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愛知県の市町村別貸店舗・テナントの家賃(坪単価)相場【新城市】
新城市は、平成17年に鳳来町・作手村と合併し、愛知県内で2番目に面積が広い新生・新城市となりました。鳳来寺山をはじめとし、広大な自然が広がるスポットが多く、訪れる人に癒しを与えるエリアです。1575年に、織田信長が天下人となった「長篠の戦い」の戦場となったのは、現在の新城市長篠・設楽原一帯なのです。土地の良さを活かした特産品や、四季折々のイベントが満喫できる新城市では、貸店舗やテナントの家賃相場は、どの程度で推移しているのでしょうか。
【目次】
1.新城市の基本情報と地域ごとの特色
2.新城市における貸店舗・テナント需要の傾向は?
3.新城市における貸店舗・テナントの家賃相場は?
4.今回のまとめ
新城市の基本情報と地域ごとの特色
新城市は、愛知県・東三河地方の中央部に位置しています。新城市・鳳来町・作手村が新設合併して、平成17年に現在の新城市が誕生しました。東側は静岡県と接しており、市域の84%が緑という自然豊かなエリアです。合併したことで、面積が豊田市に次いで県内2位となりました。市内にある鳳来寺山は、山全体が国の名勝および天然記念物に指定されており、そこで棲息する霊鳥・コノハズクは県の鳥に指定されています。「三河の嵐山」と称され、桜や紅葉のメッカである桜淵公園や、夏のレジャースポットとして人気が高い作手高原、長篠・設楽原の戦いの舞台となった設楽原決戦場、1,300年以上の歴史を持つ湯谷温泉、阿寺の七滝、乳岩峡など、新城市には見どころがもりだくさんです。作手地区には国定公園もあり、高原地帯が広がっています。
イベントは、歴史にちなんだものが多く、「長篠合戦のぼりまつり」や「設楽原決戦場まつり」、「作手古城まつり」などがあります。そのほかに、桜まつりやもみじまつりなども行われ、どの時期に訪れても楽しめます。
新城市における貸店舗・テナント需要の傾向は?
新城市内における貸店舗やテナントの需要は、全くないとまでは言えないものの、大変少ないと言わざるを得ないのが現状です。先述したように、市域の8割以上が緑であり、平地がわずかなことから、テナント物件の数も多くありません。特に、鳳来地区と作手地区は、JR線や国道沿い以外の場所には主だった建物がほとんど見られません。このため、新城市内でテナントを構える予定があるのならば、新城地区で探すことが必要です。JR新城駅周辺が中心市街地となっているほか、国道151号線沿いにロードサイド型の商業施設が建っています。
新城市における貸店舗・テナントの家賃相場は?
新城市における、貸店舗やテナントの家賃相場は、坪あたり2,000円台から4,000円台で推移しています。確認できた物件の多くが、建物一括での貸店舗となっています。新城市内の移動は、車が必須であるため、駐車場が無料で提供される物件が多いのが注目ポイントと言えるでしょう。また、近隣の豊田市や岡崎市で物件を探すケースも見られますので、幅広いエリアで探すと良いでしょう。
今回のまとめ
新城市内では、どうしても供給されているテナント物件数が限られてしまいます。このエリアで物件を見つけたい場合は、新城市内に限定せず、近隣市町にも範囲を広げて探してみると、候補の物件が見つけやすくなります。