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2021.07.02

ネイルサロンを開業するときのテナントの選び方3つのポイント


ネイルサロンを開業するにあたって、どんな物件を選ぶかは重要です。美容室や女性向けのおしゃれなカフェなどが集まるテナントビルの一室を借りて開業すれば、注目度が高くなります。集客効果が高く、うまくいけば大きな利益をあげられるかもしれません。ネイルサロンを成功させたいなら、場所選びにこだわることがおすすめです。開業にあたって、どんなポイントに注意すればよいのか見ていきましょう。

【目次】
1.ターゲットの生活圏内で開業する
2.イメージに合った内装が可能な物件を選ぶ
3.以前の店舗や同じビル内のテナントにも注意
4.今回のまとめ

ターゲットの生活圏内で開業する

ネイルサロンのターゲットにする女性は、どんな年代で年収はいくらくらいなのか、事前に決めておきましょう。「若くて低収入だが、おしゃれに敏感な女性」「20~40代で共働き家庭の女性」など、ターゲットを具体的にすればするほど、どんな立地で開業すればよいのかが見えやすくなります。ターゲットの生活圏内から大きく外れた場所を選んでしまうと、うまくいかない可能性が高まるでしょう。
例えば、都心部に通勤している独身女性が会社帰りに寄りやすい店を目指すなら、複数の路線が乗り入れる駅の周辺が狙い目です。忙しい共働き家庭の主婦がターゲットなら、ネイルサロンに通うためだけに、外出することが難しいケースが想定できます。周辺に商業施設が多く、買い物帰りに寄りやすい立地というように、ターゲットに応じた場所を選ぶ必要があるでしょう。

イメージに合った内装が可能な物件を選ぶ

開業したいネイルサロンの、コンセプトに合う物件を選ぶことは重要なポイントです。高級なサロンにしたいなら、高級店が立ち並ぶ立地を選んだ方が、集客が見込めます。内装工事の自由度が高い物件を選ぶと、イメージ通りの仕上がりになるでしょう。「居抜き物件」の場合、すでにある設備を利用できるので、費用を抑えやすくなります。誰でも手軽に利用できるような、庶民派のサロンにしたい場合、施術料を安く設定することが一般的です。内装費を抑えた、カジュアルな雰囲気の場所であっても顧客からの不満は出にくいといえます。
コンセプトにかかわらず、清潔感には気を配りたいポイントです。ショッピングモールのような形態で出店する場合、トイレは同じビル内のものを使用することが一般的で、管理が行き届いていることが大半です。しかし、古いテナントビルの一室で開業する場合、トイレや手洗い場などの水周りが劣化していないか、しっかりとチェックしましょう。ビル内の一室にあるテナントの場合、後からトイレの位置を変えることは困難なので、動線上の問題がないかも確認しておくことが大事です。

以前の店舗や同じビル内のテナントにも注意

ターゲットやコンセプトに合う物件をいくつか選んだら、以前、どんな店が入っていたのかもチェックしましょう。評判の悪い店が入っていた場合、新しく開業した店にもマイナスイメージが引き継がれてしまう場合があります。居抜き物件の場合、特に以前の店の評判には注意しましょう。
また、同じビル内や近隣にどんなテナントが入っているかのチェックも怠りたくない部分です。美容室・エステサロン・ブティック・クリニックなど、ネイルサロンの雰囲気と調和する女性向けの店が多いと、集客に役立ちます。コンセプトにもよりますが、男性向けの風俗店や飲み屋が集まるビルの中で、ネイルの施術を受けたいと考える人はあまりいません。より、リラックスできるムードやラグジュアリーな空間で、時間を過ごしたいと考える人の方が多いのではないでしょうか。

今回のまとめ

ネイルサロンにぴったりな物件を選ぶには、ターゲットとなる人物像を明確にし、通いやすい立地を探しましょう。コンセプトに合った、内装がしやすい物件かどうかもチェックすると、理想的な店にできます。落ち着ける環境であるかや、清潔感を維持しやすいかどうかも重要な要素です。近隣や同じビル内にどんなテナントがあるかも調査しておくとよいでしょう。女性が1人で通いやすいかどうかも考えて、選ぶことが大事です。

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