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全国の貸店舗・テナントの家賃(坪単価)相場【鳥取県】
鳥取県は日本の中国地方に位置する県で、県庁所在地は鳥取市です。日本海側にあり、山陰地方の東側を占めます。人口は全国の都道府県で最も少ない55万人で、年々人口減少が続いているようです。鳥取県の気候は日本海側気候で、冬は雪が多く、県全域が豪雪地帯に指定されています。東部には、日本最大の砂丘「鳥取砂丘」が広がり、毎年多くの観光客が訪れるでしょう。そんな鳥取県での貸店舗・テナント需要の傾向や、家賃相場を見ていきます。
【目次】
1.鳥取県の基本情報と地域ごとの特色
2.鳥取県における貸店舗・テナント需要の傾向は?
3.鳥取市(県庁所在地)における貸店舗・テナントの家賃相場は?
4.今回のまとめ
鳥取県の基本情報と地域ごとの特色
鳥取県は中国地方北東部に位置する県で、東西に約120km、南北に約20~50kmとやや細長い県です。北部は日本海側に面し、鳥取砂丘をはじめとした白砂の海岸線が続いています。南部には「大山」をはじめとする中国山地の山々が連なる、山地の多い地形です。三つの河川の流域には平野が形成され、鳥取市、米子市、倉吉市が流域の中心都市として発達しているでしょう。
気候は日本海型で比較的温暖ですが、春にはフェーン現象が起こります。春から秋は好天の日が多く、冬は雪が降りますが、台風などの自然災害は少なく、気候条件に恵まれた土地であると言えるでしょう。農業・水産業が主な産業で、農業は米作のほかに二十世紀梨、野菜の栽培、水産業はイワシやイカなどの沿岸漁業が盛んです。前期縄文期〜弥生期の遺跡が、大山北麓や沿岸部に多く分布し,内陸平野の丘陵地には多くの古墳が分布しています。鳥取県と言えば、鳥取砂丘や大山など、雄大な自然の景色が有名です。また、県内にはたくさんの歴史が感じられるスポットがあり、遺跡や古墳など遥か古代に思いを馳せることができるでしょう。
鳥取県における貸店舗・テナント需要の傾向は?
鳥取県における貸店舗・テナント需要は、県庁所在地である鳥取市に集中しています。その他の地域で需要があるのは、米子市でしょう。鳥取は自然が豊かで子育て王国と呼ばれ、ファミリー層が安心して住める場所です。また、観光地としても有名ですので、観光客や地元のファミリー層へ向けたビジネスは需要が大きいでしょう。では鳥取県内で最も貸店舗・テナントの需要がある、鳥取駅周辺について詳しく見ていきます。
鳥取駅周辺
鳥取駅からバスで20分ほどのところに、有名な観光地で日本最大の砂丘地である鳥取砂丘があります。さらにバスで30分の場所には、大黒様と因幡の白うさぎ神話の伝承地として知られる「白兎海岸」があり、展望広場にある愛の鐘や白兎神社には多くの観光客が訪れ「恋人の聖地」として新しい観光スポットになっているでしょう。
鳥取駅周辺にはスーパー、カフェ、飲食店、コンビニなどがあり、生活に必要なものは揃えることができます。ただ遅くまで開いているお店は少ないため、夜は駅周辺だとしても暗いかもしれません。また、公共交通機関が完全に充実しているわけではないため、車があったほうが暮らしやすいでしょう。
鳥取市(県庁所在地)における貸店舗・テナントの家賃相場は?
鳥取市は、6年連続で「日本の住みたい田舎ベストランキング」トップ10に入っています。自然豊かでのびのびとした住環境が、ストレスとは無縁の生活を実現してくれるということで、女性や子育て世帯が住みやすい街とされているのです。また、農業が盛んなので新鮮な野菜や果物が手に入るだけでなく、海に面しているので海産物も豊富で、食事への満足度も高い地域と言えます。
鳥取市内は貸店舗・テナントの需要も高いでしょう。鳥取市内における貸店舗・テナントの家賃相場は、坪あたり4,000円台から8,000円台で推移しているようです。
今回のまとめ
鳥取県は有名な鳥取砂丘という観光地があり、観光客も年間を通じてたくさん訪れる場所です。鳥取市などは20代〜30代の若いファミリー層にも「住みやすい街」として人気があるので、店舗を出してビジネスをするなら、その層か観光客に向けたものであるといいかもしれません。