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オフィスの事務作業を便利にしてくれるツール「slack」
アメリカ発のビジネスチャットツール「slack」をご存知ですか?slackは日本でも認知度が上がりつつあり、IT企業を中心に利用者が増えてきています。同じビジネスチャットツールでも、slackはChatworkとどのような点で異なるのでしょうか。slackのメリットやデメリット、そして、Chatworkとの相違点を見ていきましょう。
【目次】
1.「slack」とはどんなツール?
2.「slack」のメリットとデメリット
3.「slack」と「Chatwork」の違い
4.今回のまとめ
「slack」とはどんなツール?
「slack」はアメリカの「Slack Technology」が開発したビジネスチャットツールで、2013年にリリースされました。アメリカだけでなく日本でも利用者が多く、現在日本では約50万人が利用している人気のツールです。現在、日本でもslackを利用する企業が増えはじめ、認知度が高くなってきています。
slackはインターネット環境があればパソコンだけでなく、スマホにも対応している点が魅力です。1対1でのチャットだけでなく、複数人のグループチャットもでき、書類や画像といったファイルを共有することも可能です。ビデオツール機能は、最大15人まで同時通話できる点も優れています。また、有料プランなら画面を複数人で共有したり、共有している画面に書き込みをしたりといった使い方もできます。業務に必要な情報や、同じチームの人を一か所に集めることもでき、業務の情報を共有することで、業務をスムーズに進められます。
「slack」のメリットとデメリット
「slack」の最大のメリットは、チャンネルと呼ばれる機能を使うことで生産性が向上することです。チャンネルは共同作業ができる場所で、プロジェクトやチーム、クライアントごとにチャンネルを作ることが可能です。共有したい業務情報をこのチャンネルで全て管理できるため、チームメンバーとの情報共有やコミュニケーションが取りやすくなります。新しく参加したメンバーも過去の履歴を確認できるため、情報の見逃しを防ぐこともできます。また、slackにはリマインダー機能が搭載されているため、タスクの見逃しを防げる点も魅力です。
一方で、slackのデメリットには、ビデオ通話に参加できる人数が限られていることが挙げられます。ビデオ通話は無料プランなら1名、有料プランでも最大15名ですので、大人数の研修や会議には向いていません。また、チャンネルを多く作りすぎると、通知を見逃してしまう可能性もあります。そのため、大切な通知を見逃さないために、通知設定を細かく行うことが大切です。
「slack」と「Chatwork」の違い
「slack」は日本で最もよく利用されている「Chatwork」と同じ、ビジネスチャットツールです。この2つのツールには、ビデオや音声チャット・ファイルの送付・グループチャットの作成・メッセージやファイルの検索など共通の機能が多く搭載されています。パソコンだけでなくスマホやタブレットで利用できる点も同じです。では、この2つのツールの違いは何でしょうか。
まずはslackがアメリカ産でChatworkは国産という点で異なります。Chatworkは国産ですので、より手厚いサポートを受けられると考えていいでしょう。一方で機能面はslackの方が優れています。「機能で選ぶならslack、価格で選ぶならChatwork」と言われているように、slackにはChatworkには搭載されていない機能がいくつかあります。スレッド表示やリマインダー機能や・絵文字リアクションアイコンの自作などが、それらの機能です。
slackはこのように機能面が充実しているためカスタマイズがしやすく、エンジニアやIT企業で多く導入されています。
今回のまとめ
「slack」はアメリカ発のビジネスチャットツールです。日本でも利用者が多く、機能面が充実していることでエンジニアやIT企業で多く利用されています。料金はChatworkよりも高く、Chatworkと同じようなサポートは受けられませんが、使いやすさや生産性向上を考えるなら、slackを選ぶ価値はあるでしょう。