっては中央ではなく外周に柱が並ぶところもあります。この外周にある柱を会議室などを作り壁の一部として隠してしまうと、窓もいっしょに隠れてしまう可能性が高いでしょう。
最新のオフィスビルは開放感の高い作りになっていることが多く、窓の大きさは重要です。床から天井までが窓というオフィスもあり、窓が大きいことで開放感が演出されているため、その窓を柱で隠してしまうとせっかくの開放感が損なわれてしまいます。この場合は、外周に並ぶ柱をインテリアにみたてれば、開放感がなくなってしまうのを防げます。
柱にそって鉢植えなどを設置したり、剥がせる壁紙でお洒落にデザインしたりすることで、インテリアとして機能します。窓を塞がずにおしゃれなオフィスができるでしょう。

ソロワーク用スペースとして活用する

オフィスの外周に並ぶ柱は外側から中に向かってせり出す格好になるため、壁にそって柱と柱の間にデッドスペースができてしまいかねません。いくつかの小さな空間がある場合は、パーテーションとデスクを置きソロワーク用スペースとして設計することで、効率的に使えます。
従業員によっては狭い場所で仕事をするほうが落ち着く、集中をしたいときはいつものデスクから離れて一人で仕事をしたい、という考えの方もいるでしょう。そういった方にとってソロワーク用スペースはとても有用な場所になるはずです。

マルチピットとして活用する

窓際に並ぶ柱はインテリアにするだけではなく、さまざまな用途に使える「マルチピット」として活用できます。並ぶ柱の間にソファやデスクなどの家具を置き、柱をしきりとして使って、作業スペースや打ち合わせスペースを作るのです。
あえてパーテーションなどのしきりを置かないことで、模様替えがしやすく、そのときのニーズに合わせて空間づくりができます。こぢんまりとした場所が好きな従業員や、リラックスしたい場所が欲しいという従業員にとって落ち着ける場所となるでしょう。

柱をホワイトボードにする

これまで紹介した活用方法はオフィスを効率的に使える方法として魅力的ですが、柱同士の間隔や柱の位置によっては思い通りに使えないことがあるでしょう。そこでおすすめなのが柱をホワイトボードにする方法です。
柱にホワイトボードを貼るか、または壁をホワイトボードにできる塗料を塗れば、仕事に関するスケジュールやアイデアを書き出せるスペースになります。

3.柱を活用したオフィス設計のポイント

オフィスはなるべく柱が少ないのが理想ですが、現在の新耐震基準で建てられているビルはどうしても柱が多く、太くなりがちです。
柱を活用したオフィス設計のポイントは、柱によって出来るデッドスペースを有意義な空間として活用すること、またはインテリアや収納に組み込んでしまうことです。会議室や作業スペースの壁に隠してしまう他に、柱の表面を囲むように収納やハンガーラックなどを備えつけるのもよいでしょう。
企業ロゴやビジョンを浸透させるインテリアとして、壁紙やボードを貼りあえて目立たせるという方法もあります。
柱を「邪魔なもの」として残さず、有効活用できるよう、さまざまな方法を考えてみましょう。ただの柱として存在するよりも、インテリアにすることでおしゃれなオフィスにできますし、ボードにすることで生産性が上がるオフィスとなります。

柱の位置によって活用方法を変えよう

柱の活用方法にはさまざまなものがありますが、オフィスの状況によってどれが適しているかは異なります。
たとえば、窓から近いところは明るさや気温が最も変化しやすい場所であり、長時間の作業には適していません。そのため、窓付近にある柱を活用してスペースを作る場合は、一時的に使用する場所として活用するのがおすすめです。
最新のガラスウォールのオフィスビルであれば、高遮熱断熱ガラスが使用されており特殊加工がされているため、オフィス全体が温度変化の少ない場所となります。この場合は長時間滞在するスペースとしても問題はありません。中央に柱があれば会議室などの壁として利用するか、インテリアやホワイトボードとして利用するのがおすすめです。
このようにオフィス内の柱の位置によって活用方法を変えることで、今よりも快適なオフィスとなるでしょう。設計が古いオフィスビルでも内装デザインをよく考えれば、広く明るいオフィスとして生まれ変わります。
なかなか理想のオフィスに出会えないときは、柱をどのように活用できるかを考えてみると、想像もしなかったよいオフィスに生まれ変わらせることができるかもしれません。

今回のまとめ

賃貸オフィスは自分でオーダーして内装などを考えているわけではないため、必ずしも理想のオフィスにできるわけではありません。オフィスによっては「この柱が無ければなあ」と思うこともあるでしょう。柱をホワイトボードにしたり、マルチピットを作って活用したりすることで、より生産性を上げてくれるオフィスが実現できます。柱を単なる邪魔な存在にしておくのではなく、効率的に仕事が出来るオフィスを作るきっかけにできるよう、さまざまな工夫をしてみましょう。
名古屋に本社を構えているオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門としている企業で、希望に沿った物件をご案内できるよう情報収集に努めています。取り扱っている物件数は50,000件以上と豊富なため、希望に沿ったオフィスが見つかるでしょう。オフィス・店舗の開設、移転を検討している事業者様はぜひお気軽にご相談ください。

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