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2021.05.10

事務所・オフィス移転した取引先に送る花の種類は?


取引先が新しい事務所に移転したと聞いたら、取引先のさらなる発展を願い、お祝いの花を贈るのが一般的です。とはいえ、どんな種類の花を贈ればいいのか、また贈る花の値段の相場はどのくらいなのか、わからなくて困ってしまうかもしれません。
今回は、お祝いの花を贈るちょうどいいタイミングや、値段の相場、ふさわしい花の種類などをお伝えしていきます。花を贈るときに避けたほうがいいものもありますので、参考になさってください。

【目次】

1.お祝いの花を贈るタイミング
2.お祝いの花の種類は
3.花を贈るときに避けたほうがいいもの
4.今回のまとめ

お祝いの花を贈るタイミング

事務所移転する取引先にお祝いで花を贈りたいものの、いつ贈るのが適切なタイミングなのか迷ってしまうかもしれません。「移転当日に届くようにするのが喜ばれるだろう」と思うかもしれませんが、実は一般的なマナーとして、事務所の移転日当日に花を贈るのは避けたほうがいいでしょう。移転日当日は従業員も移転作業などに忙しく、事務所がバタバタしている可能性が高いからです。お祝い
の花を贈る一番いいタイミングは、移転翌日から二週間以内と言われています。先方の状況を確認してから送るようにしましょう。

お祝いの花の種類は

花には様々な種類がありますが、事務所移転をお祝いするのにもっとも適している花は胡蝶蘭になります。大きく美しい花弁が並ぶ様子が豪華で、その華やかな見た目がお祝いにぴったりです。
また、胡蝶蘭には「幸福が飛んで来る」という花言葉があり、鉢植えには「根付く」という意味があることから、縁起の良い贈り物とされています。胡蝶蘭は高級品として知られ、種類によっては2〜3ヶ月ほど枯れずに咲き続けるため、長い期間楽しむことができるのです。
胡蝶蘭の色は白を選ぶのが一般的ですが、白以外を選んではいけないというわけではありません。他にも薄いピンクや紫の胡蝶蘭があるので、取引先の新しいオフィスに合う上品なものを選ぶといいでしょう。

新しい事務所にふさわしい花を

胡蝶蘭は豪華でお祝いにふさわしい花ですが、ボリュームがあるので飾るのにスペースを取ります。そのため、新しいオフィスが狭い事務所だった場合、置き場所に困ってしまうかもしれません。もしスペース的に先方を困らせてしまうかもしれないと思ったら、胡蝶蘭ではなくアレンジメントや切り花にするといいでしょう。
また、花ではなく観葉植物を贈るのも一案です。観葉植物には花のような華やかさはないものの、インテリアとして枯れずに長く楽しめます。何か縁起の良い観葉植物を贈るといいでしょう。また、もし移転先の事務所の前に広いスペースがあるなら、スタンド花も喜ばれるかもしれません。

贈る花の値段の相場

花を贈るときの値段の相場は、その取引先がどのくらい重要かによって変わってきます。大切な取引先であれば、3〜5万円ほどの花を贈るのが一般的です。取引先ではあるものの、あまり重要ではない場合は1〜2万円が相場でしょう。決して相場通りの金額でなければいけないわけではありません。自分の贈りたい気持ちを優先して、相場以上のものを贈っても喜んで貰えるでしょう。

花を贈るときに避けたほうがいいもの

お祝いの花として避けたほうがいいものがあります。例えば、事務所移転のお祝いとして、赤い花はふさわしくありません。赤は赤字や火事を連想させるため、事務所の新しい門出には適さないのです。
また、香りが強すぎる花や花粉が落ちやすいものも避けたほうが無難と言えます。あっという間に枯れてしまうような、日持ちのしない花もやめておいた方がいいです。すぐ枯れる花は衰退をイメージさせるので、少なくとも一週間以上は持つ花を選ぶといいでしょう。

今回のまとめ

取引先の新しいスタートに、花を贈ってお祝いをするのは素敵な習慣と言えます。事務所の規模や関係性によって、ふさわしい花を贈りましょう。

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