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社員のモチベーションアップに!社員が喜ぶオフィスの備品
働き方改革の必要性が叫ばれていることの大きな理由の一つが、生産年齢人口の減少をカバーできるだけの生産性向上の必要性です。一企業としても社員の生産性向上は重要課題ではないでしょうか。生産性を上げるためには、仕事の進め方や仕組みを整えて効率化することが欠かせませんが、働く人自身のモチベーションもとても重要となります。そこで本コラムでは、社員のモチベーションアップにつながるようなオフィスの備品をご紹介します。社員一人ひとりが意欲的に仕事に取り組むことにつながるような備品探しのご参考になれば幸いです。
【目次】
1.「よい姿勢を保てるから足腰が楽」と社員が喜ぶオフィスの備品
2.「快適な空間で仕事に集中できる」と社員が喜ぶオフィスの備品
3.「ゆとりを感じられるスペースで仕事ができる」と社員が喜ぶオフィスの備品
4.今回のまとめ
「よい姿勢を保てるから足腰が楽」と社員が喜ぶオフィスの備品
オフィスは長時間いる場所だからこそ、どんな体勢で業務を行うかで社員の疲れ具合、ひいては健康に影響します。腰に負担がかかりにくいように、あるいは座りっぱなしとなることを防ぐように働きかける備品を導入すれば、社員のモチベーションもアップすることでしょう。
長時間座っていても疲れにくいチェア
備品もいろいろですが、中でもサイズも効果も大きいのがデスクとチェアです。特に長時間腰をかけるチェアは、身体に合わないものを我慢して使っている状態では疲労やストレスが溜まってしまいます。心身の疲れが蓄積すれば作業効率の低下に繋がりかねません。とはいえ、個々の社員の体格や好みに合わせて家具選びをすれば、費用が莫大になってしまいます。そうした場合、各自の好みに合わせて背もたれや座面などを調整可能なだけでなく、使い手の体型や体重に応じてパーツが動くなどして適切にサポートしてくれるようなチェアを選びましょう。
例えば、エルゴノミクスチェアと呼ばれる人間工学を採用したチェアがおすすめです。エルゴヒューマンのチェアは、多くの調節機能を備えているほか、独立式のランバーサポートが背骨をS字ラインに近づけてくれます。できるだけ価格を抑えたエルゴノミクスチェアをということであれば、オフィスコムのYS-1なども候補となるでしょう。
座りっぱなしを回避できる昇降式のデスク
チェアの見直しも必要ですが、時々立って仕事をするいわゆる「スタンディングワーク」の導入もおすすめです。天板を上下させることができ、座った姿勢でも立った姿勢でも使える昇降式のデスクを導入すれば、長時間同じ姿勢を取り続けることを作業の中断なく避けられます。
たとえば、フレキシスポットの電動昇降スタンディングデスク、オカムラの上下昇降デスク「Swift」などが人気です。なお、レバーを手で回して高さ調節をする手動式の製品もありますが、日に何度か高さを変えるとなると面倒ですので、予算の許すのであれば電動式が望ましいでしょう。
「快適な空間で仕事に集中できる」と社員が喜ぶオフィスの備品
オフィス環境を左右するのは、インテリアや設備だけではありません。目に見えない空気もオフィス空間の快適さに大きく影響します。クリーンでやさしい空気で満たされたオフィスで心地よく過ごせれば、社員のモチベーションもアップするはずです。
オフィスの乾燥を防ぐ業務用の大型加湿器
常に空調が作動しているオフィスでは、乾燥が深刻になりがちです。各自がデスク上にミニサイズ加湿器を置くことも対策の一環にはなりますが、十分な加湿ができるとは言えません。その点、大空間に対応するよう設計された業務用の加湿器はパワフルそのものです。不快な渇きを覚えない空間は快適ですし、目・鼻・喉といった粘膜を乾かさないようにすることは感染防止の観点からも重要と言えます。
給水の手間を省きたい場合には、配管接続工事を行うことで自動給水が可能となる機種もあるほか、定期メンテナンスと毎日の給水作業をトータルで代行してくれるサービスもあります。オフィス環境向上のため、費用に合わせて加湿対策アイテムやサービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
ウイルスを抑制する業務用の空気清浄機
空気の乾燥もさることながらウイルス拡散が気になる昨今では、業務用空気清浄機の設置も検討する必要があります。新型コロナウイルスはもちろん、インフルエンザをはじめとした各感染症対策の重要度は益々高まっています。また、花粉や黄砂による社員の体調不良の予防にも、空気清浄機の導入は効果的です。
加湿機能がついたモデルもありますので、そうしたものを選べば乾燥防止とウイルス抑制の両方が叶います。業務用の空気清浄機は、機能・サイズ・適用する広さなどが幅広く、自社オフィスに合うモデルを選ぶことが重要です。目的や必要台数を洗い出し、オフィスの床面積に照らして適切な空気清浄機を選ぶようにしましょう。
オフィス空間を心地よい香りで満たすアロマディフューザー
香りには、気持ちを落ち着かせてくれたり、ストレスを和らげてくれたり、眠気を覚ましてくれたり、やる気を引き起こしてくれたりといった働きがあります。アロマディフューザーを設置することで、そうした香りのメリットを活用できます。心安らぐ香りで満たされたオフィスなら、自ずと社員の生産性もアップするのではないでしょうか。また、よい香りのする心地よいオフィス空間は、社員に喜んでもらえるというだけでなく、来客に対しても嗅覚に訴えるブランディング手法ともなるでしょう。
オイルや水の残量をチェックしたり、時には洗浄したりといった手間をかけられないという場合には、オフィス向けに定期メンテナンス込みでレンタルするサービスもあります。
「ゆとりを感じられるスペースで仕事ができる」と社員が喜ぶオフィスの備品
社員一人ひとりが広々としたスペースを使えるのが理想ですが、限りあるオフィススペースではなかなか難しいものです。スペースを有効活用することでゆとりを生み出せるような備品を導入して、社員のモチベーションアップにつなげましょう。
デスクスペース有効活用グッズ
業務内容にもよりますが、デスクの天板スペースは広いほうが何かと便利です。しかし、オフィス面積に限りがある以上、ゆったりとした天板サイズのデスクを配置するのは難しいというケースが多いのではないでしょうか。そんな場合に便利なのが、デッドスペースを有効活用できるようなグッズです。
たとえば、キングジムのディスプレイボードを使えば、PCモニターの上部空間を棚として活用できます。あるいは、各メーカーから出ているモニター台があれば、反対にモニターの下部に空間を作って活用できます。デスクをシンプルにして可動式の家具を個人で管理することは、フリーアドレスなどの新しい働き方を導入する際にも便利です。
かばんの置き場に困らないバッグスタンド
かつてオフィスデスクといえば、がっちりとしたサイドワゴンがついているタイプが主流でした。サイドワゴンの深い引き出しは、ファイルなどを収納することを想定して設計されていますが、実際には手荷物の収納に利用する人が多かったようです。しかし、近年では収納スペースをあえて設けないシンプルなデスクが増えています。収納のないデスクの場合、広く機能的なスペースが確保できる反面、収納が不足してしまいます。デスク側面や天板裏などにつけた強力マグネットフックにさげるなどしている例も見受けられますが、大きなバッグや重いバッグはぶら下げ収納には向きません。
荷物や備品の収納には、ワゴンやバッグスタンドを別に用意して、収納力と機能性アップに努めましょう。できれば便利なキャスター付きがおすすめです。
ドリンクの置き場に気を遣わなくてもOKなカップホルダー
健康のためにもリフレッシュのためにも、オフィスでの水分補給は欠かせません。しかし、デスク周りにあるのはOA機器・筆記具・資料など、濡らしてはいけない物ばかりです。
大切な備品やデータを水分から保護するためには、カップホルダーなどのドリンクの定位置を設置することをおすすめします。デスクの天板に挟んで固定するクリップ式のカップホルダーがあれば、ドリンク専用の安全な置き場を確保することができ、置き場を探す手間やこぼしてしまわないかという不安を軽減することが可能です。
今回のまとめ
社員が喜ぶような備品選びは、快適なオフィス環境づくりの一環です。オフィスビルのロケーションや築年数などに目が行きがちですが、オフィス内部の「ちょっとした不便」にも目を配ってみましょう。逆にいえば、オフィス移転は大がかりすぎて無理でも、工夫の積み重ねで社員が喜ぶ快適なオフィスに近づけることは十分に可能です。
名古屋に本社を構えるオフィッコスは、オフィスや店舗などの賃貸仲介を専門に扱っている企業です。2012年の設立以来、多くのお客様からご利用いただき、ご希望に沿える物件をご案内できるよう、日々情報収集に努めています。常時50,000件以上の物件情報を有しており、ホームページに掲載していない情報も多数ありますので、オフィス・店舗の開設や移転を検討されている事業者さまは、お気軽にお問い合わせください。