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エリアの特徴・賃料相場

2021.10.25

愛知県の市町村別貸店舗・テナントの家賃(坪単価)相場【知多市】

梅で有名な佐布里池、江戸時代の街並みを今に伝える岡田地区、マリンスポーツがさかんな新舞子など、愛知県知多市には観光資源がたくさんつまっています。沿岸部には臨海工業地帯が広がり、工業地帯と住居地域が緑によって明確に分類されているのが特徴的です。名産品の梅を活かしたお土産も人気で、知多市といえば梅というイメージを持っている住民も多くなっています。そんな知多市において、貸店舗やテナントを借りる際の家賃相場について、今回の記事で紹介します。

【目次】
1.知多市の基本情報と地域ごとの特色
2.知多市における貸店舗・テナント需要の傾向は?
3.知多市における貸店舗・テナントの家賃相場は?
4.今回のまとめ

知多市の基本情報と地域ごとの特色

愛知県知多市は、県の西部・知多半島の北西部にある自治体です。市を南北に走っている西知多産業道路と工業地帯の間には、「緩衝緑地帯」(グリーンベルト)と呼ばれる地帯があり、グリーンベルトの西側が工業地帯・東側が住宅地および農地として、明確に分けられています。工業地帯は、中部電力の発電所や東邦ガスの貯蔵施設などを有し、地域の人々の暮らしを守る設備が集結したエリアです。
また、愛知用水の調整池である佐布里池周辺には、およそ5,700本もの梅林があり、毎年2月から3月にかけて行われる梅まつりでは、満開の梅を愛でることができます。佐布里池の西側にあたる岡田地区は、知多木綿発祥の地であり、江戸時代から戦後まで栄えていました。現在でも、当時の建物が残っており、登録有形文化財に指定されている建物もあります。地域をあげて、建物の保存活動に力を入れ、往時のにぎわいを伝えようと広報活動を行っています。夏の新舞子は、マリンスポーツを楽しむ若者や家族連れであふれ、周辺道路も混雑が見られます。

知多市における貸店舗・テナント需要の傾向は?

知多市内で、商業地として人気があるのは、名鉄常滑線の寺本駅周辺です。ほかにも、朝倉駅・新舞子駅・河和線巽が丘駅の周辺部などに商業地域として指定されている箇所があります。ただし、いずれの地域も、適切な活用が行われていないのが現状です。知多市内には、大型の商業施設が少なく、休日にまとまった買い物をしようとすると市外へ足を伸ばさなくてはいけなくなっています。
市の方向性としては、にぎわい創出を目的として、知多半島初・愛知県初といった商業施設の誘致を求めているとの情報が確認できました。よって、貸店舗やテナントも、目新しい業種での出店を検討すると、売上が期待できるかも知れません。

知多市における貸店舗・テナントの家賃相場は?

知多市内における、貸店舗やテナントの家賃相場は、坪あたり4,000円台から11,000円台と幅広い数値が確認できました。名鉄常滑線や国道155号線の近辺が、比較的物件が出やすいようです。現在、西知多道路の建設計画が進んでいますが、この計画の進行によって、知多市のテナント需要にも影響を与える可能性がありますので、今後も進捗状況を随時確認されると良いでしょう。

今回のまとめ

知多市内は、朝晩の通勤ラッシュが激しい交差点も多く、西知多道路の開通を懇願している住民が多いのも事実です。今後、道路の問題が解決されるかどうかが、テナント需要にも大きく関係してくるでしょう。

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