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2021.05.22

初めて事業を始める方が活用したいバーチャルオフィスとは


個人で小さく事業を始める場合でも、安全性や信頼性の観点からオフィスを持つべきか悩むこともあるでしょう。とはいえ、オフィスを所有するには様々な費用がかかります。また、個人事業ならば、オフィス全体を有効的に活用するのは難しいでしょう。そんなときに、大いに役立つのがバーチャルオフィスです。今回は、個人の事業に便利なバーチャルオフィスについて詳しく解説いたします。ぜひ最後までご覧ください。

【目次】
1.バーチャルオフィスとは
2.バーチャルオフィスの利用料金
3.バーチャルオフィスを利用するメリット・デメリット
4.今回のまとめ

バーチャルオフィスとは

バーチャルオフィスは、実際のオフィスを持たずに事業が行える仮想事務所サービスのことです。レンタルオフィスの延長線上で誕生したサービスであり、IT・WEB関連の事業や個人事業にマッチしたものとなっております。その詳細としては、実物のオフィスを持たずに、事業用の住所や連絡先のみを借りるといったサービス内容になります。利用できる事業種は限られますが、実物のオフィスを持たずとも法人登記が行えるほか、来客・電話・FAX・郵便物の受け取りなどにも対応することができるのです。特に、事業用の住所が利用できるという点は大きなメリットでしょう。例えば、特定商取引法で住所の公開が必要となるネットショップでも、自宅の代わりにバーチャルオフィスの住所を利用できます。ほかにも、レンタルオフィスとは異なり、費用を大きく削減できたりスペースを余らせてしまったりすることがない点も魅力の一つと言えます。

バーチャルオフィスの利用料金

バーチャルオフィスの利用料金は、実物のオフィスを要さない分レンタルオフィスよりも安くなります。具体的な料金はプラン内容に応じて異なり、概ね月々1,000円〜1万円ほどの料金が設定されるのが一般的です。1,000〜3,000円の料金帯は格安のプランとされ、法人登記が行えなかったり受付対応が付随していなかったりすることが多くなりますが、3,000〜7,000円のプランならば前記に加えて郵送転送や電話転送などがサービスに含まれます。さらに7,000円〜1万円のプランならば、電話代行や共用スペースの利用もサービスに組み込まれる形になります。もちろん、詳細なプラン内容は業者によって異なるため一概には言えません。とはいえ、レンタルオフィスの月々の利用料金は1〜15万円となっており、バーチャルオフィスはその中の最も安いプランに収まるほどの利用料金となることが多いのです。

バーチャルオフィスを利用するメリット・デメリット

バーチャルオフィスには様々な魅力がありましたが、実際に利用することにはどのような意味があるのでしょうか?ここでは、バーチャルオフィスのメリットとデメリットについてご紹介します。

顧客からの信頼が得やすくなる

バーチャルオフィスならば、都心の一等地の住所も手軽に利用することができます。一般の住宅の住所を公開するよりも、やはり周知される住所を持つほうが顧客からの信頼は得やすいでしょう。また、安全性を確保しつつ事業のブランディングにも繋げることができます。

ほかの会社と住所が重複してしまう

バーチャルオフィスの住所は、あらゆる会社に同時に利用される形になります。そのため、ほかの会社と所在地が被ってしまい、ネット検索などの際に違和感を覚えさせてしまうこともあります。場合によっては悪い印象を抱かれ、信用を損ねてしまう可能性も考えられます。

今回のまとめ

バーチャルオフィスは、小さく事業を始める際に便利なサービスです。上手く活用することで開業費用を大きく抑えられるほか、信頼度の向上に繋げられます。自宅を活動拠点としつつもオフィスを持ちたいという方は、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。

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