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愛知県の市町村別貸店舗・テナントの家賃(坪単価)相場【小牧市】
戦国大名として高い人気を誇る織田信長が、1563年に築城した小牧城は、現在の愛知県小牧市にあります。現在では、市のシンボル・小牧山史跡公園として周辺とともに整備され、当時の堀や曲輪などが残されています。名古屋の近郊都市であるうえ、三大ハイウエイの結節点という好立地により、内陸工業都市として重要や役割を担っています。そんな小牧市で、貸店舗やテナントを探す際には、家賃相場を知っておくと便利です。今回の記事で解説します。
【目次】
1.小牧市の基本情報と地域ごとの特色
2.小牧市における貸店舗・テナント需要の傾向は?
3.小牧市における貸店舗・テナントの家賃相場は?
4.今回のまとめ
小牧市の基本情報と地域ごとの特色
愛知県小牧市は、名古屋市の北方およそ15㎞の場所に位置しています。市域は小牧山をシンボルとして広がり、工場と大型団地の誘致を図ってきたことから、内陸工業都市として発展した土地です。この関係で、市内には物流関連の施設が多く集まっています。東名高速道路・名神高速道路・中央自動車道の3大ハイウエイが結節する場所にもなっており、中部の中核都市へと成長しました。昭和55年から入居が始まった桃花台ニュータウンには、現在も県営住宅や民間集合住宅、老人ホームなどの住宅が多く集まっています。
また、日本三大地鶏のひとつである名古屋コーチンは、ここ小牧が発祥であり、現在でも市内で飼育されています。ほかに、市内では桃やエビ芋などが名産品に指定され、高い人気を誇ります。小牧の観光名所として特に有名なのが、田縣神社と間々観音です。男性・女性の体の一部にちなんだご利益があるといわれ、特に田縣神社で開かれる豊年祭は天下の珍祭と呼ばれています。
小牧市における貸店舗・テナント需要の傾向は?
小牧市内には、イオンやMEGAドン・キホーテをはじめとした大型店舗が多く、大型店シェア(市全体の小売売場面積のうち、大型店の店舗面積がどのくらいの割合なのかを示す数値)が8割近くに及んでいます。市内でテナント物件が多く確認できるのは、名鉄の駅周辺や、国道41号線沿いなどです。小牧駅周辺の中心市街地においても、空き店舗の数が増えています。
市街地の活性化を図るために、市では「中心市街地空き店舗対策事業費補助金制度」を始めました。条件を満たすと、最大5万円の家賃補助が3年間受けられます。希望する物件が条件に合えば、ぜひ活用したい制度です。ラピオ通り商店街などエリアも決められていますので、規定の詳細など詳しくは市役所のシティプロモーション課までお問い合わせください。
小牧市における貸店舗・テナントの家賃相場は?
小牧市内における、貸店舗やテナントの家賃相場は、坪あたり5,000円台から10,000円台を中心に推移しています。注意したいのは、貸店舗と表記されていても、実際は事務所向けの物件であるケースが散見される点です。さらに、物件によって、店舗として営業可能な業種が異なりますので、事前に確認しておかなくてはいけません。
今回のまとめ
小牧市では、車移動が主流となっているため、物件を探す際に必ずしも駅の近くにこだわる必要はありません。物件の条件(業種・間取り・家賃など)を考慮しながら、最適な物件を見つけていきましょう。