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オフィス・事務所の風水「トイレや給湯室が汚いと運気が下がる」ってホント?
住居同様に、オフィス・事務所といった働く場でも風水が注目されています。中国では風水の考え方に基づいてビルが建築されるのも一般的だそうです。そんな風水の考え方のうちとりわけよく知られているのが「水回りが清潔でないと運気が下がってしまう」というものですよね。今回は、トイレや給湯室が汚いと運気が下がるというのは本当なのかについて考えていきましょう。
【目次】
1.水は風水の重要ポイント
2.心身の状態に影響する水回り
3.基本は「清潔で快適」
4.水回りが汚いと運気が下がるの?
5.今回のまとめ
水は風水の重要ポイント
水は、風水においてとても大事な要素です。「常にスムーズに流れている」ことを重視する風水では、空気やお金と同じように、水も淀んでいないことがその場全体の清らかさにつながると考えます。また、悪いエネルギー(凶)は水で流し去るとも考えられています。
そのような風水の考え方に基づけば、汚い水回りは、水で流し切れない悪いエネルギーが溜まってしまっている空間であるといえるでしょう。
心身の状態に影響する水回り
水が淀めば運気もまた停滞し、そこに暮らし活動する人の心身にも悪い影響が及ぶと風水では考えられています。実際、「運気」という考え方は意見の分かれるところかもしれませんが、水回りの清潔が保たれていない環境が健康を害しかねないことは確かといえるでしょう。
運気を「人の心身のありようがもたらす結果」であると捉えるならば、人を元気でやる気に溢れた状態に導くような清潔な水回りは運気の向上につながり、その逆もあるといえそうです。
基本は「清潔で快適」
平たく言えば、「気分良く過ごせる空間は良い気で満たされる」と考えるのが風水。清潔で快適な空間を実現できていれば運気アップを期待できるということです。
運気以前の話として、清掃が行き届いておらず汚れが目立ち、悪臭がするトイレや給湯室を日常的に利用していては、気分が滅入るのではないでしょうか。難しい話ではなく、単純に「清潔で快適な水回りがおすすめ」と考えればよさそうです。
風水では香りも良い運気を招くと考えますので、よく換気して悪臭を除いた上で、芳香剤などを使って心地よい香りをほのかに漂わせるのもよいでしょう。
水回りが汚いと運気が下がるの?
水回りを清潔にしてさえいれば運気が向上し業績がアップするというわけではありませんが、そこで働く社員の心持ちに良い影響を与えてくれます。
逆に、水回りが汚い職場で働く社員に対し、明るく前向きな気持ちで仕事に向き合うことを求めるのは無理があるでしょう。外からの目線でも、職場の水回り環境に難がある会社がグングン発展していくようには感じられないはずです。これは、清掃が行き届いておらず活気の感じられない薄暗い職場で、社員が気持ちを沈ませながら働いているような会社に明るい未来は感じられないという理屈とほぼ同じです。
そういった意味では、トイレや給湯室が汚い会社は運気が下がるといえるのではないでしょうか。
今回のまとめ
健康運にも金運にも、全体的な運気に影響するといわれる水回り。風水をどの程度参考にするかは人によりますが、風水以前の問題として、清潔感のない水回りは社員の士気や会社の印象に良くない影響を与えます。トイレや給湯室の清潔が保たれていない会社は運気が下がるという説は、そうした側面からは本当であるといってよいでしょう。
汚しているつもりはなくても、毎日使う中ですぐに汚れが溜まってしまうのが水回りです。きれいな水回り空間は社員の満足度向上にもつながりますので、こまめな清掃で清潔を保ちたいですね!