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2021.04.28

賃貸オフィス・事務所を改装するにはどのような工事業者に頼むべきか


オフィス・事務所の改装は、事業において重要な役割を果たすものです。特に、内装のデザインは業務の生産性や集客力の向上に関わってきます。では、満足のいくデザインなど希望通りの改装を行うには、どのような工事業者に依頼すれば良いのでしょうか?今回は、賃貸オフィス・事務所の改装で頼むべき工事業者の選び方について解説いたします。ぜひ最後までご覧ください。

【目次】
1.賃貸オフィス・事務所を改装する工事業者の種類
2.賃貸オフィス・事務所の改装はどの工事業者に頼むべき?
3.居抜きの賃貸オフィス・事務所を選ぶのもあり
4.今回のまとめ

賃貸オフィス・事務所を改装する工事業者の種類

工事業者を選ぶにあたっては、まずは業者の種類を把握する必要があります。オフィス・事務所の工事業者には、主に以下の3つの種類が存在します。

内装業者

内装業者は、主に内装の施工のみを行う業者になります。そのため、設計やデザインに関わることが少なく、それらは事前に依頼者がある程度決めておくか、ほかの業者に依頼しておく必要があるのです。その点から、一方では費用が大きく抑えられますが、もう一方では返って費用が高くなってしまう懸念があります。

工務店

工務店は建物の内装工事をはじめ、建築やリフォームまでに対応できる業者になります。そのため、工務店では多くの場合で、内装工事の設計・デザイン・施工の全ての工程を担ってくれます。ただ、店舗によっては施工をメインとする場合もあるため、設計やデザインが好みの形にならない懸念もあります。

設計・デザイン業者

設計・デザイン業者は設計やデザインを主とし、施工には一切関わらないタイプの業者になります。別に内装業者への依頼が必要になりますが、より理想の内装に近づけた仕上がりにできます。デザイン性が高い点と内装業者が必要になる点で、費用はほかの工事業者に比べて高くなる傾向にあります。

賃貸オフィス・事務所の改装はどの工事業者に頼むべき?

どの工事業者を選ぶかは、自身の要望に応じて決めるのが良いでしょう。例えば、内装のデザインにこだわりたいのであれば設計・デザイン業者を選ぶのが適します。また、デザインにはこだわらず費用を抑えたいのであれば内装業者や工務店が望ましくなります。ただ、同じ業者でも、やはり詳細な部分は異なってくるものです。業者選びを間違えれば、最終的に希望通りのデザインにならなかったり、結局費用が高くなってしまったりする可能性もあります。そうならないためには、信頼できる業者をしっかり選定することが大切です。
なお、信頼できる業者であるか否かは、依頼者に寄り添った提案をしてくれるかという点で見分けられます。依頼者の要望を聞き入れずに、費用がかかるプランばかり提案してくるのであればまず疑うべきでしょう。そのほかにも、複数の業者から見積もりを発行してもらい、各費用が詳細で適正な価格であるかなどの点で判断するのも良いでしょう。

居抜きの賃貸オフィス・事務所を選ぶのもあり

内装にこだわりがなく、改装費用を大きく抑えたいという場合なら居抜きの賃貸オフィス・事務所を選ぶのもおすすめです。居抜きとは、前の借主が営業していたままの状態のオフィス・事務所のことです。すでに内装や什器・備品が整備されているため、大きく改装を行う必要がなく費用も抑えることができます。とはいえ、居抜き物件はそれほど多くはありません。そのため、オフィス・事務所の広さや構える場所が選べないといったデメリットも生じます。
また、前の借主の状態をそのまま引き継ぐことになるため、退居の際の原状回復義務も背負う形となってしまいます。これらの点が許容できるのであれば、改装の費用や手間を削減するという意味では良い手段となるでしょう。

今回のまとめ

オフィス・事務所に独自の改装を施すことにより、自社のブランディングなど様々な面での効果が期待できます。とはいえ、やはり会社それぞれに事情があるものです。あくまでも自社の事情を考慮し、無理のない範囲での改装を行うようにしましょう。

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