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大都市のオフィス・事務所向け高層ビルを紹介!【札幌編】
北の国、北海道の札幌市にある高層ビルの数は東京都ほど多くはありません。しかし、札幌市の行政区である中央区には複数の高層ビルが存在します。特に、札幌駅前から大通りまでは、オフィスビルや商業施設が集中しています。
今回は、札幌市の高層ビルの中でも、「札幌センタービル」・「札幌フコク生命ビル」・「日本生命札幌ビル」の3つの高層ビルに絞り、建物の概要やオフィスの賃貸情報を紹介します。
【目次】
1.「札幌センタービル」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
2.「札幌フコク生命ビル」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
3.「日本生命札幌ビル」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
4.今回のまとめ
「札幌センタービル」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
札幌センタービルは、札幌市中央区に位置する地上25階建ての高層ビルです。1987年に開業し、札幌市では100m以上の高さを越す初めての高層ビルとなりました。この建物は明治安田生命保険が保有するオフィスビルで、5階には会議室、地下1階にはリフレッシュルームやレストランがあります。
JR札幌駅や市営地下鉄さっぽろ駅から徒歩5分の場所にあり、好立地です。現在このビルには、新和グループ・ハーゲンダッツジャパン・三菱マテリアル株式会社・島津製作所といった企業が入居しています。建物は新耐震基準を満たしており、エレベーターは低層階用と高層階用に分かれ、それぞれ4基が設置されています。光回線やOAフロアに対応していて、有人警備で安心のセキュリティです。
札幌センタービルの空室物件は少ないながら出ることもあるようです。賃料や坪単価が公開されていない非公開物件ですが、周辺の坪単価は15,000~20,000円ですので、札幌センタービルの坪単価も相場前後だろうと考えていいでしょう。
「札幌フコク生命ビル」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
札幌フコク生命ビルは、札幌市中央区に位置する地上13階の高層ビルで、1998年に開業しました。JR札幌駅から徒歩7分の位置にあり、地下鉄・大通駅からは徒歩10分で駅からのアクセスがよい建物です。現在、この建物にはアサヒ飲料・オリンパス・フコク生命といった企業が入居しています。この建物の基準階面積は239㎡で、機械警備と有人警備を併用しています。新耐震基準を満たしており、リフレッシュルームや喫煙所の他、1階にはコンビニがあるためとても便利です。
空室物件は随時確認する必要がありますが、現在(2021年10月)の時点では賃料が1,420,050円、坪単価が15,000円の310㎡の物件があります。坪単価がこの建物周辺の坪相場ですので、札幌市中央区では平均的な賃料と言えそうです。保証金や敷金は12ヶ月分との情報も確認できますが、こちらも随時確認が必要です。
「日本生命札幌ビル」の概要とオフィス・事務所の賃貸情報
日本生命札幌ビルは、札幌市中央区に位置する地上23階建ての超高層ビルです。この建物はオフィス棟と商業施設棟の2つの建物から構成されています。低層棟は札幌駅前通に面しています。
2006年に地上23階建てのオフィス棟が完成し、2009年に地上4階建ての低層棟が完成しました。この土地は北海道庁旧本庁舎の跡地でした。この跡地を2000年に日本生命保険が45億円で落札。隣接していた旧日本生命札幌ビルと敷地を一体化させる形で現在の建物が建築されました。
低層階は札幌駅前通地下歩行空間と直結するアトリウムで、1階のエレベーターホールにはイタリアの高級家具メーカー、カッシーナ社のソファが置かれたことでも話題になりました。日本生命札幌ビルに入居する主な企業には、損害保険ジャパン・ベルシステム24・岡村製作所・スルガ銀行などが挙げられます。3階はメディカルプラザで歯科クリニックや婦人科やクリニックや皮膚科クリニックなどが入居していて、必要な時に利用できて便利です。
この建物は新耐震基準を満たしており、非接触型カードシステムを導入していることが特徴です。空室物件には95㎡以下の事務所の物件がありますが、非公開物件で賃料や坪単価は公表されていません。
今回のまとめ
札幌市には東京都のように超高層ビルが多数あるわけではありません。しかし、今回紹介した高層ビルのように、駅からのアクセスがよく利便性の高い魅力的な物件も多くあります。紹介した3棟の空室物件は随時あるようですが、全てが非公開物件です。物件はすぐに埋まってしまうこともあるため、興味のある企業は予定よりも早目に確認するといいでしょう。