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オフィス・事務所が会社の業績に影響するって本当?
オフィスや事務所内の環境や雰囲気を意識したことはありますか?新型コロナウイルスの影響でオフィス需要が減少しているとはいえ、まだまだ業務を行うにあたって事務所は欠かせません。今回は、業務を行うオフィスや事務所と会社の業績の関係性について解説します。
【目次】
1.オフィス環境は仕事の質に影響する?
2.オフィス環境や事務所を改善すべき2つのポイント
3.オフィス環境改善で得られる3つのメリットとは?
4.今回のまとめ
オフィス環境は仕事の質に影響する?
オフィス環境は、ずばり社員の仕事の質に大きな影響を及ぼします。業務上でのノルマ達成などストレスを多く抱えがちな現代の仕事人にとって、「帰ってきたくなるオフィス環境」というのは非常に大切です。逆に、“事務所に戻ると気が滅入る…”といった感情を頂かせてしまうとどうでしょうか?仕事のモチベーションが低下し、仕事の質が下がる、しいては業績の悪化にもつながってくるのです。実際に、株式会社オカムラが行った調査によると、実に72%がオフィス環境は仕事に重要だと回答しています。
オフィス環境や事務所を改善すべき2つのポイント
オフィス環境の悪さといえば、動線であったり室内が暗かったりという実務的なマイナス点だけではありません。社員同士の交流のしやすさや、いかにリラックスして仕事ができるのかも重要となってきます。具体的に改善すべきポイントをご紹介しましょう。
コミュニケーションが取りやすいオフィス環境
従来の事務所といえば、デスクトップパソコンが目の前にあり、前にいる社員の顔が見えづらい状況が普通でした。さらに向こうの席の社員などの顔は全く見えず、それぞれの社員が独立しているようなオフィス環境も少なくありませんでした。
しかし、仕事をしていく上で誰かに相談したい、アドバイスをもらいたいといった場合に、別の人の顔が見える環境だとどうでしょうか?社員同士のコミュニケーションが取りやすくなるというメリットが生まれます。たとえば、自席を限定しないフリースペース制や共同スペースを充実させるというのも1つの方法です。
心地よさを感じられるオフィス環境
仕事に集中していると、ときにリフレッシュする時間も大切です。しかし、自席では仕事の資料が目に入り落ち着くことは難しいもの。また、限られたわずかなスペースでは閉鎖的で心地よさは得られません。
そこで、業務中であってもオンオフの切り替えができるような休憩室を設けることも大切です。男性社員のみならず女性社員の意見も聞きながら、明るく快適なリフレッシュルームを作るようにしましょう。また、各種資料や備品などがすぐに取りやすい場所に設置されていることも大切です。
オフィス環境改善で得られる3つのメリットとは?
オフィス環境を改善することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか?業績アップにも直結する3つのメリットをご紹介します。
仕事の効率アップ
まず1つ目は仕事の効率を上げられることです。過去の資料や実績を探すのに、時間を費やしてしまうということありませんか?共有の資料や備品などが分かりやすいところに整理されているだけで、無駄な時間が減り、仕事の効率は大幅に改善されるでしょう。
社員のストレス軽減
2つ目は社員のストレスが軽減できること。オフィス環境が整っていないことも、社員にとって大きなストレス要因となります。人間関係や仕事でのストレスだけでなく、オフィス環境が整うことでも、気持ちがリフレッシュされストレスが随分と軽減できるでしょう。
アイデアが生まれやすくなる
3つ目は、アイデアが生まれやすくなることです。仕事とは気持ちを一旦切り離せる、カフェや休憩室などを設けることで、視野が広くなり多角的にみられるようになるでしょう。
今回のまとめ
オフィスはただ仕事ができればいいという場所ではなく、社員が快適に過ごせる環境を提供するスペースでなくてはなりません。このことが社員のやる気や集中力を高め、業績アップにもつながってきます。自社のオフィス環境は社員から見て何点でしょうか?一度見直してみてください。