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賃貸オフィス・事務所にデジタルサイネージを導入する場合のメリット・デメリット
デジタルサイネージは、簡単にいえば映像で不特定多数の人に情報を伝達するシステムのことです。任意の情報をディスプレイに映し出すことができ、様々な場面であらゆる効果を発揮します。そんなデジタルサイネージは、オフィス・事務所内でも活躍してくれます。いったいどのような形で活用できるのでしょうか?今回は、この点について、賃貸オフィス・事務所にデジタルサイネージを導入するメリット・デメリットを挙げて解説いたします。ぜひ最後までご覧ください。
【目次】
1.デジタルサイネージとは
2.賃貸オフィス・事務所にデジタルサイネージを導入するメリット
3.賃貸オフィス・事務所にデジタルサイネージを導入するデメリット
4.今回のまとめ
デジタルサイネージとは
そもそも、デジタルサイネージとはどういったもので、どんな仕組みと役割を持つものなのでしょうか?デジタルサイネージは、任意の画像や動画をディスプレイに表示させるシステムのことです。液晶ディスプレイ・LEDディスプレイ・プロジェクターなどを主とし、usbメモリなどのメモリ機器やネット・クラウドを通して画像や動画情報を表示させます。なお、メモリ機器を使用して表示させる方法はスタンドアロン型、ネット・クラウドを通して表示させる方法はオンプレミス型やクラウド型と呼ばれます。いずれにおいても、鮮明な映像で情報を伝えられる特性を持つことから、企業の広告や店舗のデジタル看板として多く利用されているのです。ディスプレイの大きさや明るさ次第では視認性も高められ、よりインパクトのある情報を届けることもできます。
また、広告や看板以外だけでなく、オフィス内で活用することも可能です。例えば、オフィスへの導入例としては会社案内・社内情報の共有・ポスター代用・空間演出などが挙げられます。このように、デジタルサイネージは使い方次第であらゆる場面に活用できるのです。
賃貸オフィス・事務所にデジタルサイネージを導入するメリット
デジタルサイネージは、オフィス内でも様々な場面で活用できます。では、その際のメリットにはどのような点が挙げられるのでしょうか。
仕事効率を上げられる
前項で挙げたように、デジタルサイネージを利用して社内情報を共有することもできます。社内メール等で社員全員が重要事項を把握できているとは限りません。そういった場合に、多くの人の目に触れる場所にデジタルサイネージを設置しておくことで、重要事項の伝達漏れを補うことができるのです。これにより、重大なミスの発生も未然に防げます。また、業績や実績を表示させておけば社員のモチベーション向上に繋がり、仕事の効率を大幅に向上させることもできるでしょう。
ほかにも、休憩スペースに設置して天気やイベント情報、リラックス効果のある空間演出などを行えば、社内のコミュニケーション活性化を促し社風の改善にも役立てられます。
印刷物のコストや手間を削減できる
通常の紙のポスターとなると印刷に費用がかかるほか、貼り替えの物理的な手間が生じます。当然ながら、それらは数が多ければ多いほど嵩んでいきます。一方で、デジタルサイネージでは一つの画像・動画データさえ作ってしまえば、費用と手間をかけずに全てのディスプレイに即時反映させることが可能となるのです。手間の削減により生じた時間を、ほかの業務に当てることもできるようになるでしょう。
賃貸オフィス・事務所にデジタルサイネージを導入するデメリット
ご紹介したメリットが存在する一方で、デジタルサイネージの導入には以下のようなデメリットもあります。
ランニングコストがかかる
デジタルサイネージを採用する場合、電気代などのランニングコストが発生します。電気代は使用するディスプレイや環境によって異なりますが、50インチほどの大きさで屋内で使用する際の料金は概ね月々700〜800円です。ほかにも、配信管理が可能となるCMSシステムの導入を考えるならば、4,000円〜1万円ほどの月額料も必要になります。
故障するリスクがある
機器を利用する以上、故障というリスクも伴います。ディスプレイが故障すれば当然買い替えなどが必要となり、その際には高額な費用がかかるのです。なお、ディスプレイの導入は1台あたり10〜20万円となります。ちなみに、デジタルサイネージにはディスプレイ等を含めたレンタルサービスも存在し、それを利用することで故障のリスクを避けることもできます。
今回のまとめ
デジタルサイネージは、オフィス内でも様々な場所に活用できます。映像ならではのメリットを兼ね備え、仕事の効率アップにも役立てられます。オフィスに物足りなさを感じるのであれば、ぜひ導入を考えてみてはいかがでしょうか。