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2021.08.07

海外進出!オフィス・事務所を海外で借りるときの注意点【アメリカ・シカゴ編】


シカゴは成田空港から直行便を利用し約12時間の場所にあり、イリノイ州の北東部ミシガン湖に面しています。都心部に多くの高層ビルが立ち並ぶ、北アメリカ最大の都市です。アメリカを代表とする都市の一つで、映画やドラマなどの舞台として登場することも多く、訪れたことはなくてもどんな場所なのか、何となく知っている人は多いかもしれません。シカゴの基本情報や、賃貸オフィスを探す場合どんな点に注意すればいいのか、見ていきましょう。

【目次】
1.アメリカ・シカゴの基本情報
2.アメリカ・シカゴのオフィス事情
3.アメリカ・シカゴでオフィスを借りる際の注意点
4.今回のまとめ

アメリカ・シカゴの基本情報

アメリカのシカゴはニューヨークやロサンゼルスなどと並ぶ、大都市の一つです。アメリカで三番目に人口が多く、約270万人の人々が暮らしています。イリノイ州クック郡にあり、同州の郡庁所在地です。アメリカのほぼ中央に位置し、コンベンションや産業見本市などが開催されることも珍しくありません。気候は春と秋が極端に短く、冬が長く厳しい寒さに見舞われます。
古くから農産物の集積地として発展し、アメリカの鉄鋼業・機械産業・自動車製造などを牽引してきました。現代でも一つの産業に頼ることなく、産業の多角化が進んでいます。世界でもトップクラスに交通量が多い「オヘア国際空港」を有し、超高層ビル発祥の地としても有名です。中でも「ルッカリー・ビル」は世界最古の鉄筋高層ビルとして知られています。

アメリカ・シカゴのオフィス事情

シカゴはアメリカの経済・金融の重要な拠点であり、1871年の大火で町の建物のほとんどが被害に遭いましたが、その後に各地から新進気鋭の建築家が集まり、鉄骨構造の高層オフィスビルが続々と誕生しました。自然の波を思わせる、曲線を多用した革新的なデザインのアクア・アット・レクショア・イーストや、全面ガラス張りの高層ビルのブームを作ったとされるウエストワッカー・ドライブなど、奇抜で印象的なオフィスビルが多い特徴があります。
また、シカゴの中心地からやや離れた場所にある、875ノース・ミシガン・アベニュー(旧ジョン・ハンコック・センター)からは、シカゴの高層ビル群を一望できるでしょう。

アメリカ・シカゴでオフィスを借りる際の注意点

シカゴではアメリカのほかの都市と同様に、賃料を算出するときは、共有スペースやエレベーターなどの事務所として使う部分以外も考慮して計算します。日本とは違い、実際に使用する面積以外も、賃料に含まれる点を押さえておきましょう。敷金は3~4カ月分であるケースが多く、不動産税は借主側が負担し、毎月貸主側に収めることが一般的です。シカゴは物価が高く、内装工事費用なども高額になるでしょう。
古い高層ビルが多い特徴があり、思った以上に改修費用などがかさむことがあるため、随時専門家の意見などを参考にすることをおすすめします。不動産マーケットの正確な情報を知るには、州の公認ライセンスを有する不動産仲介業者を頼りましょう。

今回のまとめ

シカゴはアメリカを代表する都市の一つであり、アメリカの中央部にある地理的条件の良さから、国内でも有数の大企業が集まっています。高層ビル群が有名で、各地から優秀な建築家が集まり、先進的なビルをデザインしていることでも知られ、世界的に有名なたくさんのオフィスビルがあることもポイントです。シカゴの中心部で賃貸オフィスを探す際は、賃料や内装工事費などが高額になりがちな点を押さえておきましょう。物件探しを始める段階で、信頼できる不動産仲介業者や専門家の意見を十分に取り入れられるように、準備を進めることをおすすめします。

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