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これからリモートワークを始めるにあたり最低限必要な設備とは
コロナ渦によって加速したリモートワークを導入する企業は、雇用確保や従業員の柔軟な働き方の確保の意味合いもあり増加傾向にあります。しかし、これまでオフィスで仕事をしていた方が急にリモートワークを始める場合、何を準備すればいいのでしょうか?最低限必要な設備について解説します。
【目次】
1.リモートワークを始めたい!最低限必要な2つの設備とは
2.リモートワークでは作業環境も大事
3.リモートワークで気を付けたい2つのポイント
4.今回のまとめ
リモートワークを始めたい!最低限必要な2つの設備とは
リモートワークを始める際に必要となってくるのは、オフィスで行っていた業務と同様の環境を整えることです。ただし、企業とは違いコピー機やファックスといったOA機器までは必要ありません。最小限揃えたいのは以下の2つの設備です。
業務で使用するパソコン
まず1つ目はパソコンです。リモートワーク対応が可能な業種の多くが、その場に出向かなくてもできる仕事です。たとえば書類を作成したり、メールなどで連絡を取ったりする事務仕事などがこれにあたります。その際に欠かせないのが「パソコン」です。自宅で仕事をする場合は、ノートパソコンとマウスがあれば十分です。ただし、デザイン作成などの仕事であれば、デスクトップパソコンとディスプレイがあれば最適でしょう。なお、ウェブ会議などがある場合はカメラ付きのパソコンか、外付けのカメラも用意したいものです。
連絡手段となるインターネット環境
2つ目は「インターネット環境」です。最近では大抵の家庭でインターネット環境が整っていますが、独身世帯などであれば持ち合わせていないこともあるでしょう。また、インターネットを引いていても、月に〇時間までといった従量制プランに加入している場合は、見直しも必要かもしれません。可能であれば、Wi-Fi環境があればなお良しです。最近では、レンタル可能なポケットWi-Fiなどもありますので検討してください。
リモートワークでは作業環境も大事
リモートワークを行うためには、快適に仕事ができる作業環境の整備も大切です。2つのポイントをみていきましょう。
パソコン用のデスクと椅子はある?
1つ目はパソコン用のデスクと椅子です。床やソファでパソコン仕事を長時間するのは、肩こりや腰痛などが引き起こされがちです。体のことを考えると、安くてもパソコンが置ける机と椅子を用意しましょう。
オフィスソフトなどの準備
2つ目はオフィス系のソフトです。事務仕事の中では、エクセルやワードといったオフィスソフトがつきものです。互換ソフトを使用したり、グーグルドキュメントなどで対応したりできるのであれば購入の必要はないでしょう。
リモートワークで気を付けたい2つのポイント
リモートワークを行う上では、オフィスで仕事をする以上に気を付けるべき2つのポイントがあります。
セキュリティ対策を万全に
まず1つ目は、「セキュリティ対策」です。セキュリティ対策としてウイルスソフトなどを導入することや、ファイルなどの送信の際にはパスワードロックをかけるなど、情報漏洩に気を付けましょう。
PCの共有や紛失に注意
2つ目は、PCは家族で共有しているものは避けてください。家族が誤って仕事のファイルを別の人に送信してしまうといったリスクがあるためです。難しい場合は、リモートワーク期間のみは家族と共有しないことです。可能であれば、リモートワーク用のパソコンを持つのがベストです。
なお、会社から貸し出されている場合はもちろん、個人のPCであっても外作業をする場合などにPCの置き忘れに要注意。また、メモリースティックなどの扱いも慎重に行いましょう。
今回のまとめ
リモートワークは、パソコンとインターネット環境さえあれば可能です。ただし、セキュリティ対策や自身の体への負担を避けるためには、PCの取り扱いや作業環境も工夫することをおすすめします。