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2021.05.21

コンビニ跡地をオフィス・事務所として借りるメリット・デメリット


オフィスや事務所を借りるにあたって、事務所用の物件を借りるのではなくコンビニ跡地を利用するという方法もあります。居抜き物件として重宝されるとされるコンビニ跡地をオフィスに転用するにあたって知っておきたいメリットとデメリットについて解説します。

【目次】
1.コンビニ跡地をオフィス転用するメリットとは?
2.コンビニ跡地をオフィス転用するデメリットとは?
3.コンビニ跡地は人気物件
4.今回のまとめ

コンビニ跡地をオフィス転用するメリットとは?

コンビニ跡地をオフィスや事務所として転用するには4つのメリットがあります。

駐車スペースが多い

1つ目は、駐車スペースが多く確保できる点でしょう。従業員が通勤に使う自家用車や社用車、さらには来客用の駐車スペースにも使えます。そのため、別に駐車場を借りる必要がなく、その分経費削減につながるでしょう。

内装費用が抑えられる

2つ目は、内装費用の節約ができる点です。コンビニと使用されていた店舗は、ほぼスケルトン状態なので自由にレイアウトを決めることが可能なため、内装費用も撤去や解体がない分、安くあげることができます。

インフラが整備されている

3つ目は、インフラが整備されている点でしょう。コンビニ跡地は、電気や水道、ガスなどのインフラが整備されているので新しく工事などの依頼が不要です。オフィス利用であれば、ほとんどの場合そのまま利用ができるでしょう。

テナント料が交渉可能

4つ目は、テナント料が交渉できる点です。コンビニ跡地はたいていの場合、その後にコンビニが入る可能性はありません。閉店理由は、売上が振るわないということが多いため、同業種では同様の結果になると考えられてしまうためです。テナントを遊ばせたくないと考えるオーナー側からすると、条件を含め、テナント料の交渉に応じてくれやすいと考えられます。

コンビニ跡地をオフィス転用するデメリットとは?

続いて、コンビニ跡地をオフィスに転用するにあたって考えられるデメリットも知っておきましょう。

面積が決まっている

コンビニの店舗面積は、35~50坪程度のところがほとんどです。そのため、オフィスに勤めるスタッフ数が多い場合などは、手狭になってしまう可能性もあります。逆に、数人規模のオフィスであれば、少し広すぎることもあるでしょう。

立地条件が悪いことも

コンビニ跡地にもよりますが、立地条件が良くないこともあります。また、車の出入りがしづらいなどのデメリットを抱えていることもあるため、周辺の交通事情はしっかりと確認しておきたいものです。

ガラス張りなのでプライバシーに注意

コンビニはガラス張りになっているため、どうしても外から見えやすくなります。飲食店などのお店などであれば問題ないでしょう。しかし、業種によっては、プライバシーが守られにくいこともあるので、注意が必要です。別途、ブラインドなどを設置する必要があることから、内装費用がかさばる可能性もあるでしょう。

コンビニ跡地は人気物件

コンビニ跡地は、実は人気物件です。そのため、テナントとして売り出されると早々に埋まってしまう可能性も高いものです。特に、飲食店利用などに重宝されています。そのため、コンビニ跡地物件で残っているものは、立地の悪さや駐車場数が少ないなどの何かしらのマイナス面を持っている可能性があります。そのため、もしコンビニ跡地をオフィスにしたいと考えているのであれば、ひとまず不動産会社に声掛けをしておくといいでしょう。

今回のまとめ

人気のコンビニ跡地をオフィスや事務所として利用するのは、駐車スペースが豊富であることや内装工事がしやすいといったさまざまなメリットがある反面、デメリットもゼロではありません。オフィスの特性などと照らし合わせながら、最終的な費用も含めて検討することをおすすめします。

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