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2021.05.31

オフィス・事務所の風水「運気が上がる、会社の玄関の向き」とは

風水では、玄関(エントランス)は人でいうところの顔に当たる部分。そして、すべての気を中に招き入れる入口となるスペースです。建物全体の運気に大きく関わってくる要所として重視されており、それは住宅でもオフィスでも同じです。

運気が上がる玄関作りにはいくつかのポイントがありますが、今回は「向き(方角)」について見ていきましょう。

【目次】
1.オフィス・事務所の玄関におすすめの「運気が上がる向き」は?
2.一般的ではないものの、業種によってはおすすめの方角
3.今回のまとめ

オフィス・事務所の玄関におすすめの「運気が上がる向き」は?

風水では、それぞれの方角に意味があります。事業にあたって何を重視したいかによっても吉方は変わってきますが、ここでは一般的に運気が上がるとされている玄関の向きと、それぞれの方角におすすめの業種をご紹介します。

南東向きの玄関

南東向きの玄関は、一般住宅でも吉方とされている方角。事業用の建物としての観点からは、来客に恵まれやすい玄関と位置付けられていますので、飲食店、小売店、代理店、士業の事務所など、店舗や来店型のオフィスに適しています。
南東は香りと好相性の方角でもあるので、アロマディフューザーやインセンスなどで心地よい香りを漂わせるのもおすすめです。

南向きの玄関

風水の考え方に基づけば、旺気(良い気)は温かくカラッと乾いた場所に入ってきます。そのため、陽の良く当たる南向きの玄関は、広く吉とされています。
南は強いパワーを持ち、人気運や名誉運、芸術運などを司る方角ですので、華やかさや賑やかさ、個性などが鍵となる類の業種の会社には特に適しているといえるでしょう。

東向きの玄関

朝日が昇ってくる東は、新しい発想や企画などにつながる方角。新しい情報や人が入ってくるとされています。東向きの玄関は、新商品や新情報など鮮度の高い事物を扱う業種や新しい挑戦を続けるベンチャー企業などにぴったりでしょう。
東は音と好相性な方角でもあるので、きれいな音の鳴るドアチャイムなどをつけるのもおすすめです。

西向きの玄関

西はお金が流れ込んでくる方角とされており、西向きの玄関は金運に恵まれると考えられています。どんな業種でもお金は重要なので良い方角ですが、また一方で、お金が出ていきやすい方角であるともされているので、その点は注意しましょう。
ベンチャーキャピタルなど、積極的な投資で稼いでいく業種に向いていると言えるかもしれません。

一般的ではないものの、業種によってはおすすめの方角

上記でご紹介した向きは基本的にどの業種でも吉方ですが、一部の方角を向いた玄関は業種を選ぶようです。

北向きの玄関

北は、風水では人間関係に関する運気が下がりやすい方角とされています。
そのため、多くの来客で賑わうことが望まれる業種にはふさわしくないと言えます。どうしても北向きになってしまう場合は、明るく温かい印象になるように、採光や照明を工夫してみましょう。

しかし北は、静けさをイメージさせる方角でもあります。落ち着いて仕事に向き合う必要のある、研究室やアトリエなどにはむしろ適していると言えるでしょう。

北西向きの玄関

北西は一家の長や企業のトップなどを象徴する方角であると考えられています。
そんな北西を向いた玄関は、高品質な製品やサービスを扱う業種、本物志向を売りにする会社などに適しています。エントランスのデザインも、会社の雰囲気に合わせてみましょう。
一方で、安さや手軽さが特徴の商品・サービスを扱う店舗や会社にはあまり向きません。

今回のまとめ

運気が上がる玄関の向きで一般的なのは、南東、東、南、そして金運に恵まれるといわれる西です。北向きや北西向きの玄関も、業種によっては適していると言えるでしょう。
希望する向きを選べないことも多いでしょうが、明るく清潔にしていれば運気は上がっていきますよ。

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