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名古屋市内におけるオフィス探しの5つのポイント
名古屋市といえば、愛知県の県庁所在地であり、中部地方屈指の経済都市を担う地域です。多くの人口を有する大都市でもあり、市内には名駅地域を中心に高層ビルが立ち並ぶオフィス街や繁華街が形成されています。そんな名古屋市でオフィスを探す場合、どのような点に着目して選ぶのが良いのでしょうか?今回は、名古屋市内のオフィス探しに役立つ5つのポイントについて解説いたします。ぜひ最後までご覧ください。
【目次】
1.オフィスの形態
2.立地条件
3.オフィス内の面積
4.初期費用とランニングコスト
5.エントランスの雰囲気や共用部分の管理状態
6.今回のまとめ
オフィスの形態
オフィスには賃貸借契約を結ぶ形態と、契約を結ばずにレンタルを行う形態が存在します。賃貸借契約の場合は利用者に様々な義務が生じるものの、オフィスのレイアウトなどを自由に決められる特徴があり、レンタルの場合は内装を自由に決められないものの、かかる費用は水道光熱費を含むレンタル料のみでコストを抑えられる特徴があります。
なお、レンタルオフィスも従業員を抱える企業に対応しており、共用の会議室やエントランスがある点で賃貸オフィスと変わりません。とはいえ、双方でオフィスの使い勝手は大きく異なるため、予め事業内容と規模を踏まえた上で決めておきましょう。ちなみに、個人やごく小規模な企業ならば、バーチャルオフィスやシェアオフィスも選択肢として挙げられます。
立地条件
立地条件は、オフィス選びの中でも重要な要素です。特に、住所は企業の顔ともなるものであり、顧客や取引先からの信用性にも関わってきます。名古屋市内では、名駅・丸の内・栄・金山地域がビジネス街の一等地として有名です。いずれの地域にも鉄路や大通りが敷かれ、交通が至便な地域でもあります。とはいえ、より駅に近い場所や目立ちやすい立地を選ぶなど、通勤や来客の利便性を考えることも重要となるでしょう。
また、好条件の立地であるほど、やはり賃料やレンタル料は高くなるものです。費用が気になる場合はあえて駅から距離のある場所を選んだり、規模の小さい事業ならばバーチャルオフィスで住所のみを利用したりするのも良いでしょう。
オフィス内の面積
言うまでもなく、オフィス内の面積は従業員の人数に見合った広さでなければなりません。いざ入居した際に満足な作業スペースが確保できなければ、仕事の効率にも影響してしまいます。
一般的にオフィス内の面積は、従業員1人につき3坪が適正とされています。これは事務所衛生基準規則で算出された数値であり、1人あたり3坪のスペースを確保することで息苦しさなどの不快感なく過ごせるようになるのです。オフィス内のデザインとレイアウトを決めた上で、従業員に応じた適正な面積のオフィスを選ぶようにしましょう。
初期費用とランニングコスト
オフィスの形態によって、かかる初期費用・ランニングコストは大きく異なります。例えば、賃貸オフィスでは敷金・礼金・前賃料などの初期費用と毎月の賃料・共益費・水道光熱費等が発生しますが、レンタルオフィスならば初期費用が必要ないほか、ランニングコストも毎月のレンタル料のみとなります。什器や備品の用意も不要なケースが多いため、後者ならば大幅なコストカットが実現できるでしょう。
また、同じオフィス形態でも、物件によって発生する費用が異なる場合もあります。予算と相談しつつ、無理のない初期費用・ランニングコストのオフィスを選びましょう。
エントランスの雰囲気や共用部分の管理状態
オフィスを選ぶ上では、エントランスの雰囲気と共用部分の管理状態に着目することも大切です。エントランスは来客者の案内等を担い、来客者が真っ先に目にする部分になります。入居企業の印象に関わる部分とも言えるため、雰囲気の良いエントランスであるかどうかが重要になるのです。また、情報漏洩などの防犯のためにも、セキュリティ対策がしっかり施されているかという点にも注目するようにしましょう。
そして、共用部分に関しては、その管理状態に注目し管理が行き届いている物件を選ぶことがおすすめです。エレベーターやトイレが清潔に保たれていない状態では、従業員の士気を下げてしまうほか来客者にも不快感を与えかねません。企業の印象を下げる結果にもなり得るので、オフィス選びではこういった細かい点にも目を向けるようにしましょう。
今回のまとめ
名古屋市におけるオフィス探しにも様々なポイントがありました。中には、企業の信用や印象にも関わる部分も存在します。入居したあとに後悔することがないよう、ぜひご紹介したポイントを参考に自社に適したオフィスを探してみてください。