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大都市のオフィス・事務所向け高層ビルを紹介!【福岡編】
大都市のオフィス・事務所向け高層ビルを紹介!【福岡編】
福岡県の県庁所在地で、近畿地方よりも西では2番目に大きい都市の福岡市。福岡市の商業エリアは中央区の天神地区や早良区で、高層ビルはこの2つの区に特に集中しています。今回は、その中でも「TNC放送会館」・「M-TOWER」と、2021年9月に開業したばかりの「天神ビジネスセンター」の3棟の高層ビルの概要や、オフィスや事務所の賃貸情報を紹介します。
【目次】
1.「TNC放送会館」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
2.「M-TOWER」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
3.「天神ビジネスセンター」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
4.今回のまとめ
「TNC放送会館」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
TNC放送会館は、福岡市早良区に位置する地上21階の高層ビルです。この建物が位置するのは、福岡市の中央区と早良区に建設された海岸の埋立地の開発地区「シーサイドももち」です。この地区には、TNC放送会館のような超高層ビルが複数集まっています。
TCN放送会館は同じシーサイドももちにある「M-TOWER」に並び、オフィス専用ビルでは福岡県で最も高い建物です。主にテレビ西日本が低層階に入居していますが、8階以上は賃貸オフィスとなります。1~3階には商業施設や多目的ホールもあり、便利に利用できます。鉄道の最寄駅は地下鉄空港線西新駅ですが、駅からは徒歩18分ほどかかるため、西鉄バスでのアクセスが最も便利です。
この建物のセキュリティーシステムは、機械警備と有人警備の併用です。基準階面積は約1070㎡で、エレベーターは8基設備されています。現在(2021年10月)この建物には、面積が約100~870㎡までの空室物件が複数ありますが、どれも非公開物件です。
「M-TOWER」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
M-TOWERは福岡市早良区にある高層ビルです。地上20階建てで建物の高さは100m。1996年に開業したので、築年数は25年となります。この建物は埋め立て開発地区のシーサイドももちに位置し、最寄駅は地下鉄空港線の西新駅です。駅からは徒歩20分の場所にあるため、西鉄バスか車でのアクセスが便利です。
この建物の外観は、屋上がユニークなつくりになっています。大吹き抜けのエントランスもとても魅力的です。建物は新耐震基準を満たしており、OAフロアに対応しています。天井の高さは2.74mと高く、自家発電と蓄電池設備を完備しているため、災害や停電時も安心です。
現在入居している企業は不明ですが、2010年8月までは明治屋産業の本社が入居していました。現在(2021年10月)、この建物には面積129㎡の空室物件があります。賃料は508,690円で坪単価は13,000円です。保証金は12ヵ月で礼金はありません。空室情報は随時かわりますので、この建物に興味のある企業は、最新の空室情報を確認してみてください。
「天神ビジネスセンター」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
天神ビジネスセンターは福岡市中央区に位置する地上19階建ての高層ビルです。2021年9月に竣工し、10月には竣工式や内覧会が行われました。この建物は福岡市の天神ビッグバン計画による再開発ビルの第一号で、デザインは福岡県出身の建築家、重松象平氏が行っています。現在まで、すでにジャパネットたかた・日本電気・ペンシル・西日本シティ銀行といった企業が入居しています。
アクセスは福岡市地下鉄空港線の天神駅から直結していて、非常に便利です。オフィスフロアは最大約2,366㎡で、無柱の広々とした空間でさまざまなレイアウトが可能です。高性能フィルター付きの外気取り込み口を取り入れ、喚起と雑菌を同時に行う空調システムを導入するなど、最先端の感染対策が装備されている点が魅力です。
この建物には現在(2021年10月)複数の空室物件があります。事務所の規模も125~1380㎡までと幅広く、賃料も面積によって大きく異なります。最も規模の小さい125㎡の物件の賃料は1,140,000円。13,800㎡の物件だと賃料は12,540,000円まで上がります。賃料は安くありませんが、9月に開業したばかりの新築建物ですので入居するメリットは十分にあると言えるでしょう。
今回のまとめ
福岡市には再開発地区のシーサイドももちに、オフィスや事務所向きの高層ビルが集中しています。賃料や坪単価が公開されている物件もあり、情報がつかみやすいと言えます。今回紹介した高層ビルだけでなく、その他の高層ビルに関しても、空室情報は随時変更されます。そのため、福岡市の賃貸オフィスや事務所に興味のある企業は、空室情報を随時確認して、人気の物件を見逃さないようにしましょう。