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愛知県の賃貸オフィス・事務所に関する助成金・補助金【瀬戸市】
瀬戸市は愛知県の尾張地方の北東部に位置し、春日井市や豊田市などと隣接しています。日本遺産にも登録された、歴史が深い街として有名です。瀬戸市でオフィスを探している人や開業しようとしている人は、助成金や補助金をチェックしておくことをおすすめします。返済の必要がないので、上手に利用すれば経営や開業の手助けになるはずです。どのようなものがあるのか、見ていきましょう。
【目次】
1.瀬戸市の特徴
2.助成金・補助金にはどのような種類があるのか
3.瀬戸市で申請可能な賃貸オフィス・事務所に関する助成金・補助金
4.今回のまとめ
瀬戸市の特徴
瀬戸市は名古屋市から約20km北東にあり、電車に乗れば名古屋市まで約30分で行けます。周囲を小高い山々に囲まれ、自然に恵まれた場所です。愛知環状鉄道で、春日井市や豊田市ともつながっています。東海環状自動車道の「せと品野」と「せと赤津」の二つのインターがあり、車での移動も便利です。尾張瀬戸駅周辺に、官公庁施設が集中しており、新瀬戸駅・瀬戸市駅周辺は、二つの路線が交差しています。
丘陵地帯では、陶器やガラスの原料が産出され、1000年以上の歴史と伝統のある場所としても知られます。古くから「焼き物の町」として有名で、市内には焼き物関係の店舗・工房・ギャラリーなどが豊富です。陶器類を「せともの」と呼ぶのは、瀬戸市が焼き物の一大産地であることに由来します。平成29年には「日本遺産のまち瀬戸市」として、日本遺産にも認定されました。
助成金・補助金にはどのような種類があるのか
助成金や補助金の種類は、多種多様なものがあります。一般の人でも受けられる育児・介護・住宅などに関するものから、事業者向けの創業支援や、雇用・資金繰りを支援するものなどさまざまです。従業員の健康診断や、メンタルヘルスチェックなど、働く人の健康に関する助成金も多く見つかるでしょう。近年では、ガイドラインに基づいたコロナ感染拡大予防にかかる費用などを、カバーするための助成金や補助金なども出てきています。国・自治体・厚生労働省・中小企業庁など、種類によって管轄が異なることも特徴です。
それぞれに満たさなければならない要件や、申請できる期間などが違うので、受けられるものがあるかチェックしてみましょう。
瀬戸市で申請可能な賃貸オフィス・事務所に関する助成金・補助金
瀬戸市では、市内に工房や事業所がある瀬戸焼に関連した事業所を対象とした、「焼き物振興」に力を入れています。
具体的には、瀬戸市ツクリテ創業支援事業費補助金という補助金があります。
これは、さまざまな製造業を中心とする、地域産業の振興を目的とした補助金です。市内で創業するために、工房を設置する事業者が対象となっており、「市が指定する研修施設や学校に在籍もしくは卒業から5年以内」「公募展覧会での入賞経験といった実績がある」など、いずれかの要件を満たす場合に、家賃や工房改修費の補助が受けられます。工房家賃補助では、5万円を上限に「1カ月あたりの家賃の半分」を補助してもらえるでしょう。また、50万円を上限として、工房の改修にかかる費用の1/3以内を補助してもらえる可能性があります。
http://www.city.seto.aichi.jp/docs/2018011700022/
今回のまとめ
瀬戸市は焼き物と町として歴史が深く、多くの職人や陶芸家が集まる場所です。資金が気懸りで起業できないという人でも、家賃の補助を受けるチャンスがあるので制作活動に打ち込みやすいでしょう。ほかにも、事業者に向けた優遇制度や補助金などがあるので、要件を満たせるものがないか、チェックしてみることがおすすめです。ギャラリーや瀬戸物の購入をめあてにした観光客が集まる場所でもあるため、飲食業や各種サービス業の需要もあるでしょう。
オフィッコスでは豊富な物件の中から、理想にあった物件探しのお手伝いをしています。瀬戸市でオフィスを探している人は、ぜひ利用してください。