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大都市のオフィス・事務所向け高層ビルを紹介!【仙台編】
東北地方の大都市、宮城県仙台市には青葉区を中心に35棟以上の高層ビルが存在します。仙台市だけでなく東北地方で一番高い、地上37階建ての「仙台トラストタワー」もその一つです。この記事では、「仙台トラストタワー」の他に、「仙台ファーストタワー」や「住友生命仙台中央ビル」の3棟の高層ビルの概要やオフィス賃貸情報を紹介します。
【目次】
1.「仙台トラストタワー」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
2.「仙台ファーストタワー」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
3.「住友生命仙台中央ビル」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
4.今回のまとめ
「仙台トラストタワー」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
仙台トラストタワーは東北地方や北日本で最も高い地上37階の、仙台市のランドマーク的な超高層ビルです。この建物は、「仙台トラストシティ」と呼ばれる再開発エリアのメインタワーで、2010年8月に開業しました。
仙台トラストタワーはオフィス・ホテル・店舗から構成されています。オフィスフロアは6~24階で、高級ホテルの「ウェスティンホテル仙台」は25~37階に入居しています。また、トラストシティプラザと呼ばれる商業施設は建物の低層階にあります。仙台トラストタワーの入居企業は、リクルートキャリア・サントリーフーズ・仙台スターツといった企業です。
この建物のオフィスの特徴は、約2,200㎡の超大型フロアプレートで、最小119㎡に分割できフレクシブルに面積を分割できる点です。現在(2021年10月)、115㎡の物件から700㎡以上の空室物件がありますが、これらの物件はすぐに埋まってしまう可能性もあるため、随時確認する必要があります。また、この建物の物件は非公開物件で、賃料や坪単価は公表されていません。
「仙台ファーストタワー」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
仙台ファーストタワーは仙台市青葉区の青葉通りから中央通りに面した地上24階建ての高層ビルです。建物は高層の事務所棟と、低層のアトリウム・藤崎ファーストタワー館から成ります。事務所棟は2007年に、商業棟は2009年に完成しました。現在、この建物に入居する主な企業は、みずほ銀行・体成建設・日本ビルシステムです。みずほ銀行は1~8階まで入居しているため、6基あるエレベーターの他にみずほ銀行専用のエレベーターが2基あります。
建物は新耐震基準を満たしており、冷房と暖房は個別空調で自家発電設備も備えられています。仙台ファーストタワーはJR仙台駅から徒歩9分、地下鉄東西線の青葉通一番町駅からは徒歩1分の好立地で、アクセスがいい点も魅力です。物件は非公開物件で賃料や坪単価は公表されていません。しかし、近隣の坪単価相場は、20,000~25,000円ですので、仙台ファーストタワーの坪単価も相場前後と見ていいでしょう。
「住友生命仙台中央ビル(SS30)」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
住友生命仙台中央ビルは仙台市青葉区に位置する地上31階建ての超高層ビルです。この建物を含めホテル棟とフィットネスクラブ棟の3棟の複合施設は「SS30」と呼ばれています。この建物は、東北地方で初めて建設された高さが100m以上の高層ビルで、1989年に完成しました。建物の高さは143mでアンテナを含めると172m。2010年に仙台トラストタワーが建設されるまでは、東北一高いビルとして知られていました。
この建物の2~27階まではオフィスフロアです。28~30階には結婚式場やレストランが入居しており、30階は展望台で一般客が無料で訪れることができます。建物は新耐震基準を満たしており、空調はセントラル空調でOAフロアに対応していることが特徴です。JR仙台駅からは徒歩8分で、アクセスも悪くありません。現在(2021年10月)この建物には、60㎡の小規模の物件から450㎡以上の物件まで、空室物件が複数あります。しかし、賃料や坪単価は公開されていない非公開物件で、それ以上の情報はありません。
今回のまとめ
仙台市の多くの高層ビルは、仙台市の中心の青葉区にあります。2000年代以降に建てられた建物もありますが、仙台市の多くの高層ビルは80年代や90年代に建築された建物です。紹介した物件は、非公開物件で詳細を紹介できません。しかし、空室物件の新着情報は随時更新されますので、これらの建物に興味のある企業はぜひ「オフィッコス」へご確認ください。